中国とロシアは自分たちが都合のいい領土の考え方を公表している。領土は、その時代によって大きく異なっている。それは何処の地区、ということなく、世界至る所がそうなのだ。特に近世から近代になってからは国境は著しく変化している。中国が主張する領土などは矛盾に矛盾を重ねており、適当に都合がいい時代を取り出し、都合がいい領土を自国の領土だと主張しているのだ。その中でも最も適当なのが現在の南シナ海であろう。この場所が中国領海だったことは過去の歴史を見ても見つからない。そもそも、中国大陸から離れているこの地域がどうして中国の領海なのか理解に苦しむ。
また、台湾が中国固有の領土だという考え方もおかしい。これも、そもそも、中国共産党が中国を支配してからは一度も台湾を自国として扱ったことはない。政治形態が全く国たる台湾を中国本土と同じだと主張するのは単なる「ここが欲しいから」ということしかないのだ。こういう主張が通ってしまうのなら、何処かの場所を、「ここは自分の領土だ」と主張したら自分の領土になってしまう、ということになる。国という考え方ができたのは一体いつの事からなのだろうか。2000年前に国という考え方はあったかもしれないが、その当時は権力が及ぶ地域を自国の領土だと主張していた。
しかし、その考え方は力が及ぶ限りのものであって、力が衰退していけば自然にその場所を手放さなければならなくなった。19世紀から20世紀になって国際法という考え方が浸透し、国境という考え方が定まったことで、国土ということが決められてきた。領海が決まったのは20世紀になってからだ。国土と領海は、第2次世界大戦後、国際法で保護されることになった。現在、決められている領土と領海は簡単に変更することはできない。以上のような観点から、現在、ロシアと中国が主張している領土と領海に関しては一般的な考え方とは異なっている。
また、台湾が中国固有の領土だという考え方もおかしい。これも、そもそも、中国共産党が中国を支配してからは一度も台湾を自国として扱ったことはない。政治形態が全く国たる台湾を中国本土と同じだと主張するのは単なる「ここが欲しいから」ということしかないのだ。こういう主張が通ってしまうのなら、何処かの場所を、「ここは自分の領土だ」と主張したら自分の領土になってしまう、ということになる。国という考え方ができたのは一体いつの事からなのだろうか。2000年前に国という考え方はあったかもしれないが、その当時は権力が及ぶ地域を自国の領土だと主張していた。
しかし、その考え方は力が及ぶ限りのものであって、力が衰退していけば自然にその場所を手放さなければならなくなった。19世紀から20世紀になって国際法という考え方が浸透し、国境という考え方が定まったことで、国土ということが決められてきた。領海が決まったのは20世紀になってからだ。国土と領海は、第2次世界大戦後、国際法で保護されることになった。現在、決められている領土と領海は簡単に変更することはできない。以上のような観点から、現在、ロシアと中国が主張している領土と領海に関しては一般的な考え方とは異なっている。
横暴な国と化している中国とロシア、世界制覇を狙う中国、こんな国が地球を支配したら世界が破滅してしまうだろう。そうならないためには自由主義社会はもっと頑張らないといけない。日本は自衛力を強化しようとすると、左寄りの人達が反対をする。若しかして、日本を中国とロシアの一部にしたいのかもしれない。中国やロシアは、隙があれば日本の領土を掠奪する。そのような国に対しては隙を見せてはならない。