今朝、配達された12月22日の読売新聞の朝刊を見たりしている中で、
恒例の『くらし/家庭』欄を読んだりした・・。
そして『 冬の乾燥「かくれ脱水」注意 』と見出しされて、
副題に『 血栓できやすく 脳梗塞や心筋梗塞リスク 』と明示されていた。
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
もとより脳梗塞や心筋梗塞などには遭遇したくないので、どのようなことですか、
と思いながら記事を精読してしまった。
この記事は、読売新聞の福島憲佑・記者が綴られた記事であり、
私は読売新聞を48年ばかり購読しているよしみに甘えて、
無断ながら記事を転記させて頂く。
《・・冬の乾燥「かくれ脱水」注意 ~血栓できやすく 脳梗塞や心筋梗塞リスク~
乾燥する冬は、気づかないうちに体から水分が失われ、
脱水症の前段階「かくれ脱水」になりやすい。
脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞が発症するリスクの一つとも考えられ、専門家は注意を呼びかけている。
済生会横浜市東部病院患者支援センター長の谷口英喜さんは、医療関係者で
つくるグループ「教えて!『かくれ脱水』委員会」の副委員長を務める。
かくれ脱水への注意を呼びかけるポスターを診察室に掲示し、
「体の水分は、気付かないうちに不足しがち。こまめな水分補給を心掛けましょう」と患者に説明する。
谷口さんによると、脱水症は体重の2~3%の水分が失われた状態を指すが、
かくれ脱水では1%。
体内の水分は、汗のほか、皮膚からの蒸発などにより無意識のうちに失われ、
乾燥する冬は、この傾向が強まる。
暖房の使用で、屋外より湿度が10~20%低くなる室内では、さらに水分は失われやすい。
住宅の気密性向上により、外気を取り込んで、加湿する機会も減る。
冬場は、夏よりものどの渇きを感じにくく、水分を積極的に取らない人も多い。
気象庁によると、2017年に東京で観測した月別の平均湿度は、
8月の83%に対し、12月は56%。
最も低い2月で49%だった。
谷口さんは
「乾燥が進んで、体内から水分が出てしまうと、血液が濃くドロドロの状態になり、
血栓ができやすくなる。
血管に血栓が詰まると、脳梗塞や心筋梗塞につながる」と話す。
就寝中は、水分を取らない一方で、汗をかくため、脳梗塞は冬の明け方に起こりやすいという。
特に気を付けたいのは、のどの渇きを自覚しにくく、
トイレが近くなることを気にして、水分を控える高齢者だ。
かくれ脱水の予防には、意識的な水分摂取が欠かせない。
「コップ1杯でもいい。食事ごとに水分を取りましょう」と谷口さん。
加湿器で、皮膚などからの水分の蒸発を抑えるのも有効という。・・》
この記事には今回の済生会横浜市東部病院患者支援センター長の谷口英喜さんが作成された、
『かくれ脱水の見つけ方』が掲載されていた。
転記させて頂くと、下記のように明記されていた。
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『かくれ脱水の見つけ方』
☆皮膚がかさつき、つやがない。
皮膚がボロボロと落ちる。
☆口の中が粘つく。
つばが少なく、ゴクンとのみ込めないこともある。
☆便秘になった。
便秘薬を使う頻度が増えた。
☆皮膚の張りががなくなり、手の甲をつまみ上げて離した後、跡が3秒以上も残る。
☆足のすねがむくむ。
靴下のゴムの跡が10分以上残る。
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そして大きめのマグカップにインスタント・コーヒーを淹れて、お盆にのせて、
居間に運び、日中は幾たびかお替りして、こよなく愛飲しているひとりである。
何かしら部屋の室内が乾燥すると、風邪がひきやすい、と学んできたので、
もとより風邪をひくと、ささやかな日常生活に多少なり支障がきたすので、煎茶など 私は、お寿司屋さんから頂いた大きな湯呑茶碗のふたつに煎茶を淹れて、
このように過ごしている私は、何とか『かくれ脱水』には、ならないで済むかしら、
と微苦笑をしたりした。
もとより脳梗塞や心筋梗塞などになってしまった時は、
ささやかな日常の生活に束縛されるし、万一、悪化した時は命に係わることだし、
勘弁して欲しい・・と願ったりしている。