一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

いよいよ電気欠乏時代到来か

2023-12-30 09:21:43 | 日記
いい気になって電気自動車(EV)を押し進めているが、この電気自動車、環境を保全するどころか、環境をより悪くする、と云う事がはっきりした。自動車を動かすのはバッテリー(EV)だが、このバッテリーを製造するために使うエネルギーと、バッテリーを充電するエネルギー、及び、バッテリーを廃棄するためのエネルギーが莫大なエネルギーが必要となる。自動車を使用するためのすべてのエネルギーは、現在、使用を勧めているハイブリッド車の方がEV車よりも、より環境に優れていることが分っている。そもそもEV車を大々的に進めてきたのが中国なのだ。中国は従来の自動車のエンジン(ガソリンエンジン及びディーゼルエンジン)を基本的に造ることができない。


そのような不利な事情から中国は大々的にEV車を押し進めてきた。そして、中国の方針に乗っかったのがアメリカやヨーロッパであった。アメリカやヨーロッパは、中国の膨大な市場に目がくらんで、EV車に方針転換を勧めたが、環境の事を見た目だけにしか見ていなかった。自動車を動かすための総合的なエネルギーをよく計算をしていなかった。また、中国にして見れば、従来型のガソリンエンジンやディーゼルエンジンを製造する技術を持ち合わせていなかったために即座にEVエンジンに切り替える方針にした。アメリカやヨーロッパは中国の誤った政策にまんまと引っかかってしまったのだ。トヨタや日産、ホンダなど日本の自動車メーカー各社は中国の方向性よりもハイブリッドの方向で勧めてきた。


EVには確かにいい所はあるが、一方で決定的な短所をもっている。それは寒冷地に向いていない、と云う事だ。勿論、技術的な進歩はこれからもあるかもしれないが、現時点ではバッテリーは寒冷地には極めて不利である。北半球にしろ南半球にしろ、必ず冬がやってくる。1年間の間に少なくとも4~5ケ月くらいの期間は気温が10度よりも下回ることが多く発生する。現時点でのバッテリーは低温での電気の再生の効率が極端に悪くなる。摂氏零度以下になるとバッテリーの働きが著しく低下してしまい、自動車の場合エンストを起すことが多くなるという。現在、北半球に属している多くの国では、冬の時期にバッテリーが正常に作動しなくなるというのは極めて深刻な問題である。


この問題は現時点では解決していない。ガソリンエンジンやディーゼルエンジンにおいてはこのようなことは殆んど発生しない。極端な例では氷点下10度、20度でも作動する。また、電気を作るということを考えると、天然ガスやLNGなどを利用した火力発電所と再生可能エネルギーだけで果たして電力を賄うことができるのだろうか。化石燃料や原子力はダメだ、と騒いでいる人たちは今の近代的な生活をどのようにして維持しようというのか。産業用電力は家庭用電力の何倍もの電力が必要なのだ。風力だ、太陽光だ、と言っている人たちは電力供給をどのように考えているのか、である。きれいごとで済めばいいのだが、自分の生活を守るための電力はきれいごとだけで本当に確保できるとでも思っているのか。


自動車エンジンをバッテリーにする、ということがどのようなことなのかもっと深く考える必要がある。言葉だけで「戦争反対」を叫んでいる人たちは、ウクライナやイスラエルに実際に行って見ないと何も判らない、ということと同じ。「ロシアがもし勝利したら」「ハマスがもし勝利したら」今後の世界はどのようになるか。次の危険な舞台は、台湾であり、朝鮮半島なのだ。

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自民党はもう一度下野しないといけないかもしれない

2023-12-24 09:08:56 | 日記
今の自民党、何かが狂っているとしか思えない。いや、歯車が食い違っているのかもしれない。嘗ての自民党ではなくなってしまったのかもしれない。そういえば、一度、民主党に政権を譲ったことがあった。その時に、自民党は必死になって色々なことを考えた。当時、安倍晋三氏が自民党の再生を図った。民主党から政権を奪取するため様々な改革を行った。あの時の事をもう一度思い直す必要があるのではないか。安倍さんは既にいない。自民党の再生を図るためには誰かが力にならなければならない。そのためには、一度下野をしてやり直す必要があるのではないか。今の自民党に何が欠けているのか、よく考える必要がある。


しかし、そうはいっても今の野党はどうなのだろうか。立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、日本共産党の四つの党が野党の主体である。今、この四つの党に果して日本を任せることができるだろうか。嘗ての民主党のような一つの党ではない。この四つの政党、考え方が相当違っている。右から左まで様々だ。中道が日本維新の会と国民民主党である。後の2つの政党は完全に左寄りである。左寄りの政党には果して日本を任せることができるのだろうか。と云う事は、日本維新の会と国民民主党の2つの政党だけでは政権を作ることは不可能である。やはり自民党という政党が必要になる。自民党、日本維新の会、国民民主党の三つの政党が日本を引っ張っていくことになるのか。


連立政権という形にすることが必要になるかもしれないが、こういう形で果たして日本を引っ張っていくことがいいことなのかどうか。連立政権と云えば、ドイツが見本になるかもしれない。ドイツの連立政権は出だしは好調だったが、色々なことを進める段階で政党間の軋轢が出てきた。当然のことなのだが、政党には夫々政党としての考え方があり、それを訴えて議員を当選させたのである。政党の考え方に反してまで政権に留まっていることは出来ないはずだ。連立政権の難しさは異なる考え方が出てきたときに問題となる。日本では連立政権はあまり経験がないので果たしてうまく機能するかどうかである。現在、自民党は公明党と連立を組んでいるが、その主体は自民党であり、殆どを自民党が主体となって政権を勧めている。


若しも、自民党が選挙で敗退して過半数を維持できなくなったとき、最大多数の自民党が公明党、日本維新の会、国民民主党の四つの政党が国政に引っ張る形に持っていけるのだろうか。今、若しも国政選挙をやったら自民党は大敗するかもしれない。連立政権誕生となれば、野党だけで連立政権ができる可能性もあるが、それは極めて難しいものとなるだろう。立憲民主党と日本共産党が参加する連立政権は成り立たないような気がする。国民は政治に何を訴えるのか。政党が都合がいいことばかりと打ちだしたら、国民は拒否反応を起こすかもしれない。だからといって選挙で国会議員を選ばないわけにはいかない。


変な国会議員を選んだら、それは国民の責任なのだ。そんなことをしたら世界から笑いものになってしまうし、先進国として失格だ。世界をリードしていく国家という立場は守る必要がある。民主主義国家であるということを堅持しなければならない。恥ずかしい国にしないためにはしっかりとした政治にしないといけない。国民の責任は重大である。

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習近平総書記は、中国人民の代表者なのか?

2023-12-20 14:41:49 | 日記
何故、このようなことを書いたかと云えば、中華人民共和国は、中国共産党一党独裁国家である。総書記というのは、共産党員が選んだ人であり、共産党員は、中国人民が選挙をして選んだ人ではない。共産党員は選挙をして選ばなかった、と云う事は、どのような形で選んだのだろうか。それは、共産党の上層部の人間が、「共産党員になりたい」という人が共産党への入党の申請をして「この人は共産党員に相応しい」と云う事で党員にしたわけである。そして、党員の中から実力をつけてきた党員が責任者を選び、それが順々に上部に上って最終的に総書記になった、というのが結論である。これらの手順を考えた場合、共産党員の下部から再上層部になったというのがその仕組みなのであって、人民から選ばれたということになっていない。


現在の共産主義の世界、権威主義の世界、独裁主義の世界、すべてが同じというわけではない。権威主義の国家、独裁主義の国家などの中には、しっかりとした選挙を行って選出された人たちもいる。それらの代表者たちは、選挙で選ばれたことでもあり、すべてが民主主義とは言えないにしても、人民から選ばれたのであって、代表者ということができるのではないか。中国のように、選挙などは一切行われることなく、共産党の幹部の中で秘密裏に代表者を決め、その結果をして人民の代表者の如く扱うのは、真の国民の代表者とは言い難いのではないだろうか。中国国家が公然と習近平総書記を人民の代表者の如くいうのは何かおかしいように思えるのだ。


権威主義、独裁主義がすべて悪い、ということは出来ないかもしれが、少なくとも、現在、世界で民主的ではない方法で国の代表者を名乗っている人間は本当に国民を幸せにしているのだろうか。権威を
翳して自分や自分の親族、取り巻きだけにお金や権力を集中させている権力者は、国をどのようにしているのか解っているのだろうか。現在、中国は権威主義、独裁主義の象徴になっている。しかし、中国国民は、現状を把握しているのかしていないのか、わかっていないのではないだろうか。世界の人々が中国という国家を「素晴らしい国家だ」と思っているのだろうか。中国人が海外へ行った時、自分たちが尊敬されるような国であり、国民であると考えているだろうか。


人間は神様ではないので、すべてが善人であることはないが、少なくとも、他人を、他国を縛り付けたり、危害を加えたりしてはいけないことは解っているはずだ。が、中国が他国への干渉が非常に大きくなっていることを知っているのだろうか。中国の指導者の言動や行動が世界に与える影響力が極めて大きくなっている。習近平という一人の人間が多くの人間を支配下において偉くなったつもりで権力を使い放題にしている姿は狼のように見える。現在の中国人の真意が同七日が今ひとつわからない。中国人が本当に世界を支配することを夢見ているのだろうか。
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「習近平総書記は独裁者ではない」と中国共産党は言っているが?

2023-12-16 09:18:21 | 日記
中国共産党は、共産党総書記である習近平は独裁者ではないと言っている。これはヨーロッパのどこかの国のトップが「習近平は独裁者だ」と発言したことに対する反論である。一般的な独裁者の定義はどうなっているのか、調べてみたら次の通りだった。


独裁者(どくさいしゃ、英: dictator)とは、ある団体の中における権力を独占し、恣意的に物事を進める者のことである。政治学においては、国家を支配して独裁的な統治を行う者を指す。


この定義によれば、中国の習近平総書記は独裁者であるということがはっきりしている。それでは中国では「独裁者」の定義はどうなっているのだろうか。残念ながら、中国の定義づけは調べることができなかった。そもそも、中国には「独裁者」の定義づけを行っていないのではないだろうか。中国にも国語辞典やその他の辞典があるはずだが、「独裁者」の定義づけは行っていないのかもしれない。何故なら、こういう言葉を使うことは禁じられている可能性が高いからだ。共産党、共産主義にとって都合が悪い言葉は使用できないようにする、というのが共産主義なのだから。中国は日本と同じように漢字を使用している国である。若しも「独裁者」という言葉が存在するとしたら、言葉の定義づけを行わなければならなくなる。存在自体を否定してしまえば定義づけも必要なくなる。


手元には中国語の国語辞典を備えていないが、中国が発行する国語辞典があれば調べてみたい。それはともかく、習近平総書記が独裁者ではない、と中国政府が発表した所から、中国政府自身は「独裁者」の意味は理解したということになる。それでは習近平が独裁者でないのならば、一体何なのか、と云う事だ。民主主義国家ではないのだから、選挙で選ばれたわけではないし、国民の代表者と云う事でもない。一体、どのように定義をすればいいのだろうか。共産党の代表者ではあるが本当に国民の代表者と云えるのだろうか。まあ、共産党一党独裁国家だから国民の代表者と云えるのかもしれない。共産主義社会にとっては一人の人間が選挙ではない状況で支配することを独裁者と云わないで何という言葉で表現をするのか。


中華人民共和国憲法第1条は、中華人民共和国が「労働者階級が指導し、労働者・農民の同盟を基礎とする人民民主主義独裁の社会主義国家」であると宣言する。ここで「独裁」という言葉が使用されており、我々素人から見るとやはり独裁者が支配する国家であるように見える。中国政府が習近平国家主席は独裁者ではない、と幾ら唱えてもそれは絵空事でしかない。そもそも、人民民主主義独裁とは一体何なのだろうか。民主主義と独裁という言葉を繋げて一つの言葉として使用している。

少なくとも民主主義社会は独裁ではない。この憲法の定義づけは意味不明である。こういう誤魔化しの言葉を作って国民の目をたぶらかすのは将に共産主義国家である。民主主義という言葉を使えば誤魔化せると思っているのだから浅はかである。独裁者が君臨する共産主義国家では民主主義という言葉は死語である。現在の中国では民主主義と云う言葉は絵に描いた餅と同じだ。監視されている国民には民主主義という言葉の意味は解らないだろう。
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習近平は海賊船の船長か?

2023-12-12 09:39:57 | 日記
中国共産党のトップ、習近平主席は鬼のような兜をかぶって世界に大声を叫びながら邁進をしていた。しかし、その勢いは殆ど失われ今や沈没しようとしている海賊船となっているようだ。中国という国の中では騒動こそ起きていないが今にも爆発しそうな何かが動いているように見える。それこそ何も起きないのだろうか、という気がしてならない。中国国民は一体何を考えているのだろうか。そして、中国の中心にいる共産党幹部たちはどのように中国を引っ張っていこうとしているのか。不動産バブルは既にはじけていて、金融は破壊寸前に来ている。習主席率いる共産党中央部ではどのような手を打とうとしているのか全く見えない。このまま何もしなければ、中華人民共和国という海賊船は沈没してしまうかもしれない。


中国は周辺諸国を取り巻いている多くの国を恐喝してきたが、武力を強化してそれを恐喝に使うつもりだろうが、そんなにうまく運ぶわけがない。ロシアのプーチン大統領が核兵器で周辺諸国を恐喝しているが、同じことを若しも習近平が行ったら、世界の破滅が待っている。まさかそのような手を使うことはないとは思うのだが。中国という海賊船の船長たる習近平は今の中国をどうするつもりなのか。習近平が国民に対して
右を向け、と云えば、今のような状況で国民は静かに右を向くだろうか。今の政治、経済、社会を中国国民はそんなにすんなり受け入れるだろうか。今、中国国民は、監視カメラで見張られ、治安警察に取り囲まれ、国民どうしを通報する仕組みを作った。


こんな社会を作った習近平は果たして国民から支持されるだろうか。どこかに少しでも蟻の穴程の隙間ができたらとんでもないことが起きるのではないか。監視カメラの隙間を潜って、携帯電話に暗号でどこかに送り合ったり、知恵を使えば国民同志がすぐに物理的にではなく集まることができる。今の中国人たちはそれほど愚かではないはずだ。少し知恵を絞れば、必ず隙間が出てくる。治安警察や監視カメラを搔い潜って協力し合うことも可能ではないか。中国共産党幹部たちは、身の危険を感じた段階で、自分たちが安全で逃げられるように抜け道を作っているはずだ。中国という海賊船は沈没寸前かもしれない。多くの国民は自分たちには害が及ばないような手立てを少しは考えているのではないか。


それでは海賊船の船長はどうだろうか。最早逃げ道はないのではないか。沈没船と一緒に沈んでしまうかもしれない。それとも共産党幹部たちが守ってくれるか、あるいは、幹部たちに叩きのめされるか。何時の時代も国が亡びる時には指導者も一緒に滅びるのだが、中国はどうか。人民解放軍は習近平船長を助けるだろうか、それとも別世界にお見送りをするのか。

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