私が小学二年で、昭和27年の晩秋の時だった。
通学の途中、遠い親戚のお姉さんに逢い、駅前まで一緒に行くことになった。
お姉さんは、スカーフを首に巻きつけて、
ワンピース、そしてハイヒールを履いて、
子供心に《かっこいいお姉さん・・》と感じた。
『お姉さん・・XX短期大学の二年生になったのょ・・』
と言った。
『ほんとぉ・・』
と私は答えた。
駅前でお姉さんと別れ、小学校の校門に向かった時、
《お姉さん・・短気な人に見えねぇ・・
けど・・女の人って・・分からないょ・・》
と私はつぶやいた。
☆このサイトに昨年の一月に投稿した原文を加筆した☆
通学の途中、遠い親戚のお姉さんに逢い、駅前まで一緒に行くことになった。
お姉さんは、スカーフを首に巻きつけて、
ワンピース、そしてハイヒールを履いて、
子供心に《かっこいいお姉さん・・》と感じた。
『お姉さん・・XX短期大学の二年生になったのょ・・』
と言った。
『ほんとぉ・・』
と私は答えた。
駅前でお姉さんと別れ、小学校の校門に向かった時、
《お姉さん・・短気な人に見えねぇ・・
けど・・女の人って・・分からないょ・・》
と私はつぶやいた。
☆このサイトに昨年の一月に投稿した原文を加筆した☆