夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「身内が亡くなったときの届出と相続手続き」の本、これからの私たち夫婦の教科書と思い深めて・・。

2016-01-15 11:52:50 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅の地域に住む年金生活の71歳の身であるが、
住宅街が広がる中で、少しばかり広い雑木の多い小庭の中、築後37年ばかりの戸建てに住んでいる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
お互いの趣味を尊重して過ごしている。

私は中小業の民間会社に35年近く奮戦して2004年(平成16年)の秋に定年退職後、
多々の理由で年金生活を始め、早や年金生活は12年生となっている。

そして家内は私より5歳若く、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
             

こうした中で、私の現役のサラリーマンの50代に同僚が病死されたり、
知人は定年前の59歳で病死し、残されたご家族の心痛な思いが、痛いほど理解させられたりしてきた。

或いは定年後の62歳で、現役時代の一時時期に交遊した友も、無念ながら病死したりした。
       
何よりも思いがけないことは、知人のひとりの奥様が病死されて、
この知人は『おひとりさま』となり、私たちの多くは哀悼をしながらも、動顛してしまった。

こうした根底には、私たち世代の周囲の男性の多くは、60代で妻が夫より先に亡くなることは、
考えたこともなく、こうしたことがあるんだぁ、とこの人生の怜悧な遭遇に深く学んだりした。
                                 
私たち夫婦は幸いにも大病もせず生活をしてきたが、
不幸にも知人の病死、大病で入退院している友人を思い重ねれば、涙を浮かべたりしてきた。

そして漠然としながらも、いつの日にか私たち夫婦は、片割れとなり、残された方は『おひとりさま』となるが、
果たして・・と年に数回は思案したりしている。
             

私はお通夜、告別式は幾たびも参列してきたが、まだらに少し覚えてきた程度であり、
ときおりネットから葬儀に関することを含めた知識を学んできたが、
到来される事柄を順序だてては、あやふやになり、頼りにならない男である。

このような心情を重ねてきた私は、昨年の初秋に、もしかしたら白内障かしらと思い、眼科専門医院に訪ねる前に、
本屋に寄ったりした。

私は初めての病院で初診の時は、待合室で長く待たされることが幾たびか体験してきたので、
たまたま本を持参することを忘れて、やむなく本屋で一冊でも・・と思いながら本屋で探し求めたりした。

こうした時、「身内が亡くなったときの届出と相続手続き」と題された背文字を見て、
手に取りパラパラと見たりした・・。
               

本の帯には、《いつまでに 何を どこに 届け出ればいい? 》と大きく明示されていた。
そして帯の内面には、《あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ・・。
                  ゆっくりと故人を偲んでいる間もなく、
             遺族には、やらなければならないことが
                     たくさんあります。》と明記されていた。

私は立ち読みしながら、身内が亡くなった時に関して、届出、手続き、遺言書、遺産分割協議、保険証の返却、
クレジットカードの解約などの届出・手続きが、漏れがないようにできる108の事柄がチェックリスト付きで、
掲載されていたので、いつの日にか私たち夫婦が残された方は、確かな教科書になると思い、買い求めたりした。

この本は、編集著作は相続手続きセンターで、発行は日本実業出版社、2015年9月10日に発刊され、
税別1400円と記載されていた。

やがて、私は眼科医院の待合室で、この本を読み始めたが、
恥ずかしながら無知だったことも数多く、知らなかったょ、と齢ばかり重ねた私は、微苦笑を重ねたりした。

その後、ときおり私は本を開いたりしている。
しかしながら、出来る限り私たち夫婦は体力は衰えを増す中で、共に長く過ごしたいのは本音であるが、
こればかりは天上の神々の采配に寄ることだよなぁ、と微苦笑をしたりしている。

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