中国高速鉄道、部品の多くを海外から調達、自国では造れない

中国はどの分野においても自国で材料を調達することが難しいようだ。機械工業、特に精密機械工業が遅れているということになるだろう。精密機械工業は工業製品を作るうえで基本的なものだ。精密機械工業が真面に出来なければ多くの製品を作る事はできなくなる。航空機、自動車、列車、製造工場など動力部分があるものについては基本的な部品を作れないと製品そのものが造れない。いや、例え製品が出来上がったとしても問題が多い。中国では宇宙ロケットを自国で作っているというが、果たしてどんなものが出来ているのだろうか。重要な部品が自国でできなければ、心臓部となる部分はただ外国から輸入した部品を組み立てるだけになってしまう。単なる組立工場である。


所謂、中国製と言われる製品に革新的なものが中々できにくいと言われているのは、このためではないだろうか。ジェット機のエンジンは勿論、自動車のガソリンエンジンやディーゼルエンジンさえ中国は遂に自国で独自に造ることが出来なかった。精密機械工業は基本設計から小さな部品を作り、大型機械を作り上げるのである。地道な作業をコツコツやらないと出来上がらない。それこそボルトやナット一つから作り上げないといけない。旋盤も同じ。１００分の１ミリ、１０００分の１ミリという単位で鋼鉄などの金属を削ることが出来なければ精密機械の基を作る事はできない。物の精密さは勿論、作業の地道なもの所謂正確さが求められる。


中国人には、このような作業が果してできるであろうか。中国の高速鉄道では、何とか列車を造ることが出来るようになったというが、多くの部品を海外から調達しないといけない状況が続いていて、それが今でも、これからも続くという。精密機械工業は見様見真似だけでできるものではない。設計という作業を一から行う必要がある。失敗に失敗を何回も重ね、時間が掛かるものだ。基本設計をしっかりとやらないと完全なものはできない。これから中国が自国で高速鉄道の部品などを製造できるようにするためには、まだまだ時間が掛かるに違いない。要は、今からでも遅くはない。国をあげて取り組まなければ何時まで経っても部品を自国で製造することはできないだろう。ジェット旅客機を自国で製造しようというが、ジェットエンジンはまだ自国独自ではできていない。タービンの製造技術がないので難しいかもしれない。

物作りにはノウハウが沢山ある。それを国民自身が自ら体の中に作り上げないとできない。努力の積み重ねである。物まねをしたり、技術を盗んだりしているだけで満足していては、これは中国だけでなく日本だって同じだ。人材育成を行わないと永遠にできないだろう。

日本医師会役員の高齢化、これで最先端医療の審議が出来るのか

どこの業界、学会でも高齢化が進んでいる悩みは分かっている。命を守る団体の最高峰として日本医師会はどうだろうか。現在の役員の年齢を見てみると５０歳代はたったの一人、あとは全員６０歳以上８０歳代である。医学会は最新技術が進んでいて、今や大病院や大学病院でも最新鋭の医療機械を使って最新鋭の技術で診療している。そんな中、日本医師会の役員のメンバーには高齢者ばかりが並んでいるのだ。勿論、医学の面ではベテラン揃いかもしれないが、最新の医学技術については果たしてどうなのだろうか。技術の進歩は何処の世界よりも早く、中々追いつくことは難しい。新しい技術を身に付けるのは若い医師が優先して行っていて、年配の医師は中々見に付けることは難しいかもしれない。


そのような現実を見ると、今の日本医師会は果たして機能しているのだろうかと思いたくなる。最先端医療の世界を日本医師会が本当に理解をしているのかが問題である。今回のコロナに関しても日本医師会は先の先までしっかりと見据えて審判を下してきたのだろうか。日本医師会の判断一つで政府の方針が揺らいでしまうことも考えられる。新薬の開発や研究に関しても、どういうわけか日本での進捗度は海外と比較して遅れてしまっているように見える。今の日本では新薬の治験がうまく機能していないのではないか。過去に失敗をしたことに対して何かトラウマでもあるのではないか。日本は過去の失敗をもっと上手に生かすことが出来ていないようにも思える。


現在、施行されている法律の中でも現代にそぐわないものがあるとしたら、日本医師会でしっかりと審議、検討をして改正する方向で進めるべきではないだろうか。新薬の開発は治験ができなければ進めることはできない。治験を進めるのに障害があるとしたらそれは何なのか。これはコロナの新薬の開発に限ったことではない。他の新薬開発に対しても同じことがいえる。新しい感染症が今後も発生してくることがあるかもしれない。新薬の開発には時間とお金がかかる。そして人材も必要になる。日本医師会は次の新薬をしっかりと開発できるような体制を作るためにもっと努力しなければならない。


小生は日本医師会の役員の３分の１は５０歳代の人に任せるべきではないかと思う。日本医師会がもっと最先端医療に力を入れるように指導しなければならないはずだ。

平和ボケの沖縄県人、「戦争準備止めて」を何故中国に言わない

沖縄県人は日本が防衛力の強化をすることに何故か反対をしている。中国が尖閣諸島に軍艦を送り込んでいることにどういうわけか反対をしない。若しかして、中国軍は台湾有事の際、日本の尖閣諸島だけでなく沖縄近辺に攻め込まないとでも思っているのだろうか。沖縄県人はここまでノー天気になってしまったということになる。いや、もっと言えば、沖縄には中国のスパイがうようよいて沖縄県人を洗脳教育をしてしまったのかもしれない。若しも、台湾有事となった場合に、中国軍はまず尖閣諸島に攻め込むことになるだろう。何故なら、ここを中国が占拠して台湾を北側から太平洋に出ることになるからだ。


尖閣諸島は台湾有事の時には最初に戦場になるだろう。沖縄県人は、中国軍は沖縄を避けて戦争になるとでも思っているのだろうか。全くノー天気というか平和ボケというか、常識知らず、というか、何て表現をしていいか分からない。まあ、中国のスパイたちが沖縄県人たちに妙媚薬でも飲ましたのかもしれない。県知事をはじめとして頭の中が何処かに飛んで行ってしまったのだろうか。いずれにしても、現在の尖閣諸島の現状を沖縄県人たちはどのように眺めているのだろうか。中国の軍艦が来ていることを知らないのだろうか。いや、そんなことはないはずだ。


沖縄県の漁民の多くが尖閣諸島近辺での漁場を失っているからだ。そういう事実はなかったことにしたいのか。それとも中国軍が沖縄県人を守ってくれるとでも思っているのか。若しも、沖縄県が中国に占領されたら沖縄県人は平和に暮らせるようにしてくれるとでも考えているのか。太平洋戦争後にアメリカが沖縄を占領し、その後、日本に返還をしてくれた。中国が沖縄を占領したらアメリカと同じように沖縄を返還してくれると考えている沖縄県人は平和ボケではなく平和バカである。中国が執拗に台湾を欲しがっているのは何故なのか、沖縄県人には分からないだろう。


中国共産党政権になってから、台湾を一度も支配したことがない。それなのに何故か台湾は中国の領土だと主張する。この理不尽な考え方は何処から来るのか。ただ隣にあるから自国の領土だと主張すれば自国の領土だと考えてしまう。こんな国の人間に沖縄が占領されたら中国領に編入され沖縄県人は全て奴隷扱いにされることになるだろう。チベット地区を見よ。ウイグル地区を見よ。香港を見よ。中国が支配をしたらどうなるか、よく解るではないか。沖縄県人には霞がかかってよく見えないかもしれない。一体誰が沖縄県人に変な魔術を掛けたのか。

立憲民主党に聞きたい、「政党の規模、２位じゃダメなんですか」

政権政党になるためには１位になる事が条件だ。いや、連立政権の場合には必ずしも１位にならなくてもいいかもしれないが。今の立憲民主党、各種の委員会での質問、単に揚げ足取りをしているケースが殆んど。何故具体的な提案ができないのか。しっかりとした提案型の質問ができなければ、何時まで経っても政権政党にはなれないだろう。日本国民は、立憲民主党が何故政権政党になれないのか、よく知っている。嘗て政権政党になった民主党、余りにもお粗末だった。途中で尻切れ蜻蛉になり、空中分解をしてしまった。３人の総理大臣を輩出したが、最初の２人は最悪だった。


最後の野田氏が辛うじて総理大臣の体を示していた。後の２人は現在の状況を見ると無残な姿をしている。恥ずかしい限りだ。日本の総理大臣だった、と言うのが恥ずかしい。若しも、立憲民主党を中心にした連立政権が出来たら、一体誰が総理大臣になるのだろうか。それを考えると今の野党連合になる代表者が総理大臣の姿になることが出来るのかどうか。国民は野党連合が衆議院の過半数を獲得したら誰を総理大臣にするのか考えているのだろうか。総理大臣は国の代表である。２位以下の野党連合に総理大臣に相応しい人が現れたら国民は野党に投票するかもしれない。そのような考え方から野党もしっかりとした人選をして選挙に臨んでほしい。


野党連合には、アメリカとどのような形の連合をしようとしているのかはっきりしない。何か、中立的な立場を取ろうという意見があるが、中間的な意見は今の韓国を見るとよく解るはずだ。韓国のような風見鶏を思い浮かばせる。風の吹くままの中間的な態度では国際社会は受け入れてくれない。よく、スイスのような国になる、というのだが、それは無理だろう。アメリカと中国、ロシアとの間に挟まれている状況から両方の中間を行くのは極めて難しい。野党の左翼の人達は中国、ロシアに近い立ち位置をしようとするかもしれないが、日本人の多くはアメリカや西ヨーロッパの立ち位置を望んでいる。


中国やロシアの共産主義という独裁、権威主義は日本人にはなじまない。一党独裁政権のやり方には賛成できないだろう。民主主義を手に入れて、今の平和な世界を作ってきた日本は、共産党一党独裁のやり方にはついていけない。野党は日本人の多くの人の考え方をしっかりと理解しないと政権を獲るのは難しい。嘗ての民主党のように大勝することは可成り困難だ。

中国に再び文革の嵐が近づいているのではないか

中国の基盤となっている共産党が、今盛んに人民を締め付けている。その背景には共産党が最も怖れている嘗ての文化大革命ではないだろうか。習主席は盤石の基盤を築いているつもりだろうが、その基盤は決して盤石ではない。その証拠に、人民への締め付けが半端なく厳しくなっている。企業経営者でも超大手企業の経営者が何人も拘束され、そして追放したり謎の死を遂げている。監視カメラを数百万台も設置して、人民の不穏な行動を監視しないといけなくなっている。多人数の集会は殆ど禁止されている。情報管理にも神経をとがらせている。ＮＥＴは特に集中して管理を行っていて、小さな言葉でも問題がありそうなものは即座に削除されてしまう。


人民への締め付けが厳しくなればなるほど、何らかの騒動が起きてしまったら、拡大するのは光の如く早い。嵐は起きていないが、嵐の前の静けさなのだろうか。国土が広いために何処から攻められてもおかしくない状態だ。特に、チベットや新彊ウイグル地区は大きな爆弾を抱えているようなものだ。国内においては、海岸を守るよりも内陸を守らないといけない。北京、上海、などの大都市ではなく中小都市の方が沢山の問題を抱えているのではないか。所得格差が半端なく大きいのが中国の国内問題だろう。治安を維持するのは、専門部署があるが、果たして機能しているのだろうか。


現在の上層幹部だけでは１４億人を完璧に管理するのは無理がある。その無理を通せばどこかに穴ができ、溝が生まれる。それをもっと無理にやれば小さな綻びから必ず爆発が起きる。人民が爆発を起こす前に何等かの手を打たなくてはならない。自由も人権も無視して人民を無理やり押さえつければ何処かで爆発が起きてもおかしくない。中国がこのまま何も起きないで過ごすことは無理だ。今の中国は爆発寸前に来ているのではないか。第二の文革は間近に来ているような気がする。習主席が毛沢東と同格になったと勘違いしている。都市部にいる中国人民は、優雅に暮らしているように見えるが、農村部にいる人たちは鬱積が溜まっているはずだ。


共産党幹部たちは、自分たちに火の粉がかからないように押さえつけているが、果して今のままでいられるだろうか。人間だけでなく、動物はすべて押さえつけたら必ず爆発を起こす。そんな事は共産党幹部たちは口には出さないが知っているに違いない。今後、中国はどうなっていくだろうか。共産党結党１００年と云っているが、そんなのんびりとしている場合じゃないだろう。今の中国共産党幹部たちは、革命の実態は書物で読んでいるだけで全く知らない。若しも、第二の文革が起きたらどのように対処するだろうか見ものだ。