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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

朝のひととき・・♪   《初出2005.8.22.》

2008-04-22 18:09:33 | 定年後の思い
朝、6時過ぎに玄関庭にたたずんでいると、雨が降ってきた。
東京の郊外では、ここしばらく雨の恵みがなかったので、
良いことと思っていたら、止んでしまった。

そして朝の陽が射して来た。
新聞を精読した後、主庭から小鳥のさえずりが聞こえた。
庭先に立つと、風が秋めいて、爽やかな私の身体を通り抜けてゆく・・。

煙草を取り出して、喫おうかなと思っていたら、
バッタが私にまといついていた。

その後、蝉の声が静寂の庭に、響き渡ってきた・・。


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東京の郊外は、皐月晴れに恵まれて・・♪

2008-04-22 16:56:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、5月の中旬のような陽気につつまれ、
古来からの伝えられている皐月(さつき)晴れとなっている。

庭先に下り、樹木の若葉を眺めたりしすると、
ときおり微風が吹き、枝葉が揺れ、
私は薫風に心身ゆだねる・・。

家内が20日の日曜日から、、
独り住まいの家内の母の宅に行き、
大掃除、衣変えなどで奮闘している。

私は平素ものんびりと過ごしているのであるが、
更に身勝手に日々を送っている。

私は先程、昼寝から目覚め、一時間ばかり寝たか、
と時計を眺めたりしている。

今の私は、別ブログに夢中になっているので、
殆どこの3日間『年金青年のたわむれ記』の投稿に専念している。
そして、深夜まで何通投稿できるかと、
ぼんやり考えている・・。

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夏の花、白い玉すだれの花・・♪   《初出2005.8.21.》

2008-04-22 13:28:41 | 小庭の情景を眺めながら
朝、玄関庭で空を見上げると、
快晴を予期させる澄み切った鮮明な水色だった。

風は樹木の間を通り抜け、
私のたたずんでいる所にも、風が吹き抜けていく・・。
風は熱さが取れた秋めいた風だった。

花梨の樹木とブロック塀の間に、
クロッカスに似た玉すだれの白い花が群生して咲いている。

紫露草がそばに咲いているので、夏の朝は白い花が心に沁みてくる。

この玉すだれの白い花は、薄暗くなった夕暮れ時、
ぽぉと白い花が浮き立っていて、妖艶なただよいを感じさせてくれる花である。

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私の住んでいる所・・♪   《初出2005.8.20.》

2008-04-22 13:18:41 | 定年後の思い
私の住んでいる場所は、世田谷区と狛江市に隣接した調布市であるが、
電話は都内地区であり、辺鄙な所に住んでいる。

最寄駅は、小田急線の場合は、『成城学園前』、『喜多見駅』、『狛江駅』であり、
京王線の場合は、『仙川駅』、『つつじケ丘駅』である。

私は、車を持たないので、この最寄駅にはバスを利用しないで、
買物、散策などで歩き廻っている。

現役時代の頃は、『成城学園前』をバス、タクシーを利用し、
深夜になれば六本木、渋谷の会社から深夜帰宅していた。

私は実家の近くに、公的機関・銀行から借入金をして、
28年前から一戸建てに住んでいる。

土地は程々の広さがあるが、土地形は変形なので、
止むえず玄関庭と主庭に極端に分かれている。

最初、家の設計の時、若さの勢いで、茶室を造ってしまったが、
それ相応に資金がかかり、庭を造成する資金がなくなった。

庭の樹木は、雑木にすがって植えたが、
最初の頃は、頼りない細い樹木で嘆いたりした。

7年後になると、雑木は雑木なりに成長をし、
地質に合わない樹木を切り倒したり、新しい雑木を植えたりした。

こうして素人の感性で、雑木の庭となったが、
私の拙い実力を考えると、止む得ないと妥協してしまう。

それぞれの季節感を雑木なりに彩ってくれれば、
これに越した事はない、と思っている。

そして東京の郊外にはない情景を観たい時、
家内と日本のあちらこちらと、旅行をしでいる。


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歌詞の引用について・・♪   《初出2005.8.19.》

2008-04-22 13:05:46 | 音 楽
昨日、私のあるサイトで、ある歌手について綴ったが、
ある歌詞を全文に引用したので、
ある方から日本著作権協会(JASRAC)の規約に抵触するので、
と指摘された。

一部分の引用に変更したが、私は日頃から創作者に対しては、
政官財よりも遥かに尊敬しているひとりとして、
創作の尊厳も尊重しているが、
ちょっと困ったというのは、事実である。

一部分も抵触する場合は、音楽については
深みがなくなり、味の薄い文章となると思われる。
この前提条件として、商業性の目的・利用が全くない上で、
そのアーティストを中傷したりしないことが当然つきまといます。

音楽に関しの綴るとして、歌詞から喚起されて、綴る場合が多い。

あるサイトに於いては、他のブログのリンクされることが少なかった為か、
私の音楽に関して、歌詞の一部、或いは全文を引用し、
作詞家名と題名を明示してきました。

私は文学の引用と同様に、
その歌詞抜きでは、何を伝えたいのか到底他の言葉がなかったからである。

それだけ歌詞のインパクトが強く、心に喚起されたということなのである。





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X JAPANの『紅』、高校野球の応援歌!?  《初出2005.8.18.》

2008-04-22 11:54:24 | 音 楽
現在、第87回の全国高校野球が行なわれているが、
テレビを観ていたら、応援歌でちょぴり驚いたことがあった。

高校野球中継は、何10年ぶりに観たが、
山本リンダが歌った『どうにもとまらない』、『狙いうち』は、納得できたが、
X JAPANの『紅』が使われていた。

私は、X JAPANのファンであり、大好きな曲のひとつであるが、
何か不思議な心持ちであった。

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もみじの樹の下で、衆院選を思考し・・♪  《初出2005.8.17.》

2008-04-22 11:49:22 | 小庭の情景を眺めながら
庭にある樹の中で、もみじの樹が一番大きい。

私はこの樹の下で、煙草を喫ったり、
ときには微風を受けて、色々と思索したりしている。

先程、社会を騒がしている衆院選のことなど考えたりしている。
今回の選挙は、今後の日本を左右するので、
各党の政権公約(マニフェスト)に基づいて、
国民の多くが冷静に判断してほしい、と思ったりしている。

何より今後の我々国民が日常の生活を営む上では、
政治・外交・軍事・経済・社会を世界の中で
バランスの良い国家としての存続があった上、
国民の真の幸せが獲得できるか、全てが一票にかかっている。

国民の判断の結果、今後の日本のゆくえが左右されるので、
国民の責任も重いが、何より国民から託された政治家の人々は重責である。

マスコミの新聞・テレビ・雑誌等に携わる人々は、
茶化したニュースは、特に今回の衆院選に限り、罪が重いと自覚して頂きたい。
心に節度を肝に銘じて、報道すべきである。

このような事を思案していたら、
黒揚羽蝶が樹木の間をゆったり通り過ぎていった。

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夏の日の西瓜・・♪   《初出2005.8.14.》

2008-04-22 11:40:45 | 食べ物、お酒
日中、買物に行き、家との間を2往復した後、
最後は西瓜を買いに行った。

私達は、切り身の西瓜は買わない。
西瓜は、2人だけの家庭であるが、ひとつを買い求める。

2週間前頃は、店内の一角を占領し、置かれていたが、
今は大玉、中玉が1列に段ボールの状態で積み上げられていた。

今年は、7月に入ると、小玉、中玉の茨城産、福島産と買い求め、
そして今日はついに秋田産となった。

西瓜は、夏の終わりを告げているのだろう。

家に持ち帰り、夕方になると、冷えた西瓜に家内は、包丁を入れる、
甘い西瓜の切り目に塩をふりかけ、スプーンですくう・・。

幼児の頃は、かぶりついて食べたが、
この歳になっても飽きることのない食べ物のひとつである。

スーパーの店頭には、5月頃から陳列されているが、
私は夏になるまで、待ち焦がれる。

以前、綴ったが、何より季節感を大切にしたいし、
夏のひとつ風物詩であるからである。

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夏、日中の散策・・♪   《初出2005.8.13.》

2008-04-22 11:32:58 | 定年後の思い
運動不足と気分転換の為、2時過ぎに散策に出かけた。

半袖のスポーツ・シャツとストレッチ・パンツの上下で、
靴はウォーキング・シューズで身を構える。

そして小振りのバッグを幼稚園生のように肩を通して、
財布とハンドタオル2枚とハンカチ、煙草とライター、
そして携帯の灰皿を持ち歩く。
サングラスをして、ホノルルで購入したオーストラリア製の麦藁帽子風の帽子して、
30度をちょっと超えた川べりの遊歩道を歩く・・。

遊歩道は閑散としていて、川風が吹き流れていた。

住宅街が隣接している所あったり、
テニス・コートとゴルフ練習場の跡に豪壮なマンション群があったりしている。

とある家は、夏の洋花が小奇麗に咲いていたり、
或いはひまわり、朝顔が咲いたりしていた。

その先に、宗旦木槿の群生に出逢った。
かの夏の日、立原正秋・氏と向田邦子・女史が亡くなった時を想い浮べ、
しばらく見惚れ、煙草を喫いながら、ただずんだ。

夏の日中のひとときは、こうして時が過ぎて行く・・。


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井上陽水さんの『少年時代』・・♪   《初出2005.8.13.》

2008-04-22 11:22:52 | 音 楽
東京の郊外では、昨夜から雨が強く降り、
朝方の六時には、小降りとなった。

先程、雨は止み、薄日の中、風が樹木の葉を揺らがせている・・。

帰省の交通ニュースをラジオが伝えているが、
こうした夏の帰省ニュースを毎年に聴くたび、
井上陽水の『少年時代』が何となく蘇ってくる・・。

最初、この曲を聴いた時、私は自分なりに脚色した。



少年は小学校の3年生で、父の実家に帰省する際、

『僕・・父さんと一緒に帰りたいから・・』
と少年は母に言った。

その後、直ぐ上の姉と母は、電車を利用して朝に帰郷して行った。

少年はその日、父が会社から帰宅を待ち、
翌日の早朝に父の運転する横に座りながら、
父と子の他愛の無い話をしながら帰省する。

実家に近くになると、
父が少年時代に巡った所に寄り道をしながら、
あの里山はすっかり変わってしまった、
と少年に話しかけたりした。

少年は父の懐かしげに話すのを聴きこんだ・・。


こうしたイメージをこの曲から、想像させていたりした・・。



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サラリーマンの哀歓・・♪   《初出2005.8.10.》

2008-04-22 10:14:00 | 時事【社会】
           前章

バブル崩壊後、
日本経済の足かせになってきた企業の「雇用・設備・債務」の三大過剰問題に対し、
経営改革が行なわれてきた。

民間企業は、血のにじむようなリストラとして、
(事業の再編成)、人員の削減、銀行の不良債権処理が
過酷な程に行なわれ、自助努力の名の基で達成してきた。

この間、殆どのサラリーマンは、翻弄されてきた。
この心情を表現するのに、小説、随筆、論評は、数多くあるが、
川柳は直感的に表現できる強みがある。


私もサラリーマンの一人であったので、長年苦楽を共にした身として、
『「サラ川」傑作選』を読んだりし、
自分が置かれたい位置、会社の大幅な改革、
急速に移り変わる社会に対して、照らし合わせ、なぐさめや励ましを得た。

誰しも直接か間接で、特に2002年の初めの景気回復が始まるまで、
それぞれの方が、苦い体験をしていると思われるのである。

昨日、本屋で山田昌弘・氏の『希望格差社会』を購入した際、
『「サラ川」傑作選』シリーズで、
私が保有していないのがあったので購入した。

『平成サラリーマン川柳傑作選 ⑤』で、
1999年・2000年の傑作選から再編集された文庫本である。

あの過酷な時代を写す鏡であるので、
私なりに感動したり、哀歓、そして悲哀を深めたり、
いずれも共感できた作品を無断であるが、転記させて頂く。

尚、私は涙を浮べて、うなずいた作品も多くある。


    本章 『平成サラリーマン川柳』より、私なりの選定

《九回裏》1999年より

退(や)めよかな つぶやきなのに 送別会 
       作・ダフリン

この広い 世界にボクの 職がない
       作・泉正太郎

コストダウン さけぶあんたが コスト高
        作・四万十川信彦

仕事しろ 残業するな 成果出せ
        作・頭古風男 

家族愛 体こわして わかるもの
             作・清秋

率直で 公平無私で 出世せず
              作・寒月

リストラが あんないい人 連れて行く
               作・詠み人知らず

リストラ案 出して誉められ 「君からだ」
             作・年中夢中

ちょっとした 意識を持つと 左遷され
               作・あのね

反省会 反省はなく 盛り上がり
               作・熟女

出向者 後方からの 支援なし
               作・流人

決裁は 上司の機嫌に 左右され
              作・起案者

合併で 昨日の敵は 今日も敵
              作・石川暁

再異動 避けた上司に また出会い
              作・四苦八句








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キャミソールよりブラウス・・♪   《初出2005.8.9.》

2008-04-22 10:05:32 | 時事【社会】
駅前の本屋に行く為、日中に出掛けた。

駅前の商店街を歩いていたら、多くの女性とすれ違ったが、
様々な服を身に着けているので幻惑させられた。

暑い夏らしくキャミソールとかタンクトップを身に着けている方もいて、
目のやりばに困る。

高校生の女学生が制服で前から歩いてきた。
白の袖衿付きの半袖のブラウスで颯爽とすれ違った。
ちょっと可愛い子で、ときめきを覚えた・・。

キャミソールの場合、スリップの下着を連想してしまい、
部屋着としては良いが、外出先では、どうかしら、と感じたのである。
その点、ブラウスの場合は、内面からほのかな色気にときめきを感じ、
私は魅了される・・。

歳を重ねた私は、暑さのせいで、少しボケたのかな、と思ったりしている。

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ある惑星からの便り・・♪   《初出2005.8.7.》

2008-04-22 09:53:52 | 読書、小説・随筆
ハワイ島にある宇宙観測展望台で不思議な電波を捉えた。

水と緑の惑星の人々よ・・。
あなた方は、最近になって私共の住む惑星について、報じていた。

私共は冥王星の彼方にかくれ、あなた方に発見されないようにしていたが、
あなた方は私共を見つけてしまった。

あなた方が太陽系の惑星の中で、
最も変化の少ない温暖な、水と緑に覆われた惑星であることを忘れ、
その中で何時も争いを生じている。

宗教、民族、国家の違いの基で、文明の衝突などの他愛ない理由で
殺戮の歴史をここ一万年に繰り返している。

最近になると、あなた方の生活を営む以上の過剰な工業製品があふれ、
あなた方の惑星から収容能力を超えてしまい、
環境問題、温暖化などと騒いでいる。

それに飽き足らず、他の惑星まで移住を計画しているのを最近、私共は知った。

このことは他の惑星からも迷惑だ、と風のうわさで聴こえたりしている。
何故ならば、あなた方は果てしない欲望を持つ集団であるので・・。

水と緑に恵まれた惑星よ。
私共は、あなた方のいう最新軍事攻撃、環境設備と称している文明より、
千年を先行している。

何時でも、あなた方の所に行き、阻止できる能力はある・・。

突然、通信が切れてしまった。


肝心なのは、その後なのに・・とうめいていたら、
真夏のひととき、昼寝から目覚めた。


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玉すだれ・・♪   《初出2005.8.6.》

2008-04-22 09:42:17 | 小庭の情景を眺めながら
私の家は築後28年になるが、
茶室以外はアルミの戸とアルミのガラス戸、そしてアルミの網戸で、
大部分おおわれている。

和室はその内側は障子で、洋間はカーテンとしている。

家内は、梅雨時になると、カーテンを取り外し、
その部屋に応じて、細い葦、或いは割り竹を糸で編み連ねた玉すだれを垂らす。

こうして、夏の厳しい陽射しを遮(さえぎ)ったり、
風を通すために行なっている。

確かに、居間の部屋から庭を見詰めると、
かすかなほの暗さを通して、日中の庭も和(やわ)らぐ・・。

日中のひととき、エアコンの冷風の中で、
新聞、小説、随筆、音楽・映画の専門書を読み時は、
玉すだれに紐を通しているので、
少し上げて明るさを採っている。

山川草木を主軸とした日常生活を送っているが、
ときたま政治・社会の出来事に憤りを覚えることがある。
こうした折、ブログに綴ることもある。
或いは、こうしたことにまだ無視出来ない自分に腹を立てることもある。

美の前には、うつろう自己利益の奔放する人々の出来事は、
心の節度をなくした人、
と少年の頃から思い続けているが・・。






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懐かしき黒電話・・♪   《初出2005.8.5.》

2008-04-22 09:33:24 | 定年後の思い
昨年の秋まで、私の家は黒電話機であった。
定年退職を機に、やむえずプシュホンの電話機に代えた。

銀行の残高照会にしても、プロバイダの問い合わせをする際、
『何番を押して下さい』
と言われても、ダイアル式ては対応出来なかったのである。

プシュホンの場合、親子機にあったのを導入した。
家内は、この子機を戸惑いながらもマスターしたが、私はいまだにおぼつかない。


最近、インターネットをケーブルテレビ回線を光ファイバーに変えた際、
電話回線もひかり電話とした。

たった1年で黒電話からひかり電話になったのは、なりゆきである。
この後は、IP電話もあるが、導入する気はない。

黒電話のダイヤルを廻す時、相手方にこう話そうかと考え、
戻り時の感覚、しぐさは好きである。


映画の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』に於いて、
男主人公が友人を密告する際、ダイヤル式の電話機が使われていた。

友が連邦銀行を襲うとする時、友の女から、殺されるのは決まっているから、
やめさせて、・・と頼まれて、
警察に密告する電話のシーンであった。
ためらいながら、ダイヤルを廻す、その後の呼び出す音・・。


私の家は、取り外された黒電話機は、
居間の棚の片隅に、ちょこんと載っている。

尚、我が家では携帯電話は、持っていないし、使い方も知らないのである。




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