goo blog サービス終了のお知らせ 

夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

夜の庭の白い花・・♪

2006-04-29 19:49:00 | 定年後の思い
先程、玄関庭に下り立ち、煙草を喫っていたら、先日の出来事を思いだした。

我が家では、日本酒に限り、酒屋さんから取り寄せている。
純米酒の辛口を毎回6本を配達して貰っているが、
先日、来宅した時、若い店主はご自分の小学一年生ぐらいの女の子を連れ立って来た。

我が家の玄関庭を横切ると、
『ここの小父さんの所・・お花・・いっぱい・・
鈴蘭水仙に凄(すご)く多いし・・
チューリップも沢山(たくさん)あるわ・・』
と女の子は言っていた。

私はこの女の子の事を想い出し、
花壇の方に目を転じると確かにチューリップの白い花だけが、
薄暗い夜の中、ぽっかりと浮いているようだった。

鈴蘭水仙は塀際に群生させているので、
盛りは過ぎたが相変わらず可憐な白の花が数多く観られる。

薄暗い夜の庭に限り、白い花も妖艶に観えるのが不思議な思持ちである。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静寂な庭・・♪

2006-04-29 17:40:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、2時過ぎに霧雨が降ってきたが、1時間程で止んだ。

しっとりとした主庭の樹木を観たりしていた。

無花果の葉も成長させ、薄緑色した葉は大人の手ぐらい伸ばしてきた。
もみじの枝は、先日、剪定を大幅にしたので小ぶりとなっているが、
日増しに萌黄色から薄い緑色に移(うつ)ろっている。
時折、微風を受けると、枝葉は揺れている・・。

こうして、本を読むでもなく、ぼんやりと中島みゆきのアルバムを聴いている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤の想いで・・♪

2006-04-29 14:39:00 | 定年後の思い
藤の咲く頃となったが、公園で豪壮な藤棚で観る藤より、
山里で偶然に観る藤の方が私は好きである。

20数年前、高野山に行く時、バスの車窓から道路の切通しの斜面に、
雑木林の新緑の中で、藤の薄い紫色し、ひっそりと咲いているのを観て、
感動したことがあった。

昨年、5月の大型連休後、那須塩原に行く途中、
高速道路の山里を切り開いた斜面に、群生した藤も観えたが、
地の人が植えてくれたと思われるが、心やすらぐものであった。

なにげなしに不意に現れ、観ることが出来た場合、深く心に残ることが多い。

藤の花は、恋に酔う、美しき未知のかた、といったような花言葉があるが、
淡い紫色の花びらを観れば、あぁ、成る程と納得できる
気品のある花のひとつである。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瑞々(みずみず)しい竹林・・♪

2006-04-29 08:54:00 | 定年後の思い
昨夜、読売新聞の集金の方が来宅し、
何時ものように新聞代金を支払い、コーヒー缶でも、と小額を手渡した。

そして、手提げ袋式の新聞収納袋を頂いた。
この袋には、色々と印刷されて折、
ここ数ヶ月は、【和のこころ】と題して、
北斎と広重に関して、掲載されている。
私は、この分野に関しては、無関心であるが、
昨夜頂いたのは、若竹色・・和の四季を彩る、
と題され竹林の今頃の情景の写真が印刷されていた。

その反対側は、私の好みの世界だった。

無断引用であるが、転記させて頂きます。


『瑞々しい緑の世界へ』
       ~日本の色物語り~

【若竹色】(わかたけいろ)

若竹色は明るい黄みのある緑色。
若竹が『竹の若葉』や『竹の若緑』にたとえられることからもわかるように、
若さを象徴する色として使われてきました。

筍(たけのこ)が茶色い皮を脱ぎながらぐんぐん成長し、
すらりとした竹らしい姿になったのが若竹です。
《若竹や竹より出(い)でて青き事 (立花北枝)》と詠まれたように、
若竹は竹林の中でひときわ青く輝いています。
その年に生えた初々(ういうい)しい若竹を『今年竹』ともいいます。

昔から竹は、日本人になじみ深く、その緑に親しんできました。
竹の色は、折々の成長の過程の幹の色になぞられて、
若竹色・青竹色・老(おい)竹色・煤(すす)竹色など、
いくつかの色名が生み出されてきました。

茶系の煤竹色が1番古く江戸前期に、
青竹色は江戸中期頃に、
また若と老の竹色は明治・大正の頃にそれぞれ生まれたといわれています。

成長してやや青みをおびた緑系の色が青竹色。
歳月を重ねて、くすんだ灰色をおびた鈍い緑色が老竹色。
さらに竹が煤けて、古色におびた色調が煤竹色です。


以上、引用させて頂きました。
これ以外として、
《緑のサンゴ礁に囲まれて・・石垣島》
《世にも珍しい緑の桜『御衣黄(ぎょいこう)』》

紹介され、写真が添付されていた。

私は幼年期、竹林のあった家で育まれたので、
ひとしお竹の四季のうつろいに想いがある。

こうした竹に関するさわやかな特集に接すると、
私の心も瑞々しいひとときが送れる・・。

【みどりの日】に相応しいかなぁ、とも思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穏やかな大型連休のはじまり・・♪

2006-04-29 07:46:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、薄日の射す朝を迎えている。
午後、にわか雨が予測されているが、普段の土曜日より我が家の周辺も静寂である。

昨夜、気象庁が大型連休中の本日から5月5日までの天気予報を報じていた。

全国的に好天気が多い見通し。
関東甲信や北陸、東海、西日本は、気圧の谷が通過する影響で、
期間の初めと終わりに一部で雨が降るほか、
東北と北海道は、発達した低気圧が通過する5月1日ごろ強風に伴う荒れた天気になる見込み、と報じていた。

そして、東日本と北日本の山間部には、まだ積雪が残っている。
期間中も雪崩に注意してほしい、と報じている。

全般として、大きな崩れのない大型連休であり、
日常それぞれのお方が激務に励まれいるので、
せめて大型連休ぐらいは、行楽などで心満たされる期間を過ごしてほしい、と念じている。
渋滞も少なく、災害はなかった、と連休後のニュースを聞きたい、と思ったりしている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする