一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

日本の得意分野

2011-01-31 06:21:53 | 日記
日本には得意分野がある。それは技術開発である。今世界中で使われているデジタルカメラと薄型テレビ、その技術を開発したのは日本である。勿論、基本特許、周辺特許の多くは外国人が所有しているものもあるかもしてないが、今使われているものは日本人が開発したものだ。
その他、数えればきりがないほど多くのものを作ってきた。「物造り」は日本の得意技でもある。世界を見回しても、中国や韓国、東南アジアに製造数やコストでは負けているかもしれないが、技術は日本がトップである。
日本は、技術先進国であり続けることが出来るのは、その技術開発を怠りなく行っているからだ。この力の根源が日本民族をここまで押し上げてきた。今後、今までと同じように技術先進国として生きていくにはどうしたらいいのだろうか。特に、得意分野は他の国に負けることは出来ない。日本を今後も支えていくには技術開発は遣らなければならない。
民間企業では、今まで日本の技術開発の中心部分を行ってきた。企業の力が弱くなれば今までのような技術開発を進めるのは難しくなる。国も何らかの力を貸してくれないと企業の限界を食い止めることは出来ない。技術開発には大変なコストが掛っている。中国や韓国は日本の技術を真似しているが、この数年の間にはこれらの国も追いついてしまうかもしれない。嘗て、戦後の日本が欧米に追いついたのと同じである。
アジアの技術先進国である日本は、ある部分は世界の技術先進国でもある。今までと同じようには行かないかもしれないが、今の若い人たちに技術開発を委ねることができるのは教育であろう。技術の基本は教育でしかえられない。心配なのは、理科系が余り伸びていないことだ。今後の日本を担う若い技術者を持って増やさなければ、今後の日本を背負っていくことは難しい。
今までは、余りにも企業に頼りすぎていたのではないか。中国や韓国では国を挙げて技術開発を進めているという。日本に追いつけ、と云うのが狙いであろう。日本もうかうかしてはいられないはず。日本の得意分野で、今後も世界のトップに立つことができればまだまだ技術大国でいられる。
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揺れている中東、アフリカ

2011-01-30 06:12:11 | 日記
一国から始まった政変が多くの国に飛び火している。中東全体が不安要素を持っていることが良く解る。エジプトは最も安定していると考えら得れていたが、基礎はそれほどでもなかった。今までの不満が一挙に爆発した感じがする。
埃及へは15年ほど前に観光で訪れている。ピラミッド、スフィンクス、王家の谷など多くの観光地を見て回った。カイロの考古学博物館では、ツタンカーメンを満足がいくほど眺めることが出来た。保存された多くのミイラも時間たっぷり見ることが出来た。今回のカイロの騒動で、この考古学博物館が襲われ、ミイラが損傷したという。極めて残念なことだ。現在の政治と考古学の史料とはまったく関係がないのに、貴重な資料を損傷させるとは何とも情けない気持ちがする。
そういえば、イランやイラク、パキスタンにも多くの考古学の資料が博物館に残されていたが、殆んどが破壊され、持ち出されてしまったという。考古学史料は同じものを2度と造る事が出来ない貴重なもの。地球の財産である。宗教上の理由から、或は、暴動に参加している人たちの歴史感覚から、あるいは、この史料をお金儲けのために持ち出されたのかもしれない。中国では、文化大革命のときに多くの歴史資料を失っている。やはり、民衆の考え方一つなのかもしれない。
今回のエジプトのケースは、持ち出されたわけではなく、破壊されたという。是も暴動に参加した人間の目的が何なのか、と云うこと。歴史資料を破壊することで何を得ることが出来るのか。エジプトには重要な歴史資料が沢山ある。これらは出来ることなら傷をつけないで欲しい。過去の文化を知る上で極めて重要な史料だということを知ってほしい。
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環境と共生、可能なのか?

2011-01-29 06:09:08 | 日記
環境保護や、動植物保護のために人類は共生しなければならない。そこには、人間の生活をどのように守るかも考えなければならない。人間の生活を無視した保護は本当の保護なのか。共生と云う言葉に踊らされて、人間の生活をすべて犠牲にしろ、と云うのは酷な気がする。
北海道では、漁業者と動物保護の関係で、この問題が起きている。「トド」や「アシカ」が、北海道の海岸へ押し寄せているという。そこには、従来から魚場があり、漁業で生計を立てている人たちが生活をしていた。動物たちは、本来、流氷のためにこの地には来る事が出来なかったが、最近の温暖化で、流氷が来なくなり、動物たちだ来るようになったという。当然餌となる魚は、動物たちによって食べられてしまい、漁業で生活する人たちには分配されない。
動物保護と云う名で、穴居憂く追いやられるのが立場の弱い漁業者になる。小さな漁船で生活をする人たちは、大型船と違って遠洋漁業に切り替えることは不可能だ。生活の糧を奪われた人たちをどのように救わなければならないのか、問題が残る。世界的に希少動物といわれているのだろうが、漁業で生活する人たちには保護をすることによって有益になるという感覚は持てない。
環境と共生は、人間と猿や鹿、熊、と云ったものとの関係も問題になっている地方が或。人間が住む場所が段々動物たちの住んでいる場所に近づき、動物たちの住む場所が侵される。これは世界中の希少動物にいえることだが、人間が文化的な生活をするようになった、と云うことから、共生と云う言葉が出てきた。
環境保護を最優先に考えると、人間の生活を或程度制限しなければならなくなる。しかし、その制限をどこまで遣るのか、と云う問題になると、接点を見つけるのは困難になる。環境団体は環境保護を前面に出す。人間の従来からの生活を無視する団体さえ出てくる。この問題、どこで接点を見つけるのか、迷ってしまう。
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大河ドラマから見えるもの

2011-01-28 06:11:25 | 日記
NHKの大河ドラマの歴史は古い。初期の作品は白黒で作成されている。しかし、その内容は見ごたえがある。色がついているかいないかではない。映像技術の進歩で、CDが取り入れられた最近のものは技術は素晴らしいが、内容がいま少し、と云うものがある。実際に作品として既に書かれたものは、それを如何に編集し、ドラマ化するかである。
多くの俳優たちが作品には参加する。どれをとっても素晴らしい演技を見せてくれる。問題は、その演技力を生かしたものになっているかどうかであろう。筋書きが原作に忠実であるかどうかも気に掛るところ。原索通りに作らなければいけないかどうかは出来上がりを見ればわかるのかもしれないが、素人にはその判断は難しい。
時代背景は、時代考証と云う一つの壁がある。NHKの作品は、この時代考証を大変重要視している。従って、大河ドラマといえども、小生は、この時代考証には非常に関心を寄せている。教科書や参考書を紐解いたときに、このドラマでどのように扱っていたか、後で思い出すことがある。また、旅行をしたときに、大河ドラマの対象になった場所では、その時代には、どのような所だったのか、どのような景色だったのか。
民放で作成される時代劇作品は、あくまでも娯楽物であり、時代考証は余り真剣に見ることはない。これに対してNHKの大河ドラマは見る観点が違う。人物が着ている着物、その周りにある道具、部屋の造り、家の格好、屋根の姿、など見ているだけでその時代が想像できる。時々、疑問がわくと持っている本で確認することもある。
時代が新しい作品といえども、資料が少ない場合もある。最近は近代のものが少なくなっている。明治維新以降のものは殆んど見当たらない。どこの時代を取り上げるかは放送局の考えであろうが、もっと幅広く取り上げてもらえるといいのだが。これも近隣諸国との関係があるので難しいかもしれない。
大河ドラマは見ていて楽しいだけでなく、その時代のことが良く解るので、今後も力を入れて欲しい。但し、見栄えがいい、と云うだけではいい作品だとは断定できなくなる。
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どうする、マナー違反

2011-01-27 09:41:34 | 日記
マナー違反は見た目だけではなくみっともないし、見苦しい、恥ずかしい。特にスポーツで、国際試合のときに遣った選手がいると思うと情けない。今回のサッカー試合で、日本と韓国のPK戦の時、韓国の選手が相手国である日本を侮辱するような仕草をテレビ映写機に向って行った。
国際試合の場で行ったことが問題なのだ。自分の国の中の国内試合であれば、勝手に遣った、と云うことで済まされるであろう。しかし、国際試合であれば、そこは海外でもあり、世界中に放映されているのである。韓国と云う国がどれだけ悪く云われようとも仕方のないこと。遣った本人は軽い気持ちだったかもしれないが、日本人には最悪のことになる。小生は、韓国人がすべてこのような人間だとは思いたくないが、このような人間が国際試合に出ること事態問題であると思っている。
韓国では、この問題をそれほど重要視していないようであるが、日本人にとっては国を侮辱された、と云う思いの人間がいることは確かである。他国のことばかりではなく、日本人も海外へ行く人たちは、充分に気をつけなくてはいけない。特に、海外メディアに出る人たちは、日本のイメージを損なうことだけはして欲しくない。
中国で、サッカーの国際試合があると必ず起こるのが中傷である。この国も国際試合を行うマナーが余り高くない。それだけ国際的な感覚を見につけていないということなのだろう。スポーツでは、選手だけではなく観客のマナーも採点の一つになる。勿論試合そのものの点数には響かないが、イメージは決してよくはならない。
スポーツなどの国際試合では、観客のマナーにも点数を表示するようにしたら面白いかもしれない。中国や韓国は観客のマナーの点数は標準以下になるのではないか。
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