アメリカの現役の大統領が原爆被災地である広島を訪問した。アメリカ人として広島がどのように写ったのか。そして、演説をした大統領の話をどのように受け取ったのか。特に朝鮮民族はどのように受け取ったのか。北朝鮮は既に核兵器を保有していると宣言している。また、韓国はしきりに核兵器を所持したいと言っている。韓国には核兵器の使用によってどのようなことが起きるのか殆ど理解していない。韓国人が広島の原爆資料館を見たらどのように思うのか興味がある。
オバマ大統領は「核なき世界」について言及した。世界から核兵器の根絶は殆ど不可能に近い。しかし、核兵器は人類にとって最終兵器なのだから、それを使用することは不可能なはずだ。韓国とは違って中国は既に核兵器を多く所持指定している。中国人民解放軍は戦争が勃発したら、もしかすると2番目に核兵器を使用する国になるかもしれない。いま世界で最も危険視しているのが中国だといえる。
中国は拡大主義を続けていくと宣言している。第2次世界大戦前、大戦争になるとは殆どの人が思っていなかったに違いない。戦争が始まっても今までとは違って直ぐに終わるのではないか、と思っていたに違いない。しかし、結果として大戦争に発展してしまった。戦争というのは、出発点で何とか食い止めなければ進んで拡大してしまうものなのだ。過去の事例がそれを物語っている。
朝鮮民族は北も南も共に戦争を経験しているのだが、今では多くの人民が経験をしていない。朝鮮戦争自体、韓国では歴史を捏造してしまったために正しく伝わっていない。オバマ大統領が核保有国に向けた宣言だけではなく、非核保有国にも目を向けているのである。中国と韓国が揃ってオバマ大統領の広島訪問に反対した理由は極めて一方的なものだ。この2つの国は、第2次世界大戦が終わって70年経っても未来へ進むことが出来ないようなレベルの低い国だ。中国は中国で、第2次世界大戦の戦勝国でもないのに戦勝国気取りでいる。そもそも中華人民共和国は第2次世界大戦後に設立されたことを覚えていないのだろうか。