『出生率に関して「生産性が低い」』という発言を菅元総理が行っている。マスコミは何故か自民党の国会議員の発言を強く非難しているが、出生率に関して「生産性が低い」と菅元総理が発言していることに対して取り上げないのだろうか。まあ、マスコミの事だから与党を貶めることはしても野党を貶めることはしないのだろう。野党は何が何でも擁護したいのが今の
マスコミだ。
マスコミが偏向報道をすることについては今に始まったことではない。マスコミに公平、平等を求めること自体難しい。不平等という言葉を付ける方が容易い。マスコミが報道しない自由を掲げている限り、不平等、不公平は無くならないだろう。いっその事、中国の新聞、共産党機関紙のようにはっきりとしている方がすっきりする。共産党を非難することは一切書かれない。
日本のマスコミも、野党の不利なことは一切書かないし、書こうとしない。ここまではっきりすると、日本のマスコミは野党の機関紙と言っても過言ではないのではないか。それならば、野党の機関紙らしくもっと野党に都合が良いことだけを書けばいいのだが、そこまで徹底していない。恐らくそこまで徹底した考え方になっていないのかもしれない。そこえいくと日本共産党の機関紙「あかはた」は政府を攻撃することしか書かない。
まあ、テレビと新聞しか見ていない主婦や高齢者は、菅元総理のことなどすっかり忘れていて、今問題になっている自民党の国会議員の発言しか見えないかもしれない。新聞社やテレビは行う世論調査はどうして与党の方が支持率が低いか良く解ると思う。大体、最近のネットによる調査では18歳から30歳未満の与党の支持率が70%前後と半端なく高い。ところが60歳以上の高齢者の与党の支持率が非常に低い。
新聞やテレビでは菅元総理の発言なんか最近全く報道しなくなった。昔のことを良く取り上げるテレビや新聞は野党が不利なことなど殆ど取り上げない。偏向報道だと云われる所以がここにある。モリカケしか報道しないテレビや新聞は外の事は報道しなくてもいい、と考えている。国際問題など重要なことも最近のマスコミは報道していない。報道しない自由とは都合が良い所だけを報道することを言うのだろう。「一億総白痴」と言っていた大宅壮一が生きていたら面白かっただろう。