夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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日本は、世界の大国から嫌われる・・!!  《初出2007.10.25.》

2008-05-31 16:43:06 | 時事【政治・経済】等
私は年金生活の四年生の身であり、
少しボケはじめ、政治に疎(うと)い私さえ、特に最近は憂いているひとりである。

昨夜、NHKのニュースを視聴していたら、
思わず赤面し、恥じてしまい下を向いてしまったのである。

アメリカのシーファー・駐日大使が、
インド洋に於ける海上自衛隊の給油活動の中断化の問題について、
『中断が実施した時は、
国際社会とテロリストに悪いメッセージを送ることになる。
日本は対テロから離脱する印象を与える』
と懸念をされていた。

私は日本は貿易大国として、世界の国々から多大な収益を上げ続け、
日本の国民は世界の人々から羨(うらや)むような豊かな生活を享受している。

国際協調の一環として、テロ対策に離脱した場合、
責務を放棄した日本は、世界の大国から険悪される、
と直感して、恥じたのである。

私は野党の議員の方々が、
日本の給油した油が、たとえアメリカ軍がイラク作戦に転用しても、
日本の国益を配慮すれば、ささいなことであると確信している。

敗戦後の日本は、アメリカの国益の総合施策の中で、
防衛はアメリカに頼り守って貰い、経済立国として躍進してきた事実からすれば、
真の日本の国益を考えれば、ささいな事であることは明白である。

今回の政局で給油問題で質疑応答の混迷を見ている限り、
日本の内外に重要課題が数多く山積している現在、
国家議員の諸氏は、真剣に日本の現状と将来の課題を懸案しているのか、
疑わしい限りである。

山積する難問を出来るだけ延期し、
単に表面上の大衆送迎ばかりの問題を国会質疑で時間を潰しているのは、
限りある貴重な時間の無駄であり、国家的な損出である。

国家議員は多大な特権と国民から信任され当選された身であるので、
少なくとも国民が安心して暮らせる総合施策で導く責務がある。

このようなことを考えていたら、浅い眠りとなって、
目覚めてしまったのである。

尚、給油が中断した場合、
日本は洞爺湖のサミットを辞退するのか、
或いはサミット期間中、日本の首相は下を向いたままなのかしら、
と余計なことを思っているのである。

世界の大国の中で、権利と責務は一体化であり、
責務を忘れた日本は、世界の国々から嫌われ、衰退の一歩になるかしら、
と憂いているのである。


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