昨夜、NHKのBS2で放映された『ローマ帝国の滅亡』を観たが、
結果として失望感がぬぐえない。
たまたま読売新聞のテレビ案内版を見ていた時、
『ローマ帝国の滅亡』に目が止まり、解説欄を読んだりしたのであった。
1964年。アメリカ(制作)。アレック・ギネス(主演)。
強大な勢力を誇ったローマ帝国を舞台に、
皇帝アウレリウスの死後、父の遺志に背いて帝位を継いだコモドゥスの暴政に
翻弄される恋人たちの運命を描く。
アンソニー・マン監督。
このように解説されていたのだった・・。
私は昨年より、作家・塩野七生・女史の『ローマ人の物語』などに導かれて、
ローマ史に関心をいだいていたので、
夜の9時から3時間の大作を観はじめた。
皇帝アウレリウス扮するアレック・ギネスと娘に扮するソフィア・ローレンで期待したが、
何より構成力が乏しく、私のつたない鑑賞暦からすれば三流の映画である。
ただ、北方の地の雪の降る中の皇帝葬儀、戦場の状景などは、
昨今の流行のCG(コンピュータ・グラフィック)より遥かに迫力があり、
あの頃の1960年代前後の映画製作は恵まれていた、と思ったりしていた。
このような映画であったので、私の心は途中からだらけてしまって、
このサイトの愛読する人々の投稿内容が気になり、
しばしば映画を観ながら、このサイトを見たりしていた。
有数な映画は、私の心を最後の『END』まで惹(ひ)きつけるので、
小説、随筆、映画を問わず構成力の大切さを改めて考えさせられた夜であった。
結果として失望感がぬぐえない。
たまたま読売新聞のテレビ案内版を見ていた時、
『ローマ帝国の滅亡』に目が止まり、解説欄を読んだりしたのであった。
1964年。アメリカ(制作)。アレック・ギネス(主演)。
強大な勢力を誇ったローマ帝国を舞台に、
皇帝アウレリウスの死後、父の遺志に背いて帝位を継いだコモドゥスの暴政に
翻弄される恋人たちの運命を描く。
アンソニー・マン監督。
このように解説されていたのだった・・。
私は昨年より、作家・塩野七生・女史の『ローマ人の物語』などに導かれて、
ローマ史に関心をいだいていたので、
夜の9時から3時間の大作を観はじめた。
皇帝アウレリウス扮するアレック・ギネスと娘に扮するソフィア・ローレンで期待したが、
何より構成力が乏しく、私のつたない鑑賞暦からすれば三流の映画である。
ただ、北方の地の雪の降る中の皇帝葬儀、戦場の状景などは、
昨今の流行のCG(コンピュータ・グラフィック)より遥かに迫力があり、
あの頃の1960年代前後の映画製作は恵まれていた、と思ったりしていた。
このような映画であったので、私の心は途中からだらけてしまって、
このサイトの愛読する人々の投稿内容が気になり、
しばしば映画を観ながら、このサイトを見たりしていた。
有数な映画は、私の心を最後の『END』まで惹(ひ)きつけるので、
小説、随筆、映画を問わず構成力の大切さを改めて考えさせられた夜であった。