先程、ときおり愛読している【 マネーポストWEB 】を見ている中で、
『 「値上げはこれからが本番」
輸入品より国産品、パンより米で家計を守る 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
こうした中、我が家の生計は原則として、
私たち夫婦は、お互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている。
そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、丸17年間半を過ごしてきた・・。
こうした中、我が家の平素の買い物に関して、年金生活を始めた当初より、
私は自主宣言をして、家内から依頼された品を求めて、
殆ど毎日のようにスーパー、専門店に独りで行っている買物メール老ボーイとなっている。
しかしながら一昨年の2月に新ウィルスコロナの烈風後は、
感染が怖くて、『三密(密集、密接、密閉)』に伴い、
3日に一度ぐらいに集約して、素早く店内の品を確認し、買物をしている・・。
私はある民間会社に35年近く奮戦して2004年〈平成16年〉の秋に定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めたりした・・。
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。
そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
平素の買物専任者を自主宣言したりした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/6a/4d3170c368c06f0cbccaa5af209625da.jpg)
我が家の平素は、3日に一度は、
朝食後に家内は、いつものように新聞に添付されているスーパーのチラシを見た後、
赤のサインペンで丸印を付けたりする・・。
やがて私は手渡されて、赤丸が付いたのが本日の買物の対象品であり、
そして私が店内で魅せられた品を追加するのが、我が家の鉄則となっている。
スーパー、コンビニ、専門店のドラック・ストアー、そして本屋に立ち寄って買い求めたりしている。
こうした中、買い物をしたりすると、テレビ、新聞などで報じられている、
多岐に及ぶ『値上げ』に、何かと世間の事情にうとい私でも、実感させられている・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/15/8614797223486db91e2e1257bb4c978f.jpg)
こうした真情の私は、今回の《・・値上げは・・これからが本番・・》、
どのようになるのょ・・と思いながら記事を読んでしまった。
この記事は、『女性セブン』の2022年5月26日号に掲載された記事で、
関連の【 マネーポストWEB 】の『家計』に於いて、5月12日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。
《・・ 値上げラッシュは、加速するばかり。
今後もますますその傾向に拍車がかかり、
一世帯あたり年間で、5万~8万円の支出増になるともいわれている。
こんな家計の緊急事態にどう対応すればいいのか。
「実はこれからが本番」と、経済ジャーナリストの荻原博子さんは語る。
「これまでの値上げに、ウクライナ侵攻と円安の影響は、ほとんど含まれていません。
今後、その影響がさらに広範囲に及び、深刻化することが考えられます」(荻原さん・以下同)
食品から電気代、高速料金まで、すでに多くが値上がりしている印象だが、
最も顕著なのが、世界的な穀物価格の上昇だ。
とりわけ小麦は、ここ数年、上がり続けている。
日本の小麦の食料自給率(カロリーベースによる試算)は15%しかなく、ほとんどが輸入。
この1年半のうちに、5割近くも値上がりした。
「主な原因は、北米の高温・乾燥による不作や、
オーストラリア産の品質があまりよくなかったこと、
コロナ禍でコンテナでの輸送が停滞し、輸送費も上がったことです。
昨年は、ロシアやウクライナは結構豊作だったので、
世界的には価格を抑えることができていましたが、両者の戦争でこれからは期待できません。
次回10月期の政府売渡価格の値上げも必至で、
来年の正月明けには、小麦粉製品の価格が、いまの2倍近くになっているかもしれません」
外食チェーンの『松屋』や『餃子の王将』は、
原材料価格の高騰に円安などの影響も加わり、5月からの値上げに踏み切った。
原材料に加えて、容器や物流費が原因で、
ペットボトル飲料までもが値上げされるなど、影響が波及しているのだ。
「推し活」の必需品・うちわも値上がりする。
原油高によるプラスチック原材料の高騰が主な理由だ。
何をするにも以前より、お金がかかるようになったいま、
家計を破綻させずに乗り切るために、何ができるのだろう。
パンは1月に値上がりしたが、7月からさらに平均で8%も値上げされる。
一方、米の価格は安定、むしろ値下がりしている。
「昨年が豊作だったことに加え、消費者の米離れ、
おまけに新型コロナの影響で、外食産業が不振で在庫が余っている状態です。
主食は米を食べた方がいい」と、荻原さんは力説する。