夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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シニアこそ「LINE」のすすめ 得られるメリット、こっそりと時代遅れの私は学び、やがて微苦笑して・・。

2018-12-04 14:32:00 | ささやかな古稀からの思い

先程、朝日新聞社系の基幹サイト【AERA dot.】を見ている中、
【 シニアこそ「LINE」のすすめ 得られるメリットは?  】と見出しを見てしまった。
 

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、我が家はインターネットに関して、固定回線の光ファイバーの『フレッツ』を頼りに、
私は据え置き型のパソコンを利用している。

そして私は恥ずかしながらガラケーと称される携帯電話、
ましてスマホと省略されているスマートフォンも使えなく、
家内だけは、遅ればせながら一昨年の春以来、携帯電話を買い求めて利用している。

我が家は長らく固定据え置きの電話であり、家内の母が遠方で独り住まいをしていて、
ときおり家内は、介護で行ったりしている以外は、
家内は家内の安否を確認する為に、毎晩10数年長らく電話してきた。              

やがて私たち夫婦が買い物に行ったり、ときには国内旅行をしているが、
この間、家内の母との間で緊急の連絡が必要とされたことを配慮して、
やむなく家内は携帯電話を利用している。

ここ5年ぐらい殆どの御方はスマホを活用している時代、世の時流から取り残された私は、
今回の標題の『 シニアこそ「LINE」のすすめ ・・』、
どのようなことなの・・と思いながら記事を精読してしまった。

この記事の原文は、『週刊朝日』の山内リカさんが綴られた記事で、
週刊朝日』の2018年12月7日号に掲載された記事のひとつであり、
関連のネットの【AERA dot.】に12月4日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。

              


《・・
スマートフォンは持っていても、電話やショートメッセージしか使っていない。
そんな人に薦めたいのが、無料通信アプリ「LINE(ライン)」。

家族や友人と連絡を取りやすくなり、シニアの孤立を解消する手段としても、注目されています。
高齢者こそLINEぐらいやりましょう。


【グラフを見る】LINEの利用率はこちら


シニア向けにスマホサロンを開いているシニア情報生活アドバイザーの三好みどりさん(65歳)。
「ITが苦手だという方でも、LINEぐらい使えるようになってほしい」。
こう訴えるのは、自分のこんな体験があるからだ。


今から2年半前に起きた熊本地震
最大震度7を2回観測し、大きな被害が出た。

三好さんは震源地近くに住む弟家族に、連絡を取ろうとしたが、
家の電話も携帯電話もつながらない。

唯一連絡が取れたのが、LINEで“友だち”になっていためいだった。
親族の安否がわかり、三好さんから支援情報を送ることもできた。


「LINEは、災害時に電話回線が混雑していてもつながりやすい。
いざという時に役立つので、みんなに活用してもらいたいんです」

              

スマホサロンでは、興味を示すシニアが予想以上に多い。
メッセージだけでなく、写真や動画をやりとりでき、無料電話をかけられることも評価されている。


「孫の写真や動画を見たい、写真を送りたいというのがきっかけですね。
最近では同窓会で久々に会った旧友とのコミュニケーションツールや、
友人との旅行計画に使いたいからといった理由で、操作方法を覚える人もいます」(三好さん)


総務省の調査によると、シニアの「LINE利用率」は年々増えている。
50代は7割近く、60代は約4割が使っており、もはや若者だけのものではない。


一方で、「使い方が難しい」、「試しに始めてみたら、変なメッセージが出てきて困った」
という人もいるだろう。

対策として三好さんはこう助言する。

「大きなポイントは二つ。
一つ目は、友だち自動追加を選択しないこと。
二つ目は、LINEのIDは登録せず、QRコードで友だちとつながることです」

              

使い始めるには、自分のスマホにLINEのアプリを入れ、いくつか「設定」する必要がある。

そこで重要になるのが「友だち」画面のなかにある「友だち自動追加」という項目。
スマホの電話番号やメールアドレスが、自動的にLINE側に送られ、
その人たちを“友だち”にしてしまうシステムだ。

あまり親しくない人とも、友だちになってしまう恐れがあるため、オフにしておこう。


「誤った操作で友だちになってしまったときは、
後からブロックすることもできます」(同)


「LINE ID」は、友達を追加するための識別記号。
便利だがIDが流出すると、知らない人から勧誘のメッセージなどが送られてくる恐れも。

IDなしでも、LINEは使えるので、初心者は登録しないほうが賢明だ
(IDは設定の「プロフィール」画面にある)。


友だちになるには、LINEのQRコードを表示してもらい、スマホで読み取ればいい。
この方法だと直接会う人としか、つながれないように思えるが、
メールなどでQRコードを送れば、離れている人とも友だちになれる。


LINEが、普通のメールやショートメッセージと違うのは、
相手がメッセージを読んだら、「既読」の表示がされるところだ。
メッセージの代わりに「スタンプ」を押す機能もある。


「スタンプは、無料と有料(200円前後)のものがあって、
無料は企業のコマーシャルなどを兼ねているので条件があります。
シニアも可愛いスタンプを友人同士で共有して、結構楽しんでいます」(同)


無料通話もできるので、スマホの“かけ放題”をやめた人もいるという。

              

LINEやフェイスブックなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は、
シニアを精神面で支える手段としても期待されている。


シニアの社会参加について研究する東京都健康長寿医療センター研究所の桜井良太研究員は、
「若い人を対象にした海外の研究ですが、
SNSで自己主張できる人ほど精神的健康度が高いことがわかっています」と話す。


同研究所の野中久美子研究員は、
地域の社会活動にSNSを使うことを模索している。

その中で、興味深い発見をした。

「シニアは顔の見える関係にある人と、SNSでつながるように見受けられます」

研究の一環として東京都や川崎市などで多世代カフェを開いたところ、こんな光景が見られた。
育児中の母親が、シニアに育児などの相談をする一方で、
シニアは、母親にスマホの使い方を教わっていたのだ。


「こうしたことを機に、地域の人たちがSNSでつながることができれば、
シニアが買い物をお願いしたり、反対に若い人の相談にのってあげたりと、
助け合うことができるのではないでしょうか」(野中さん)


              

誰かにスマホの使い方を教えてもらいたいけれど、忙しい家族には聞きにくい。
多世代カフェのように若い世代と知り合うきっかけがない場合は、
シニア向けのスマホ教室に通うのも手だ。

前出の三好さんはこう呼びかける。

「同じことを何回繰り返し質問しても、インストラクターが丁寧に教えてくれます。
同じ悩みを持つ人が一緒に学んでいることも、安心感につながります」


83歳のデジタルクリエーター、若宮正子さんは、
LINEなどのトラブル防止策として、不安や疑問があったら、
ボタンやリンク先を押さず、“スクリーンショット”で画面を残すことを勧める。


「あとで詳しい人に、その画面を見せれば、安全かどうか確かめることができます。
スクリーンショットのやり方は、機種によって違うので、聞いておきましょう」


              

製薬会社のバイエル薬品が、約1600人の65歳以上に実施したネット調査では、
「豊かな生活ができるお金があること」、「自分らしく仕事やボランティアをすること」よりも、
「家族や周囲の人と、精神的なつながりが実感できること」、「家族や周囲の人と話すこと」を重視するシニアが多かった。


病気やケガなどで外出ができないときに、LINEでメッセージをやりとりすれば、
不安や心細さが解消できる。

介護が必要になったら、家族やケアマネジャーらと連絡を取り合うツールにもなる。
いま操作方法を覚えておけば、将来さまざまな困りごとを解決できる手段になるかもしれない。


やっぱり、LINEぐらい始めておこう。》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
              

過ぎし年の1998年(平成10年)の当時の私は、音楽業界のあるレコード会社の営業本部に勤めていたが、
この少し前の年の頃から、若手の20、30代の世代が携帯電話を使い始めていたが、
50代の私たちも、いずれは携帯電話を利用しなければ、と思ったりしていた。

この数年前の頃から音楽業界はリストラの烈風となり、
私は1999年(平成11年)の初春に、各レコード会社が音楽商品の物流を委託している会社に出向となった。

勤務した職場は、音楽のCD、DVDなどの商品をソフトの販売店に出荷、返品など取り扱う商品センターで、
私を含めた管理の正社員の5名の基で、契約・パート社員の男女120名前後で対応した。

こうした中、音楽のCD、DVDなどの商品棚が並ぶフロアは、東京ドームより広い商品センターで、
連絡事項などはマイクを通して拡声器、もしくは電話などで通達し、
携帯電話も要求されない現場で奮闘し、
この出向先で5年半ばかり勤め、2004年(平成16年)の秋に定年退職時を迎えた。
         
この間の世の中は、多くの方が携帯電話が愛用する時代となったが、
私は定年後の年金生活の中で、何かの機会で覚えればよい、と思ったりしていた・・。

しかしながら私は、携帯電話、やがてスマホにも興味がなく、今日まで至っている・・。

              
           
この間、1995年(平成7年)の頃から、世の中は携帯電話が普及し始めた中、
電子メールを打ち込んでいる若き男女を見かけたりしてきた。
私はあのような小さく、わずかなキーを変換させて、よく入力できるなぁ、と感心したりした。

その後に、多くの50、60代の女性も、たどたどしい指先で、この携帯電話に
メールを打ち込んでいる情況を私は見かけたりすると、微苦笑を重ねてきた・・。                       

昨今は殆ど御方は、携帯電話、或いはスマホを活用されている。

私たちは子供もいなく、まして孫もいないので、緊急に連絡するような状況もなく、
自宅にある固定電話で要件は済ませている。

そして一昨年の春、遅ればせながら家内専用の携帯電話を買い求めたのは、
家内の母は後期高齢者なので、安否などで、万一緊急連絡を要する為であったりした。

或いは私たち夫婦は、ときおり国内旅行をしたりしているので、
万一、私たち一族の不幸で緊急連絡を要する為に、所有しているだけである。

こうした以外は、現世はあふれる情報の社会の中、働くことを卒業した私は、
自宅にパソコンがあれば充分と思い、ここ丸14年の年金生活を過ごしてきた。            

しかしながら私たち夫婦は、ここ数年、世の中にQRコードが普及して、
我が家は使えないなぁ・・と戸惑ったりしてきた。

たとえば国内旅行で飛行機に搭乗手続きをする時などは、QRコードを表示しているが、
どのような情報が入っているか分からず、大いに戸惑ってきた。

              

今回の記事、遅ればせながらスマホの「LINE」の活用を初めて知り、多々教示された。

年金生活の私としては、情報があふれ過ぎていると思っているので、
わざわざこれ以上の情報入手は、不必要と思い、
たとえ無料でスマホを頂いても、活用することはないよなぁ・・と思ったりしている。

しかしながら、いつの日にかボケないまでに、スマホのGPS機能で、
居場所がすぐ分かる安心の目印として、やはりスマホは必要だよねぇ・・と微苦笑したりしている。

こうした中で、今は友人、知人とは、固定電話、或いはパソコンの電子メールで連絡し合っているが、
いずれは「LINE」を活用して、お互いに連絡する時が到来する、と思い馳せたりしている。


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スマホ情報 (ちゃぐまま)
2018-12-05 07:33:59
おはようございます。そのスマホでベットの中でコメントしています。
記事を納得しながら読ませて貰いました。
介護施設に入所していた母の情報を共有するために、関東・九州に住んでいた3姉妹はスマホでラインを始めました。
75歳70歳67歳の三人グループのラインは、ひとりが母を訪問すれば写真付きで情報が見られます。ガラケーの時は500キロバイトのメールを同時に二人に送信。その為にメールだけでもひと月に5000円を越しました。
そこで思いきってスマホに変えました。「スマホ様さま」と三人はいつも感謝していました。ラインだからこそこんなに密に連絡がとれ合ったのです。「既読」表示も助かります。
なくなった後の遺産の整理にも書類関係のやり取りで大活躍しました。
この夏以降私はスマホのブログアプリを使った更新がほとんどになりました。パソコンに慣れていたらスマホ操作は問題なく、思いきって変えて良かったと思います。
有料のサポートに加入すれば、問題が発生したときにすぐ相談できます。今はほとんど使いませんが安心の保険料です。私のスマホは写真がクリアにでないのが難点ですが。
返信する
Unknown ()
2018-12-05 08:20:01
おはようございます。
ラインは私も愛用(?)していますが、既読サインがでるのが
安心のサインになっています。忙しくても一応こちらからの
メッセージは受け取ったという合図があれば、安心です。
災害時にはなおのことだと思っています。
返信する
貴女様はスマホ、そしてラインも有意義にご活用され・・。 (夢逢人)
2018-12-05 10:04:48
ちゃぐまま様。

貴女様の有意義なラインの思い、読まさせて頂きました。

>記事を納得しながら読ませて貰いました。
>介護施設に入所していた母の情報を共有するために、
>関東・九州に住んでいた3姉妹はスマホでラインを始めました。
>75歳70歳67歳の三人グループのラインは、
>ひとりが母を訪問すれば写真付きで情報が見られます。
>ガラケーの時は500キロバイトのメールを同時に二人に送信。
>その為にメールだけでもひと月に5000円を越しました。
>そこで思いきってスマホに変えました。
>「スマホ様さま」と三人はいつも感謝していました。
>ラインだからこそこんなに密に連絡がとれ合ったのです。「既読」表示も助かります。

貴女様三姉妹が、母上様の介護の状況をお互いに共有され把握し、
お過ごしされたことには、多々教示させらながら、まぶたが熱くなった次第です。

こうした中、「既読」表示も優れた機能と感じ深めた次第です。

>なくなった後の遺産の整理にも書類関係のやり取りで大活躍しました。
>この夏以降私はスマホのブログアプリを使った更新がほとんどになりました。
>パソコンに慣れていたらスマホ操作は問題なく、思いきって変えて良かったと思います。
>有料のサポートに加入すれば、問題が発生したときにすぐ相談できます。
>今はほとんど使いませんが安心の保険料です。私のスマホは写真がクリアにでないのが難点ですが。

貴女様はスマホ、そしてラインも有意義にご活用され、
私は大いに喚起され、改めてスマホを思案したいと思っている次第です。

まもなく晩秋も過ぎ、初冬を迎える時節、貴女様、ご主人さま共々、程々にお身体をご自愛され、
お過ごしして下さい。

別件・・貴女様が11月28日に『YAGレーザー後発白内障切開手術』について、
深く精読いたしました・・。

私は2015年の晩秋に白内障の手術を受けて、それまで酷い近眼でしたが、
手術後は、メガネ不要となり、0.9前後の視力となり、悦んできた次第です。

昨今、ときおり貴女様が綴られた《・・透明になった部分が混濁するために少し見えにくくなり・・》
を感じる時もあり、貴女様の『YAGレーザー後発白内障切開手術』を読み、
いつの日にか私も受診しょうか、と教えられ、感謝する次第です。
返信する
ラインに於いて『既読』表示・・。 (夢逢人)
2018-12-05 10:16:32
花さま。

>ラインは私も愛用(?)していますが、既読サインがでるのが安心のサインになっています。
>忙しくても一応こちらからのメッセージは受け取ったという合図があれば、安心です。
>災害時にはなおのことだと思っています。

私は今回、未知のラインに於いて『既読』の機能表示があると知りまして、
お互いに安心確認ができるすぐれた機能だなぁ・・と思ったりした次第です。
まさに貴女様が、ご指摘され、スマホも知らず、ラインも知らない私でも、微笑んだりしました。

コメントありがとうございました。

まもなく晩秋も過ぎ、初冬を迎える時節、貴女様、ご主人さま共々、程々にお身体をご自愛され、
お過ごしして下さい。
返信する

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