夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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「終活年賀状」じわじわ広がる時代が到来、高齢者の私は学び、やがていつの日にか・・。

2018-12-05 15:25:37 | ささやかな古稀からの思い
先程、『 Yahoo! JAPAN 』の『ライフ』コーナーの記事を読んでいる中、
『 年賀状を出すのは今年で最後!?
          「終活年賀状」じわじわ広がる 』と見出しされた記事を見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
確か小学校に入学して以来、年賀状は友人、知人に書いてきた。
やがて25歳に民間会社に中途入社して、会社の上司、同僚など、そして親戚の御方に出してきた。

この後、2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、多々の理由で年金生活を始めて、
これまでの人生航路で、色々と御世話になった御方・・相変わらず出している。

たとえは会社時代の上司には、何かと一般常識に欠けていた私を社会人として通用するように、
そして企業戦士になれるように鍛えて下さった感謝の念から、書いている。

或いは会社関係で知り合った知人には、同じ業界で共に時代を過ごし、
この後のお互いのセカンドライフの状況を報告するように、書いたりしてきた。

もとより兄妹、親戚の御方にも、これまでの人生航路に感謝しながら、
毎年書いたりしてきた・・。

              

こうした中、今年の平成30年の年賀状を頂いた中、会社時代の上司の中のある御方より、
新年のあいさつ文の後半に
《・・昨年後期高齢者のお仲間入りをしました
   人生の一区切りをつけたいと思います
   大変勝手ですが新年の賀状ご挨拶は
   来年から失礼させて頂きたくお許し下さい
   これまでのご厚誼を深く感謝申し上げます・・》

このように賀状を頂き、やはりこれからの御歳を召されることを配慮されて、
このような文面になった、と私は深く考えされられた。

このような深情を秘めてきた私は、《 ・・「終活年賀状」じわじわ広がる・・》状況を学びたく、
記事を精読してしまった・・。

この記事は、公式サイトの【 LIMO(リーモ) 】が2018年12月5日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

              

《・・年の暮れも近づき、テレビでは年賀状に関するCMが流れる季節となりましたね。
2019年用の年賀はがきの引き受け開始は、12月15日(土)からですが、
気の早い人だと「もう投函する準備はできている」という状態かもしれません。


一方で、年賀状の発行枚数は、ピークだった2003年の約44億6000万枚と比べると、
2018年用(2017年発行)の発行枚数は、約29億7800万枚と実に3分の2まで減少。

ピークを迎えた後も、2006年から2008年にかけては若干、枚数が伸びたりもしたのですが、
それ以降は継続的に低下しており、年賀状を書く人は年々、確実に減ってきています。


そんな中、最近、「終活年賀状」というものが話題となっています。
これはいったいどんなものなのでしょうか? 


☆「終活年賀状」とは

終活年賀状とは、「年賀状を今年限りで辞退する」
という旨の文章を書いた年賀状のことです。

「終活」とは、ご存じの人も多いと思いますが「自分の人生の終わりに向けての活動」のことで、
もともと、そうした終活の一環、身辺整理の一つとして
「年賀状を出すのをやめる」ということは行われていたようです。


そうした中、ここ最近になって、「最後の年賀状宣言」を行うことが
「終活年賀状」「年賀状じまい」などと呼ばれるようになりました。

実際のところ「終活していることを知らせる年賀状」、「終活の一環としてもう年賀状を出さないという通知」というより、
ほとんどは単に「年賀状を出すのは、今年で最後だという通知」なので、
ネーミングとしては、「終活年賀状」よりも、
「年賀状じまい」(あるいは「年賀状終活」など)のほうが適切のような気がしますが・・・。

              

ともあれ、年賀状を出すのをやめるだけでなく、その旨を宣言した年賀状を出すのには、
「出さない理由を理解してもらいたい」
「これまでの年賀状のやり取りへのお礼はきちんと言いたい」
「急に年賀状を出さないことで心配をかけたくない」
といった理由が挙げられ、それまでの送り相手に誠実であろうとして生まれたもののようです。

驚いたことに、「年賀状を今年いっぱいでやめたい人」向けの文例集が、
年賀状の外注業者のサイトに載っていたりもします。

ある意味で自殺行為とも言えるのですが、ヤケになっているのか、
あるいは「最期を迎える客」からも、きっちり稼いでおこうということなのでしょうか。


☆高齢化だけが理由じゃない 年賀状の「終活」

加えて、こうした文例をまとめた記事が、ほかにもネット上に多くあることから、
一定のニーズの盛り上がりがあることもうかがえます。

また、高齢になった親の年賀状を書いている人が、
「親の分までつくるのは、疲れてしまった」と終活年賀状を選択することもあるようです。


しかし、終活年賀状は、いまや高齢者にとどまらず、
40代のような終活とはあまり縁のない世代にまで広がっています。


「義理で年賀状を書いていたし、面倒なのでやめたい」、
「一度、人間関係を整理したい」といった理由から、
そもそも年賀状を書くのをやめたいとずっと思っていた人は、数多いのではないかと考えられます。

一方で、「自分は書いていないのに、誰かから年賀状が送られてくると申し訳なくなる」、
「相手に気を遣わせたくない」という気持ちもあることから、
あらためて「年賀状の終了宣言」を行うことを選ぶ人が多いようです。

              

☆終活年賀状への賛否の声

ネットでは、こうした年賀状の「終活」に対して、
「合理的だし自分もそうしたい」
「形骸化した年賀状のやり取りを続けるよりは良さそう」
と賛同する声がある一方で、

「正月早々、縁切り状をもらうのは不快」
「寂しい気持ちになるので、せめて寒中見舞いとして送ってほしい」
「フェードアウトのほうがいい」
とあまりよく思わない人も多くいます。

確かに、誠実な気持ちで送られたものだとしても、
そういう文面を受け取るのが嬉しいかといえば、微妙なところではありますね。


☆SNSやメールは年賀状に取って代わる?

昔と比べてコミュニケーション手段が格段に発達し、
知り合いと連絡をたまに取っていたり、SNSで近況をよく知っていたりすることも多い今となっては、
「日ごろから連絡を取るような仲の人に対しては、年賀状の必要性を感じない」という人もいます。

また、「年賀状を書くことに追われず、年末をゆったりと過ごしたい」、
「気持ちの問題だから、形式は問わないはず」と、
年賀状よりも手軽なメールやSNSで年始の挨拶をする人が、若者を中心に増え続けていることは確かです。


高齢化だけでなく、さまざまな理由から行われている年賀状の「終活」。
来年、再来年と、広がりを見せていくのかもしれません。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

              

記事を読み終えた後、私は溜息をしたりした。

昨今、健康上の問題で日常生活が制限されずに、行動できる健康寿命は、
男性72.14歳、女性74.79歳と学んできた。

そして平均寿命と健康寿命との差は、男性8.84 年、女性12.35 年
(厚生労働省平成30年「健康日本21推進専門員会」資料)、と公表されている。

 
そして亡くなるまでの日常生活に制限されるこの期間、
それぞれ多くの御方が自助努力をされ、何とか人に頼よる介護・要の期間をできる限りないように願い、
平均寿命=健康寿命を目標に、日々を過ごされている御方が多いと思われる。

その上、高齢者自身の意欲と医療の更なる向上で、平均寿命が数年伸びる中、
多くの御方が心身溌溂とした晩年期を願い、私自身も念願したりしている。

こうした中で介護の身となって、自身の生活も多くの御方の助力で、
生活をされている御方も数多くいるのが、無念ながら現実となっている。

このような介護・要となってしまった時は、たとえ意欲があっても、年賀状も
ままならないと思ったりしている。

今回、年賀状を出すか、出さないか、たとえ御若い方でも、ご自身の意思であり、
ただ私は心の礼節の感謝の念として、いつの日にか介護・要となるまでは、
つたないなりに年賀状を書くだろう・・と思ったりしている。


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