「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

しおり

2014-06-17 23:51:28 | きょうのできごと
図書館で借りた本を読んでいた。
どのくらい進んだのかな、半分くらい進んだのかな、と思って本の上の部分を見て、初めて紐のしおりがあったことに気づいた。
話題の本だったから今までかなり酷使されたんだろう、紐は少し短くなってしまっていて、本の下の部分にギリギリ届くか届かないくらいになっていた。

その紐しおりは、本の最後から6分の1くらいのところに挟まれていた。
…図書館の本だから当たり前なんだけど、うちの全く知らない、「この本を前に借りた人」の存在を、強く感じた。きっとその人の最後の休憩地点…ゲームで言うところの最終セーブポイントが、そこだったんだろう。最後はここから一気に読んで、そして、返却した…。
…そこまでは自分のしおりを挟んで使っていたけど、紐しおりもあれば普通に使う。でも、読むときには必ず、ページに挟んでいた紐しおりを外して背表紙の方へたらしてしまうので、こういう状態には絶対にならない。最後まで読んだら表紙の次のとこに挟むし。
なるとしたら、ここで本当に「止まってる」時だけ。
…前の人が、ここまで読んでやめたってことはきっとないだろう。ってことは、読んでる間はしおりを外さない方だったんだ。

私も「次の人が紐しおりをすぐ使えるように」とか考えてそうしてるわけじゃなくて、ホントに単なるクセなんだけど。
ああ、みんな色々なんだなあ…って、すごい思った。
その、全然知らない前の人は、この本を読んでどう思ったんだろうなあ…とかも考えた。
結構辛いシーンが多かったせいもあるのかな。


本、最近も結構借りて読んでるんだけど、ここに感想書けてないですね…。
村上さんのエッセイの感想書いてたら途中で全部消えちゃって心がボキッて折れたせいもありますけども。
あと、感想がまとまらない小説があったりして(それが上で書いてる本です…ってすごい逃避だなオイ!)。でもなんか書き残さないと…せっかく読んだんだし…。