中国の故事のひとつに、邯鄲の夢、というのがある。
人の世の栄枯盛衰の儚(はかな)さをたとえた事である。
最近、再読した本の中で、水木 楊・氏の『田中角栄~その巨善と巨悪』を読んでいて、
この言葉を思い出した・・。
誰しも、その方自身に光と影があるが、
敗戦後から今日まで、田中角栄・氏の場合、
極端に我々国民から賛同されたり、非難を受けた人である。
権力闘争に打ち勝ち、総理大臣まで上り詰め、
その後に田中軍団を率いて、影の総理となった。
竹下 登、金丸 信の両氏により、田中軍団は崩壊し、
『創政会』を作られ、ご自身はやがて脳梗塞の身となる・・。
この善悪の塊は、今の日本列島に新幹線、高速道路を利用する度に、
多くの人々はこの人を想い出させる。
或いは政治を梃(てこ)に、この人ぐらい露骨に資金を増やした人もいない。
このような取り止めのないことを
曇り空を見上げながら思ったりしている。
人の世の栄枯盛衰の儚(はかな)さをたとえた事である。
最近、再読した本の中で、水木 楊・氏の『田中角栄~その巨善と巨悪』を読んでいて、
この言葉を思い出した・・。
誰しも、その方自身に光と影があるが、
敗戦後から今日まで、田中角栄・氏の場合、
極端に我々国民から賛同されたり、非難を受けた人である。
権力闘争に打ち勝ち、総理大臣まで上り詰め、
その後に田中軍団を率いて、影の総理となった。
竹下 登、金丸 信の両氏により、田中軍団は崩壊し、
『創政会』を作られ、ご自身はやがて脳梗塞の身となる・・。
この善悪の塊は、今の日本列島に新幹線、高速道路を利用する度に、
多くの人々はこの人を想い出させる。
或いは政治を梃(てこ)に、この人ぐらい露骨に資金を増やした人もいない。
このような取り止めのないことを
曇り空を見上げながら思ったりしている。