goo blog サービス終了のお知らせ 

夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

朝夕の陽射しを眺め、読書となり・・♪  《初出2007.3.13.》

2008-05-10 19:11:01 | 読書、小説・随筆
家内が実家に里帰りしているので、
日常は自在な生活を出来る限り過ごしている私が、
より一層良くも悪くも身勝手な日々を送っている。

朝は日の出の頃に起きて、朝の陽射しに思わず手を合わせ、
新聞をゆっくり読み込んで朝食を頂いたりしている。
たまたま月刊誌の『文藝春秋』、『中央公論』が手元にあるので、
昼食まで読みふけったりしている。

そして1時過ぎになれば、少し疲れを覚えると、
この2冊と煎茶を入れた茶碗を持ちながら寝室に行き、
横たわって30分前後読めば、寝付いてしまう・・。

目覚めると1時間ほど寝てしまった、とぼんやりと思ったりしている。
そして、続きを読み出して、4時頃に1階の居間に下り、
その後は洗面し、台所で煎茶を淹れたりする。
台所から夕暮れ前のさんさんと照る陽差しを眺め、
退廃した生活を過ごしているかしら、
とも思ったりしている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『千の風になって』・・♪    《初出2007.3.7.》

2008-05-10 14:38:33 | 読書、小説・随筆
『千の風になって』・・♪
読売新聞の夕刊に於いて、テレビ番組ある3分2ページ程のスペースで、
講談社による『千の風になって』の出版の広告があった。

日本語訳の歌詞が大きく掲載された下には、


13万部! 『千の風になって』CDブック
日本語詩 作曲 歌唱  新井 満
価格1、890円


12万部! 『千の風になって』
~ ちひろの空 ~
日本語詩 新井 満  絵・いわさきちひろ
定価1、050円


3.2万部!  『千の風にいやされて』
~ あとに残された人々は、
        悲しみをどうのりこえたか ~
監修 新井 満  著作 佐保美恵子
定価1、365円


47万部!  『千の風になって』
原詩/作者不明 日本語詩 新井 満
定価1、050円

NHK「紅白」で歌われ
日本中が涙した
喪失の悲しみをいやい
”死者からのメッセージ”。


このように掲載されていた・・。

私はこのサイトでたびたび『千の風になって』については、
綴っているので、省略するが、
音楽にしろ、この本にしろ、
特に50歳以上のお方達には、ぜひ触れて頂きたい、と念願している。

ご自分の周りで、最愛の連れ合い、そしてご両親、親族、そして友人に死に遭(あら)われる時が多いので、
残された人々の心の救済のひとつとなると思われるからである。

私は音楽と上記の3冊目の本を読んだり、NHKのテレビ番組で数多くの視聴した結果、
私の葬儀、お墓、その後の忌日、法事などで確固たる家内との約束をしていたが、
この『千の風になって』を触れてから心が楽になったのは、事実である。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昼寝をすれば、早朝の読書に・・♪   《初出2007.3.7.》

2008-05-10 14:34:28 | 読書、小説・随筆
東京の郊外は、快晴の朝を迎え、平年並みの気候かしらと思ったりした。
日中は11度前後となり、昨日までの18度前後から幾分下がっているが、
毎年このこのくらいの暖かさと感じている・・。

ここ数日は、午後のひとときに読書の後は昼寝をしてしまい、
昨夜は10時過ぎに布団にもぐり、読書をしているうちに眠ってしまった。

読書の本は、塩野七生・著の『ローマ人の物語』(新潮文庫)の第二巻を読んでいるが、
イタリア半島を統一するまでの過程を読んでいるが、
ローマの共和政の人々を夢の中でみたりしている。
このことは塩野七生・女史の綴られた描写の感覚と感性の深みから、
もたらしてくれることであることは云うまでもないことである。

早朝の3時に目覚め、文庫本を引き寄せて読んだりした。
私は高校生の頃から歴史は好きな分野であったが、
ギリシアの衰退、イタリアの統一されるまでの過程には無知であった。
このようなことを塩野七生・女史から教示を受けると、
導き方の優れた女史により、その当時の人々が容易に想像でき、
その人となり言動が浮かび上がってくる・・。

朝の5時半になると、日中の生活帯が狂うので、
止む得なく枕もとの灯を消した。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若き頃、勉強をしないと・・♪    《初出2007.2.27.》

2008-05-10 10:45:08 | 読書、小説・随筆
私は定年退職後の三年生の身であるが、
俳句や短歌など詠(よ)むことの素養がなく、
人様の詠まれた歌を拝読するに至っている。

音楽も同様で、音符も読めなく、楽器に触れることも出来ないでいる。

ただ、私なりの感性と感覚を頼りに、鑑賞する程度となっている。

ここ数日、嵐山光三郎・著の『悪党芭蕉』を読んでいるが、
俳句の基礎を知らないので、小説、随筆の世界と違い、
感性と感覚だけでは到底理解できない面が露呈している。

先程、庭に下り立ち、月を眺めて、
やはり若き頃、国文学を専攻し、日本の古来の基礎を学んでいないと、
こうした拙(つたな)さがでる、と思ったりしている。

サラリーマンの35年を務めたが、
中世文学に惹かれて、私なりに独学で学んだりしたが、
多少の限界を感じたりしている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塩野七生・著の『ローマ人の物語』・・♪  《初出2007.2.25.》

2008-05-10 10:11:56 | 読書、小説・随筆
家内は洗濯、掃除、料理をしているので、
私は駅前まで歩いて、買物がてら散策をしてきた。

CD、DVDの販売店で音楽と映画の作品を見たりしたが、
これといって興味は薄くなったので、本屋に寄った。
今、私は過日買い求めた嵐山光三郎・著の『悪党芭蕉』(新潮社)を読んでいる最中なので、
読み終わった後の本を探した。

新刊本のコーナーを見たが、興味が惹かれる本はなく、
止む得ず塩野七生・女史の『ローマ人の物語』の文庫本を手に取った・・。


この作品に関しては、単行本として最近完結し、15巻前後の作品であるが、
不幸にして十数年前に最初に発刊されたのを知らず、
一昨年の秋に知ったわけである。

完結編が出来たら全ての一時期に読んでしまおうとした作品であったので、
何となく今日まで延ばしきっていたのである。

遅ればせながら、文庫本であるが、第一巻~第五巻を購入した。

この後は現時点だと文庫本は第28巻まで発刊されて折、
最終的に何巻か解からないが、少しずつ読んでみようと思ったりしている。

帰路、早春の花を眺めながら歩いて帰宅した。

ときには、このようにまとまりつかない日もある。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嵐山光三郎・著の『悪党芭蕉』・・。  《初出2007.2.24.》

2008-05-10 10:02:48 | 読書、小説・随筆
東京の郊外は、晴れ間の中、昼過ぎから風が強く吹いている。

昼食後、過日購入した嵐山光三郎・著の『悪党芭蕉』(新潮社)を読み始めた。

この作者には、料理本に関した著作を除き、ある程度の作品を読んでいるが、
ここ5年、この方の力量と労作には圧倒され、まず敬服してしまう。

今回の芭蕉に関しても過去に色々と公表されてきて折、
ときには自転車で『奥のほそ道』を季節、道程を辿(たど)り、東北の各地を廻ったと風聞をすると
まぎれなく今回の作品は集大成かしらと思い読みはじめた・・。

読み始めて、その時代を思い浮かべながら1時間ほどで、
少し眠り込んだ・・。

著作者が芭蕉と門弟の2人を相手に話し込んでいる夢を見たりした・・。

目覚めた後、少しぼんやりとした状態で、煎茶を淹れた後、
白梅の満開の花を眺めたりした。

芭蕉に対しては、国文の専門の数多くの学者より、
嵐山光三郎・氏の芭蕉に、少なくとも数10年の労苦の果てに飛躍した発想が案外真理を見極めている、
と少し揺れる花びらを見詰め、思い返している。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『宮脇俊三の旅』・・♪  《初出2007.2.24.》

2008-05-10 09:51:45 | 読書、小説・随筆
東京の郊外は、澄み切った快晴の朝を迎えて、
ときおり吹く風も寒さを感じることもない。

窓辺は陽射しがさんさんと照り、主庭に下り立つと、
白梅、しだれ紅梅、藪椿、白玉椿が満開となり、
日本水仙も咲いている。

早春の花につつまれて、まばゆい陽射しを受けながら、
明るい庭を見詰めながら、煙草などを喫たりしている。

昨夜、10時過ぎに布団にもぐり、一冊の本を読んだりした。
『旅』の月刊誌で『宮脇俊三の旅』(JTB)で、
追悼特別企画として発刊された2003年8月号臨時増刊である。

私は著作者の数多くの紀行文の本を殆ど読んでいたので、
発売後ためらわず購入した本である。

昨夜、久々に読んだりした・・。

発売後は少なくとも数回は精読したが、こうして著作者の紀行文に綴られた行間の思いを、
ときおり吹く風にも白梅の花びらが微かに揺れる程度の強い枝を見詰めながら、
今は亡き宮脇俊三・氏に想いを重ねたりしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮脇灯子・著の『父・宮脇俊三への旅』・・♪  《初出2007.2.23.》

2008-05-10 09:48:50 | 読書、小説・随筆
東京の郊外は、小雨が降り続いていた・・。

昼過ぎに本を一冊携えて、布団にもぐり、読みはじめた・・。

昨夜から、読み始めた宮脇灯子・著の『父・宮脇俊三への旅』であり、
娘からの父親に対する視線で描かれて折、鎮魂歌のように表現されている。

私は今は亡き紀行作家としての宮脇俊三・氏の作品は、殆ど読んでいるので、
娘の愛憎には少し驚いたりしたが、単なる感傷にしたる父恋い記でない。
中でも《母と娘の後悔》は飛び抜けて表現力が優れている・・。
やはり、作家の血を受けた著作者と思ったりする。

本を読み終えた後、宮脇俊三・氏の作品の数々を想い返しているうちに、
眠り込んだ・・。

先程、目覚めると、雨はあがって、静寂な庭を眺め、
白梅の満開の花に宮脇俊三・氏の紀行文を重ねたりしている・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

されど、『花ことば』・・♪    《初出2007.2.23.》

2008-05-10 09:46:00 | 読書、小説・随筆
私は季節感を大切に日常生活を過ごしているので、
この机の端にある程度の書物を置いている。

国語辞典と同様に、このサイトに投稿する際に欠かせないものとなっている・・。

この中の一冊には、引田 茂・著作の『花ことば』(保育社)がある。

この本は昭和49年頃、20代の後半に季節感を深めたくて、店頭で偶然に買い求めた一冊である。

特に私は西洋花が苦手であるので、
拙(つたな)いなりに少し勉強をしょうと、
通勤の満員電車の中で読み耽っていた。

チューリップは『博愛・名声』
ヒアシンスは『競技・遊技』
アモネスは『薄れゆく希望』
クロッカスは『焦燥』
デージー(ひなぎく)は『無邪気・平和・希望』
水仙は『うぬぼれ・我欲』
スノードロップは『慰め・希望』
フランス菊は『忍耐』
ガーベラは『神秘』
矢車草は『繊細さ・優雅』

・・このような事を学び、
若かった私は女性と日比谷公園、新宿御苑を散策した時に、
こうした言葉と花を観たりした・・。

尚、西洋文学を読むときは、その地に描かれた地域を理解する上で、
少なくとも花のうつろいは欠かせないと確信している。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の好きな遊歩道のひとつ・・♪    《初出2007.2.22.》

2008-05-10 09:27:22 | 読書、小説・随筆
東京の郊外に住んでいる私の場所は、
世田谷区と狛江市に隣接した調布市の外れにある。

電話地域の区分けなどは、都内地域に属しているので、
変則的な地帯でもあり、私はその日に応じて世田谷区の小田急線の成城、
喜多見駅の周辺を散策したり、
狛江市の駅周辺まで歩いたりしている。
そして時折、調布市の京王腺の仙川、つつじヶ丘駅まで散策したりしている。

私がこうした散策の折は、
野川が流れている両岸の遊歩道を利用することが多い。

今朝の読売新聞に同封された街の情報誌を読んで、私は微笑んだ。

成城学園前の駅がここ7年前後に大幅に改造し、
昨年の秋にある程度大きな商業施設が一新された。
この中のひとつが『成城コルティ』と称され、このタウン誌であった。

この中の最終ページに於いて、
【成城を歩く 野川緑道と次大夫堀公園】と題して、紹介されている記事であった。

私は定年退職後の3年生の身であり、結婚前後の5年を除き、
この地に生活をしているので、他のお方観た視線が気になったりしている。

こうした理由から、無断であるが、記事を転記させて頂きます。



成城の街の西端を悠々と流れる野川。
国分寺市の湧水を源に、途中、仙川や入間川と合流しながら世田谷区・多摩川へと注ぐ、
全長約20Kmの清流です。

水は美しく澄んでおり、古くはワサビ田が作られたほど。
今でも、貴重な昆虫や野鳥が見られるなど、多くの自然が息づいています。

そんな野川に春を告げるのは、川岸にに花咲く植物たち。
川沿いの遊歩道は桜の薄ピンクに彩られ、
水辺では、黄色や白の野花が可憐に咲き誇ります。
遊歩道を歩くのはもちろん、河川敷に降りることもできるので、
水辺に咲く小さな花々を、じっくり観察してみるのも良いでしょう。

野川を辿る道は、のんびり散策するのに最適なコース。
見晴らしの良い場所も所々にあるので、
足を止めてしばし景色を眺めるひとときも。

そして、ちょっとひと息入れたい時は、喜多見大橋を渡った先にある、
世田谷区立・次大夫堀公園がおすすめ。
ベンチに腰かけ、暖かい日だまりのなかでうたた寝するのも、
春散歩の醍醐味です。



このような記事で綴られ、写真が四葉掲載されて、
野川のほとりに棲息するカワセミなどが紹介されている。

私は読みながら、微笑んだりしたが、
20代の女性が書かれた記事と思ったりしている。

東京の郊外は、昨日に続き春のような陽気の日中を迎えるが、
私は落葉樹の芽吹きが気になっているので、野川の遊歩道を散策しょう、
と思っている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ときには、春の夜に・・♪    《初出2007.2.21.》

2008-05-10 09:22:21 | 読書、小説・随筆
東京の郊外は、日中は春の陽気となり、
先程、庭に下り立つと三日月と白梅の満開を眺めたりしていた。

風もなく、日中の暖かさが残り、寒さが感じられない夜のひとときである。


春の夜に わが思ふなり
     わかき日の からくれなゐや 悲しかりける

            作者・前川佐美雄


亡き歌人の詠まれた歌が私の心に沁みてきている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田 月仙・著の『海峡のアリア』・・。   《初出2007.2.4.》

2008-05-09 14:35:53 | 読書、小説・随筆
昼食後、居間の炬燵で田 月仙(チョン・ウォルソン)・著の『海峡のアリア』の未読の部分を読み終えた・・。

このサイトに過日『米ソの冷戦の中、ある家族の人々は・・♪』と題して、
綴ったので詳細は省略する。

私はハード・カバーの本は、書店のブック・カバーをして貰い、
原則として本を読んでいるので、
今回のこの本の帯を初めて読んだ。

2006年「小学館ノンフィクション大賞」優秀賞受賞作

北朝鮮で金日成を前にアリアを歌い、
韓国では日本の歌を禁じられた
『海峡を越えた歌姫』。
その衝撃の半生が初めて明かされる。

幻の『祖国』へ。
家族を引き裂いた過酷な現実を
私はこの目で見なければならない。


このように帯カバーに綴られていた。

私は歴史書、現代史を多少読んでいるが、
読了した重い現実に改めて教示を受けている。

こうした現実の知ると、ここ10年前後の浮ついた小説、映画、音楽など、
敗戦後から今日までの過酷な家族の行方の現実の前、
軽いものと思っている。

何事も真摯こそ、人に感動、そして深く感銘を与える、
と改めて感じ、受けとめたのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魅了された詩歌は・・♪  《初出2007.1.29.》

2008-05-08 17:09:12 | 読書、小説・随筆
東京の郊外は、どんよりとした曇り空の朝を迎えて折、
いつ雨が降り出してもおかしくない空模様となっている。

午前中は小雨、昼下りからは曇り空となり、
最高気温は6度前後と地元の天気予報は報じている。

このような時の朝は、私はゆっくりと新聞を読んだりしている。


今朝の読売新聞では、月曜日の時は【読売 俳壇】、【読売 歌壇】と題した特集が、
一般の人々の投稿を俳人、歌人の人達が選評され、掲載されている。

以前、綴ったことであるが、私は素養がつたないので詠(よ)む力はなく、
それぞれの人生を送られている人々の俳句、短歌を読み、味わい、
そっと人生のひとときに感銘を受けたりしている。


今朝、掲載された中で、私が魅了された詩歌は、

俳句としては、

音のなき 流れ滔々(とうとう) 去年今年

        作者・(可児市) 横井 芳夫


短歌としては、

夕霧の ただよふ町の
  灯はやさし 行きかふ人ら 亡き友に似る

     作者・(八王子市) 皆川 芳彦


私はこうした詩歌にふれると、詠んだお方の人生を思い、
教示を受けて、そして感銘を受けたりしながら人生の教科書としている。

尚、私は俳句も好きであるが、やはり短歌の深みに魅了させられている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家内に本を薦(すす)める時・・♪   《初出2007.1.26.》

2008-05-08 15:53:51 | 読書、小説・随筆
私は読書が好きなので、感銘を受けたりした中で、
人生の微笑みなどが綴られている場合は、
さりげなく家内に読むことを薦めたりしている。

本日、私が読み終えた監修・新井 満、著者・佐保美恵子の
『千の風にいやされて』(講談社)も先程薦めたりした。

昨年では、倉嶋 厚・文、平野隆久・写真の
『花の季節ノート』(幻冬舎)などがある。

こうした本は、その人となりに読めば、
少なくとも、それぞれの人生のありようが学び取れるし、
精読すれば、行間につつまれた人生の機敏を感じ取れ、
心豊かになれると確信している私である。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『千の風にいやされて』・・。  《初出2007.1.26.》

2008-05-08 15:44:26 | 読書、小説・随筆
東京の郊外は、澄み切った快晴の朝を迎えている。
昨夜も幾分寒さが和(やわ)らいだようあり、
主庭の黒土も霜もなく、暖かな朝となっている。

日本水仙もたんたんと咲いており、静寂な庭に彩(いろど)りを染めている。

こうした中でも、私の心は揺れている・・。

昨夜から、過日の火曜日に買い求めた『千の風にいやされて』を読み始めた。
副題として、あとに残された人々は、悲しみをどうのりこえたか、
と明示されている。

この本は監修として新井 満・氏、
読書の声から11人のいのちのかたち、と称して真摯にルポされた後、
綴られた佐保美恵子・女史が中核をなしている。

私はこの11人のそれぞれのいのちのかたちを拝読し、ある程度読んだりした。

私のつたない半生からすれば、
ただ言葉がなく、心は揺れて、そして涙をながしたりしているのである。

古今東西、生と死は人の営(いとな)みに欠かせないことであるが、
いざ自分の身にかかった場合を想像すれば、
心の迷いとなっている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする