温総理大臣が「安全を失えば信用も失う」と記者会見で述べたという。日本では、いや世界では当たり前のことを今更発表してどうする気なのか。このような欠陥商品を売りつけられたら、買った方はどうしようもない。この国では、欠陥商品を売ることくらい当たり前のことなのかもしれないけど。何しろ、他人の技術で造ったものを平然と自分が開発した技術だと称して、特許申請をする国なのだから。
技術を甘く見た結果が事故に繋がったということが、漸く気がついたわけである。それは、東京電力の原発事故でも同じことが言えることである。アメリカが開発した技術を丸呑みして、そのまま造ったのはいいが、国土の違いを殆んど考慮していない設計では地震や津波などに耐えられるわけがない。アメリカやヨーロッパは、地震や津波など殆んど考えていないのである。
今回中国は高速鉄道の製造技術、基盤設備、運行システムなど総ての技術を複数国から導入しているが、果たして総合的な運用が出来るのだろうか。良いとこ取りをしたから、総てがうまく行くとは限らない。システムには、夫々優れたところはあるが、総てのシステムが結合した段階で、僅かな不具合があったら、そのシステムは使い物にならない。
システムに対する考え方、鉄道全体に対する考え方、総てにおいて何かが欠けているように思える。中国政府は、自分たちの主義主張を完成させるための道具に使っているため、今回の鉄道事故も捜査が甘くなっているのではないか。今高速で走っている列車は、次の事故が何処で起きるのか心配しているだろうが、この心配を取り除くには、一度全線をストップさせ何日間か掛けて、、システムが本当に正しく作動するか、再点検する必要がある。雷が原因だ、信号機の故障だ、運転手の運転ミスだ、など様々なことが言われているが、要はシステム全体が本当に正常に稼動するのか、鉄道基盤は正しく企画どおりに造られているのか、鉄道車両は企画どおり造られているのか、などである。また、運転手の技術が問題になっている。運転技術だけでなく、運転システムを殆んど理解していない現状では、正常な運転は不可能である。教育、訓練を遣らないで、即席に運転させるという無謀なことは日本やヨーロッパでは絶対に考えられないことだ。
「安全を失えば信用も失う」と云う基本的なことを今更気がついた政府のトップは、今後高速鉄道をどのように動かして行くつもりか。早く走らせることしか考えていない政府のトップは、恥と外聞を捨てて再点検するのが先ではないか。次の事故を未然に防ぐには、全線ストップして総合的な再点検が必要なのである。他国のことだが、遣るべきことは遣ってほしい。
技術を甘く見た結果が事故に繋がったということが、漸く気がついたわけである。それは、東京電力の原発事故でも同じことが言えることである。アメリカが開発した技術を丸呑みして、そのまま造ったのはいいが、国土の違いを殆んど考慮していない設計では地震や津波などに耐えられるわけがない。アメリカやヨーロッパは、地震や津波など殆んど考えていないのである。
今回中国は高速鉄道の製造技術、基盤設備、運行システムなど総ての技術を複数国から導入しているが、果たして総合的な運用が出来るのだろうか。良いとこ取りをしたから、総てがうまく行くとは限らない。システムには、夫々優れたところはあるが、総てのシステムが結合した段階で、僅かな不具合があったら、そのシステムは使い物にならない。
システムに対する考え方、鉄道全体に対する考え方、総てにおいて何かが欠けているように思える。中国政府は、自分たちの主義主張を完成させるための道具に使っているため、今回の鉄道事故も捜査が甘くなっているのではないか。今高速で走っている列車は、次の事故が何処で起きるのか心配しているだろうが、この心配を取り除くには、一度全線をストップさせ何日間か掛けて、、システムが本当に正しく作動するか、再点検する必要がある。雷が原因だ、信号機の故障だ、運転手の運転ミスだ、など様々なことが言われているが、要はシステム全体が本当に正常に稼動するのか、鉄道基盤は正しく企画どおりに造られているのか、鉄道車両は企画どおり造られているのか、などである。また、運転手の技術が問題になっている。運転技術だけでなく、運転システムを殆んど理解していない現状では、正常な運転は不可能である。教育、訓練を遣らないで、即席に運転させるという無謀なことは日本やヨーロッパでは絶対に考えられないことだ。
「安全を失えば信用も失う」と云う基本的なことを今更気がついた政府のトップは、今後高速鉄道をどのように動かして行くつもりか。早く走らせることしか考えていない政府のトップは、恥と外聞を捨てて再点検するのが先ではないか。次の事故を未然に防ぐには、全線ストップして総合的な再点検が必要なのである。他国のことだが、遣るべきことは遣ってほしい。