夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

デュラン・れい子・著の『一度も植民地になったことがない日本』《初出2007.10.12.》

2008-05-31 14:54:07 | 読書、小説・随筆
先程、一冊の文庫新書を読み終えた・・。

デュラン・れい子・著作の『一度も植民地になったことがない日本』(講談社+α新書)であるが、
このことについての初心の思いは、
9月9日の投稿で『読んで見たくなる文庫新書の一冊・・♪』で綴っているのであるので、
省略する。

本屋の店頭在庫に無く、やむえず注文予約して、
入手した本の一冊であった。

最初、読み出した所、政治色の薄い内容であったので、
10数ページ読んだ後、中断した。

他に読みたい本もあり、その上に月刊誌の最新号などがあったので、
本日の午後のひとときで読了した。

著作者のデュラン・れい子・女史には、
無知であったが、大手の広告会社で活躍されて、スウェーデン人と結婚されて、
ヨーロッパの各国に長年住みながら、版画家としても実績を上げられている女史と知った。

こうした女史のヨーロッパの人々と交流して、
生活の風習、文化の違いをユーモアーを交えて、
日本との考え方、ヨーロッパのイギリス、フランス、イタリア、オランダ人などの思考、言動を描かれている。

私はヨーロッパは未知の世界であるが、
異国の人々の言動には、ときには微笑し、
我が日本の子供のしつけ、サラリーマンの様子などは苦笑させられたりした。

こうした異国人からの日本に対する視線は、
年を重ねた年金生活の私でも謙虚に学んだりしている。

なぜならば、水と緑の豊かな惑星は、日本だけのひとりよがりの思いでは、
それぞれの国の怜悧な国益の中でも、
たえず共存という国際協調のテーマが求められているからである。





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