一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

中国、国家秘密保護法が強化されて海外からの投資ができないよ

2024-03-29 09:14:50 | 日記
中国はこの度、国家秘密保護法が強化されたという。こんな状況の中で中国政府が海外からの投資を呼び掛けている。中国共産党には国家秘密保護法がどのように強化されたのかよく理解しているはずだ。このような法律が強化されたら海外から中国に投資する企業など出てくるわけないだろう。中国共産党の幹部には何も判っていないみたいだ。要は、中国が飽くまでも国内秩序を保つためと称して厳しい措置をしたことがどれだけ投資を避けているか分かっているのだろうか。少なくとも自由や人権は既に失われていて、その上に中国国内での活動が制限されてしまっては投資などできるわけがないだろう。


中国共産党が考えている中国というのは、共産党以外はすべて認めない、共産党の考え方に反する人や企業は活動が認められない、共産党の行動を全て認めることが大前提、ということだ。政治的に対立することは諸外国に於ても起こり得るのだが、中国の場合には、政治と経済を完全にひとまとめにして考えている。従来の中国であれば、政治と経済は完全に分離をして行動をしていたのだが、現在はそうではない。現在、中国国内は経済がひっ迫をしていて政治に大きく悪い影響を及ぼし始めている証拠でもある。社会全体が景気低迷により
厳しい状況に置かれている、ということだ。


中国では社会不安が広がりつつある。不動産バブルが招いたことで、社会全体が不安定になっている。何か事が起きたら大爆発を起こしかねない状況にある。嘗ての天安門事件が起きた時に近い状況に近づいているのではないだろうか。経済と社会が不安定になったことでそれが政治に強く影響を及ぼしかねない状況にあるように思われる。そろそろ習近平体制に秋風が吹いているように見える。いや、秋風では済まない状況になっている緒ではないか。これが小さな嵐になって大きな台風に変わってしまうと政権運営に支障が出てきてしまう。そのようにならないためにトップが何らかの形で交替を余儀なくさせる。


習近平体制の崩壊が一歩づつ近づいているように見える。小さな蟻の穴が何時の間にか鼠が通れるようになり、そしてそれがもっと大きくなって犬や猫が通れるようになると、遂に大崩壊を起こしてしまう。問題は、大きな崩壊によって爆発が起き政権の維持が困難になる。不安が不安を呼んで全てが一気に崩壊してしまう事態になる。そのようにならないためには、何処かで歯止めがかからないといけない。今の中国共産党に、そのようなことができるのだろうか。民主主義国と違って一党独裁国家である中国に果して民主主義国家が描いているような形の政権交代ができるかどうかである。


少なくとも、現在の状況下では海外からの中国への投資はほとんど見込めないのではないだろうか。共産党という組織が何処まで国家の大勢を考えているか。現在の中国共産党員たちは自己保身に走って国家や国民の事など殆ど考えていないのではないか。国が滅びないまでも国内が分裂状態になると、80年か90年前の中国に遡ってしまうかもしれない。14億人の人間が一つの方向に向かうのは一度崩壊してしまったら簡単には纏まれないだろう。分裂国家になる可能性も出てくる。

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香港、国家安全条例は昔の日本にあった治安維持法に近づいてきた

2024-03-24 09:11:41 | 日記
香港は増々軍国主義化していくようだ。というより、中国本土に近づいている。中国は、現在、完全に軍国主義化している。何か、日本の昔(太平洋戦争前)がこんな状態だったのではないだろうか。中国がよく、日本の戦前の事を云うことがある。日本もその昔、軍国主義であった。嘗ての日本には治安維持法(大正14年施行)、治安警察法(明治33年施行)という法律があった。今の香港は将にこれらの法律と同じようなものに近づいている。これらの法律は資本主義を否定することを戒めるための法律なのだが、香港の法律は全く逆の事で、共産主義を否定することを戒めるものである。


中国においては共産主義は絶対的なものであり、これを否定することは絶対に許されない。香港はその昔、中国に返還される前までは、完全に一国二制度が保たれていた。返還から20年を過ぎた今では様変わりして、表面的には一国二制度をうたっているが、中身は完全に一国一制度になっている。即ち、完全に中国と一体になっているのだ。勿論、中国政府は表面的には一国二制度をうたっているが、どのように見ても完全に無理がある。今回の国家安全条例は完全に中国本土と全く同じになる、ということを示している。


ここまでくると別に驚かない。一国一制度だと思えば何も不思議なことはないのだ。香港が中国本土の全く同じ扱いになったと思えばどうということはない。それよりも、中国の国家安全維持法は、何処からどう見ても昔、日本にあった治安維持法や治安警察法にそっくりではないか。中国も共産主義を守るためにはどうしても国民を押さえ付けることが必要なのかもしれない。共産主義の歴史から見れば当然のことなのだろう。そもそも、自由や人権を資本主義国家のように与えたら、共産主義国家は成り立たないのかもしれない。


国民を押さえ付けることによってしか秩序を保てないのが共産主義国家の定と思えばいい。自由や人権を与えたら共産主義国家は保てないということになる。共産主義に傾倒してしまう人にはこの辺のところが理解できないのだろう。人間を人間として見ることができるようにするにはどのような主義主張がいいのかは今の世界の流れを見てみるとよくわかるような気がする。香港に住んで生活をしている人の中には、昔の香港を懐かしむ人がいるのではないだろうか。勿論、返還された後に生まれた人たちは昔の自由だったころの香港を知らない。


どのような香港がいいのかは我々外国の人にはわからないが、そこに生活をしている人たちは昔と今は完全に違うことがよく解るはずだ。住みやすい、住みにくい、ということは住んでいる人しかわからない。海外から香港に投資をしようという企業はだんだん少なくなってきたという。当然だろう。規制を強化すればするほど投資する人は離れていくだろう。いや、投資だけでなく観光旅行をする人も段々少なくなっていくだろう。香港へ入国すると同時に国家安全維持法で捕まる事もあり得るからだ。中国のスパイが世界中に張り巡らされているという。


どのような人が中国へ入国するかを監視しているのではないか。例え観光旅行でも中国への観光旅行は殆ど難しくなるのではないか。中国国外で、中国を少しでも批判をしていたら中国への入国は控えた方がいいといわれている。特にネットを使っている人は危険だろう。殆どすべての海外でのデータが中国で監視をされていることを知っておいた方がいい。

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紙の手形・小切手がなくなる?

2024-03-20 09:06:19 | 日記
『紙の手形・小切手サービス、大手銀廃止へ 発行停止も議論』という記事が出ていた。手形・小切手と云えば、紙で出来たものを想定していたが、今後は、それがなくなって
しまうという。そこで心配なのが、現在法律として存在する手形小切手法である。この法律、紙で作られた手形及び小切手を想定して作られた法律だ。この法律が出来た明治時代、
少なくとも、紙で作られていることを前提としていた。現在のようなネット社会は全く想定していなかったのである。信用取引においても紙で作成された手形や小切手を想定して
いる。


ネット社会になって取引そのものの形態が全く異なってきている。情報通信の中で多くの取引ができるようになり、目に見えない形での取引は普通になってきたために、従来行われてきた商習慣も大きな変化をしている。紙幣や貨幣についてもネットの中で取引をする場合、現物の紙幣や貨幣が全く使われないで情報通信の中で決済されてしまう。人間の目に見えない形での商取引が行われるのが普通になってきた段階で、手形や小切手もなくなってしまうことに驚きを隠せない。期日指定の支払いを手形や小切手で行ってきたのが、ネットの中で行われることに心配になる事がある。


それは、詐欺である。昔、手形詐欺なる犯罪があった。今でもあるかもしれないが、今後は手形詐欺はどのように変化をしていくのだろうか。良くなる点として、偽造手形や偽造小切手がなくなることだ。ネットの中で行うのだから、偽造の形も変化するだろう。今後は詐欺の形態も変わってくるだろう。現在、ネットで行われている様々な犯罪はより複雑であり、より煩雑になるのではないか。目に見えない犯罪が横行することは間違いない。ネットの仕組みを理解しないで取引をしてしまうと犯罪組織に財産をむしり取られてしまう時代が来ている。


従来の法律だけを理解していても新しい取引方法を理解する必要がある。手形や小切手が情報通信の中でどのような形になっていくのか。単に紙形式のものがなくなるだけではないはずだ。これからは、法律と情報通信の両方をしっかりと理解してからでないと商取引もうまくいかないだろう。盲点を潰え詐欺行為を働く人間が増えることは確かである。また、ネット取引で恐ろしいのは、海外に拠点を置く取引先である。日本国内に拠点がないために日本の法律を適用しても処罰から逃れられてしまうこともあるのではないか。


国際刑事警察機構という組織があるが、ここに加盟していない国も多く存在する。犯罪者は様々な方法を使って犯罪行為をしてくる。何処かの国に密に忍び込んで、そこで犯罪行為をして隠れているケースもあるだろう。手形や小切手がなくなっても取引そのものは今までと同じように行われる。素人は金を巻き上げられないように注意をするしかないだろう。大きなお金を動かす場合には信用のある専門家にやってもらうことがいいかもしれない。多少お金が掛かっても詐欺に掛らない方がいいからだ。善人のような顔をして詐欺を働く人間が多くいることに注意をしておくべきだろう。生きずらい世の中になったものだ。

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中国の全国人民代表会議は誰のための会議?

2024-03-15 09:58:18 | 日記
人民代表会議となっているが、ここに出席している委員たちは国民から選挙で選ばれたわけではない。少なくとも、現在の中国では共産党員になるために選挙など行っていない。従って、共産党員が勝手に選んだ人間がその中から自分たちの都合がいい人間だけを中央の会議に送り込んで代表会議と称しているだけである。全国人民代表大会と称しているが、共産党員の中から適当に選ばれただけのことである。全国人民代表会議という表題は正確に言えば全国共産党員代表会議ということになる。どちらにしても、共産党員たちの会議なのである。


この会議、中国で言えば国会に当たるというのだが、それも正確ではないかもしれない。世界共通の言葉の国会の役割は国の方針を決め、予算を決め、法律を決め、執行することである。しかし、中国の国会はそうは見えない。全国人民代表会議が国会だとしたら、様々なことを審議している姿は見たことがない。それとも所謂国会というものが別にあるのだろうか。恐らくだが、国会というものは存在しないし、国会に相当するのが共産党中央委員会という所ではないだろうか。この中央委員会で国会に相当する審議を行い、そこですべてのことが決定される。


何しろ、中国は共産党一党独裁国家なので、凡てのことが共産党という所で決定されるのである。いや、共産党ではなく共産党の総書記である習近平の鶴の一声ですべてが決定されるのではないか。一人の人間が14億人を動かす、ということになる。一党独裁ではなく、一人の独裁者が全てを決定する、ということだ。中国ではこれが当たり前のことなのだ。民主主義国家では絶対にあり得ないことが中国ではごく普通に行われている。恐ろしい社会である。しかし、14億人のロボットたちは、何故一人の独裁者の言うことを素直に聞いているのだろうか。


そこが不思議でならない。まあ、社会全体をそのように造ってしまったということなのだろう。監視カメラが至る所に張り巡らされ、治安警察が至る所に見張りを行い、夫婦、親子、兄弟、親族、働いている所の同僚、上司、友人などすべてにお互いに監視をさせることをしている。このような雁字搦めの社会の中で、普通の神経でいられるのだろうか、と我々は考えてしまう。このような社会は、前のブログでも書いたように嘗て東ドイツで行われていたものだ。それらのシステムをそのまま中国でも取り入れたというのだから、恐ろしいことだ。


まあ、人間関係は普通に保つことは難しいだろう。精神状態も普通に保つことは難しいだろう。学校教育も普通に進めることは困難かも知れない。彼ら中国人にとっては国内で行っている全てのことが普通のことかもしれないが、我々にとっては全てが異常なのである。全国人民代表会議の話からずれてしまったが、こういう似非の会議も国民に見せることで何らかの効き目があるのだろうか。普通に生活をしているように見えるが、内容は普通ではないように思うのだが。日本人の中にも中国のような共産主義社会を望んでいる人がいるのではないか。そういう人たちは一度、中国に言って生活してみるといい。

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習近平・プーチンは同じ穴の狢(むじな)

2024-03-10 09:16:43 | 日記
良くも悪くもこの二人は同じ穴にムジナである。共産主義という共通項もあるが、その外にも共通点が多い。ともに大国の指導者であり、独裁者でもある。考え方にも共通点が多い。何か形相も段々似てきたようにも見える。すべてにおいて隠ぺいをする、すべてにおいてウソをつく、すべてにおいて脅迫をする、など共通点が目立つ。人種や教育、育ちなどは異なるが、悪人面は共に同じ。まあ共通点を探せば幾らでも出てくるかもしれない。共産主義を謳歌する2大国のトップということで悪さが目立つのも致し方がないことだ。

そういえばロシアには嘗て似たような有名人がいた。それはラスプーチンという人間だ。彼は修道僧でシベリアの極貧から国政を左右する地位に迄登ったが最後は暗殺されてしまった。悪徳な人間は中々長生きはできないようだ。それに比べると中国は少し異なる。歴史的には中国は紀元前から様々な指導者が出ている。というよりも、中国大陸を支配する人間は、漢民族以外に出ているケースが多く見られる。現在に至る支配者の中では、満州族、蒙古族などにも有名な支配者が出てくる。中でも有名なのが漢民族ではないチンギス・ハンではないだろうか。


モンゴール大帝国を打ち立てたチンギス・ハンはアジアだけでなく西のトルコに到るところまでを席巻してしまった。恐らく、アジア大陸の殆どを支配した人間はチンギス・ハン位ではないだろうか。現在は漢民族が支配をしているが、過去の歴史を紐解くと漢民族はそれほど力を持っていなかった。中国大陸は多くの民族、多くの国家に分裂されていた時代の方が長かったのである。我々が知っている隋、唐、明、清という国家は西暦500年代の後半からである。隋よりも古い時代の中国は統一をされていたわけではない。


中国に比べてロシアなどうか。ロシアは中国よりも新しく9世紀になってからロシアという国が出来てきた。帝政ロシアが生まれたのも13世紀か14世紀の頃である。ロシア革命が起きるまで帝政が続いたが、そこまで僅か500年くらいしか経っていない。ロシアの共産主義が誕生し、その後、ロシアを模倣して中国の共産主義が誕生している。共産主義の歴史はまだまだ浅い。従って、共産主義の実績は130年ほどしかないのだ。この思想がどのようなものなのか、人間世界での実例が130年しかないと云うことは人間世界では赤ん坊の経験に等しいということになる。


エジプトの古代から現在までの人間社会の歴史7000年くらいを考えるなら、共産主義は取るに足りないものではないだろうか。人間社会が情報化社会になって共産主義が適応できるかどうか疑問だらけである。習近平とプーチンが世界を引っ搔き回して世界を混乱に陥れている状況を見ると、この2人を地球から追い出すべきではないかと思ってしまう。中国とロシアの人口を加えると16億人くらいになる。地球を破壊に導こうとしている人間には何か制裁を加えるべきではないか。

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