一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

あれって、管総理の独り言?

2011-07-15 19:56:25 | 日記
総理大臣が貴社を集めて、何も断りもなく発言するのは、私的発言になるの?要は独り言をみんなの前で言ったということなのだ。で、民主党としては、党としてどうするかこれから決めるという。何ともお粗末としか云えない。国を代表する党としては失格である。総理大臣も失格である。
脱原発を宣言することが間違っているのではない。その根拠、大まかな肯定、どのように自然エネルギーへ転換するのか、などある程度具体性を持った提言であれば、脱原発もパンチが効いていて、なるほど、と云う言葉は出てくる。しかし、具体的なことは愚か、大まかな工程など全くでてこない、絵に書いた餅であれば、誰でも言うことだけはできる。言うのは簡単だが、実行に移すのがどこの国でも出来ないのである。
原発に反対する人たちは、実際の生活で本当に毎日の生活の中で実行しているのだろうか。少なくとも、前年同月比30%減の電力使用量で生活しているかどうか。電車などの乗り物に乗るときも、距離にして30%減で行っているかどうか。要は、東京~横浜間は凡そ30キロであるから、21キロ分は電車にのり、残りの距離は歩くということである。原発に反対する人は理論だけを振りかざし、実際の生活では殆んど実行できない状態、所謂似非脱原発だと考えられる。上記に書いたことを実際に実行していれば、本当に原発の廃止を考えている、と云うことになる。
今の状況を考えると、15年~20年掛けて脱原発を実行する工程を作らないと出来そうにない。余剰電力のことは前にも書いたが、これも絵に描いた餅に等しい意見である。現在高々5%弱の自然エネルギーしか発電量がない状態から30%へ引き上げるのは、石化燃料だけを頼りに電力を確保することは許されない。COの排出量を考えたら、COを増やさないで発電する方法は自然エネルギーでしか出来ないのである。
この板ばさみの状態で、果たして脱原発をどこまで実行できるかである。現在考えられている技術ではなく、もっと新しい技術の開発を考えなければならないのではないか。あるいは、原発の燃料に、プルトニウムやウラニウムを使わない方法を考える。外の原料でも原発を動かすことが出来ないのか。
管総理の独り言で済ませば、原発は完全に継続と云う道を辿ることになる。民主党には外の道を探ることはしないのか。自民党や公明党は完全に現在の原発を継続することはわかっている。
コメント
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