一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

投資と投機の違いは何か

2010-05-28 11:13:11 | 日記
世の中、不景気の真っ只中にある。どういうわけか、金を持っていて使い道に困っているものがいる。そんな人間を探して詐欺を働くものがいるのだ。詐欺は犯罪である。しかし、騙される方も問題がある。儲けようと云う考えは悪い事ではないが、世の中、そんなに甘くはない。
投資には、大原則がある。その第一は「ハイリスク・ハイリターン」である。沢山儲かると云う事は、それだけリスクが高いのである。年利20%、30%をうたい文句にしている投資話には必ずハイリスクと云うものがついてくる。
詐欺に引っかかる人間には、この大原則が見えないのであろう。目の前の利益しか考えないからである。昔、投資には、三分割をすると良い、といわれた。これが投資の大原則である「分散投資」である。投資先を分散することによって、リスクの分散を図ることが出来るからだ。
上記の2原則を考えながら投資をすれば、詐欺行為には引っかからないはずである。大体、短期間に大儲けをしようなどという考え方に問題がある。投資にはある程度の期間が必要である。敢えて投資の大原則に第三に付け加えるとしたら、「長期安定」であろう。
投資と投機の違いは何であろうか。それは、上記の三つの原則に則って行うかどうかである。この原則から外れる行為は、いわば投機に近いものである。投機は、ハイリスクな面が大きいので、貧乏人は慎まなければならない。
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参議院は衆議院議員落選者の受け皿か

2010-05-26 13:28:25 | 日記
今年予定されている参議院選挙の立候補者の顔ぶれを見たら、以前衆議院議員選挙で落選した人が多く見られた。これを見ると参議院議員は衆議院議員の落選者の受け皿と捕えているというのが政党の考え方らしい。
今の政党が如何にいい加減なのか良く解った。国民の事など殆んど眼中に無いし、二院制と云う制度をも無視した考え方である。こんな政党が国会議員を送り出していることを考えると、これからの日本は益々駄目になってしまう。
特に自民党にいいたい。今回の参議院議員選挙で、前回の衆議院選挙のときに落選した人たちを何故立候補させるのか、と云うことだ。選挙に誰をどのように立候補させるかは、政党の自由かもしれないが、国民を愚弄するのもいい加減にして欲しい。
自民党は、直ぐにでも事業仕訳をしないと100%信用できなくなってしまう。まさか、参議院を第二衆議院にしようというわけではないと思うが。馬鹿な国民は、衆議院選挙で名前が知られているから投票しよう、などと考えている人がいるかもしれない。もし、そんな考えでいるとしたら、憲法で定めた二院制も台無しになってしまう。民主主義の崩壊である。その付けはどんな形で自分自身に降りかかるか、馬鹿な国民には恐らく解らないであろう。
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危機管理の甘さ、縦割り行政がその原因

2010-05-24 08:49:03 | 日記
危機管理は、突然襲ってきた危機を乗り越える為の方策を示したものである。この危機管理を甘く見てしまうと飛んでもないことになる。今起きている宮崎県の口蹄疫がそれである。口蹄疫は宮崎県では始めてではない。テレビの放送を見ていたら、前回の時には素早い対応によって被害を最小限に抑えることができた。ところが、今回は対応の遅れが被害の拡大を招いてしまった。
口蹄疫だと云う事をもっと早く判断できなかった理由は何だったのだろうか。事務処理上のことだけでは無い理由がありそうだ。国、県、夫々が責任のなすり合いをしているが、要は、国と県が一体となって対処できなかった事によるのではないだろうか。所謂、行政の縦割りが招いたといえないか。
今、行政刷新会議が行っている事業仕訳を見ていると縦割り行政の悪いところが如実に現れている。口蹄疫を防ぐには、縦割り行政をなくして、国と県が一体になって取り組む必要がある。これが出来なければ、第二、第三の口蹄疫が出ても可笑しくはない。
鳥インフルエンザのときにも、病疫の広がりを抑えることができなかった。何故同じ事が繰り返されるのか。役人は自分たちの権益を守ることしか考えていないからだ。縦割り行政の抜本的な見直しをしないと日本は、駄目になってしまいそうだ。
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仕訳作業を猛烈批判したゲスト

2010-05-23 19:03:27 | 日記
テレビのニュースショウを見ていたら、そこにゲストとして座っていた某大手流通業の社長が与党が行っている仕訳作業について猛烈な批判をしていた。要は、仕訳で無駄をなくしてもしょうがない、意味が無い、というようなことをいっているのだ。彼は、野党である自民党政権のときに甘い汁を吸っていたのではないだろうか。
こんな人間をゲストに呼んだ番組が何処の局か予想がつくだろう。無駄を省く事が良い事か悪い事かが判別できない社長が世の中にいるのだろうか。こんな会社はそのうちにつぶれてしまうに違いない。社員はかわいそうなものだ。
仕訳作業で無駄を省くと云う事が自民党政権のときに出来ないのは、天下り、癒着、族議員と云う三悪があったからである。そういう意味では、離党した渡辺議員は立派である。彼は、本来であれば自民党を引張っていく事が出来たのであるが、古参議員や二世、三世議員から引きずり降ろされてしまった。
仕訳作業を批判したゲストは、自民党からの甘い汁がなくなったので腹いせになっているのであろう。馬鹿な経営者の見本である。
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谷垣さん、自民党は60年間何やってきたの?

2010-05-22 21:41:41 | 日記
谷垣さんは、言葉を発するたびに、今の政府与党はだらしない、と云うようなことを言っているが、それでは、安倍さん、福田さん、麻生さんたちはそんなに素晴らしい事をやったと思いますか?あるいは、八百数十兆円の借金の山を作ったことが立派な事ですか?
戦後60年間の自民党の総括をしないで、ただ単に、現在の政府与党のあら捜しばかりやっている。戦後を担ってきた先輩として、もっと建設的な意見や要望を出せないの?60年間の付けが今後、国民にどのように覆いかぶさってくるか、国民は解っているのだろうか。
先進国に押し上げたのはいいが、借金の山の上にある砂上の楼閣ではないのか。自民党にはまるで過去のことのように思っているが、国民に残した借金の山は自業自得の処もあるので国民が文句を言うわけにはいかない。自分で吐いた唾が自分の顔の上に落ちてくるだけである。
国民はよほど馬鹿が揃っていると見える。借金がどのような意味を持っているのか全く解らないでいる。借金の山が、税金の無駄遣いが重なって出来たものである事を認識していない。まるで他人事。それでも自民党に政権を戻したいと思っている人が多くいると云う、この現実。馬鹿につける薬は無い、と云うがその通りである。
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