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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

サラリーマンの哀歓・・♪   《初出2005.8.10.》

2008-04-22 10:14:00 | 時事【社会】
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バブル崩壊後、
日本経済の足かせになってきた企業の「雇用・設備・債務」の三大過剰問題に対し、
経営改革が行なわれてきた。

民間企業は、血のにじむようなリストラとして、
(事業の再編成)、人員の削減、銀行の不良債権処理が
過酷な程に行なわれ、自助努力の名の基で達成してきた。

この間、殆どのサラリーマンは、翻弄されてきた。
この心情を表現するのに、小説、随筆、論評は、数多くあるが、
川柳は直感的に表現できる強みがある。


私もサラリーマンの一人であったので、長年苦楽を共にした身として、
『「サラ川」傑作選』を読んだりし、
自分が置かれたい位置、会社の大幅な改革、
急速に移り変わる社会に対して、照らし合わせ、なぐさめや励ましを得た。

誰しも直接か間接で、特に2002年の初めの景気回復が始まるまで、
それぞれの方が、苦い体験をしていると思われるのである。

昨日、本屋で山田昌弘・氏の『希望格差社会』を購入した際、
『「サラ川」傑作選』シリーズで、
私が保有していないのがあったので購入した。

『平成サラリーマン川柳傑作選 ⑤』で、
1999年・2000年の傑作選から再編集された文庫本である。

あの過酷な時代を写す鏡であるので、
私なりに感動したり、哀歓、そして悲哀を深めたり、
いずれも共感できた作品を無断であるが、転記させて頂く。

尚、私は涙を浮べて、うなずいた作品も多くある。


    本章 『平成サラリーマン川柳』より、私なりの選定

《九回裏》1999年より

退(や)めよかな つぶやきなのに 送別会 
       作・ダフリン

この広い 世界にボクの 職がない
       作・泉正太郎

コストダウン さけぶあんたが コスト高
        作・四万十川信彦

仕事しろ 残業するな 成果出せ
        作・頭古風男 

家族愛 体こわして わかるもの
             作・清秋

率直で 公平無私で 出世せず
              作・寒月

リストラが あんないい人 連れて行く
               作・詠み人知らず

リストラ案 出して誉められ 「君からだ」
             作・年中夢中

ちょっとした 意識を持つと 左遷され
               作・あのね

反省会 反省はなく 盛り上がり
               作・熟女

出向者 後方からの 支援なし
               作・流人

決裁は 上司の機嫌に 左右され
              作・起案者

合併で 昨日の敵は 今日も敵
              作・石川暁

再異動 避けた上司に また出会い
              作・四苦八句








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