中国で外国の報道機関が取材する記者に対するビザの発給は、中国政府が毎年1回行っている。1年間しか有効期限がないからだ。この国での取材は、文字通り許可制である。このビザがとれない限り取材はできないことになる。要は、中国政府に適った記者しか発給は許可されないのだ。これが中国の現実である。この国に報道の自由を求めても無理な話。人権問題を取り上げようものなら即座にビザの発給は取り消される。こんな国がどうして経済大国になったのだろうか。世界の七不思議だ。
これほど自由の無い国が国連ではデカい面をしている。常任理事国なのだ。何が常任理事国なのか。国連の権威など全くないも同然。国際紛争を解決することなどできるわけがない。人権擁護を訴えているが中国のような国が存在する限り絶対に無理である。地球上には様々な国がある。平和を願っている国が殆どだ。しかし、中国はテロ国家に等しい。周辺国を脅威に陥れて他国の領土の侵略をしようと試みている。大きな国かもしれないが決して文明国ではない。発展途上国以下の国である。
中国が報道の自由を認めないのは正に報道されては困ることをやっているからだ。それほど見苦しいことをやっているのに、表面的には何もやっていないような顔をしている。正に二重人格を持った人種であり、二重人格の国でもある。報道の自由に限らず、人権問題もまるで駄目な国でもある。共産党一党独裁という事から、このような国になってしまったのかもしれない。国会議員は民主的に選ばれたわけではないから、誰の代表なのか解らない。そもそも国会自身、その機構が誰のための国会なのか意味不明である。共産党という一つの党が全てを握り、司法、立法、行政を司っている。共産党が全ての組織の頂上にあり、全てを支配している。帝王そのものである。
その昔、ローマ帝国という国があった。強大な権力を握りヨーロッパの殆ど全てを支配していた。また、蒙古帝国という国があった。そこに××ハーンという皇帝が全てを支配していた。アジアの殆どを支配し、トルコ帝国までその支配は及んだこともある。このように昔は強大な帝国が存在したが、今まさに中国が中華大帝国を築こうとしている。支配は果たしてアメリカ大陸に及ぶのか。或いは、ヨーロッパ大陸を蹂躙するのか。中華大帝国は、力をつけてきている。政治形態が何であろうと、南北アメリカ大陸とヨーロッパ大陸を制覇すれば地球を支配したも同然となる。アフリカ大陸やオーストリア大陸などは何も言わなくとも自然に中華大帝国の支配下に入ることになるからだ。
中国が何時までも報道記者に対してビザの発給をもったいぶっていると、何時かはその仕返しが来るのではないか。全ての報道記者が発給申請をしなかったら中国はどうするのか。全世界が中国を無視すればいいのではないか。中国がそんなに怖いのか。全世界が中国を無視したら、その結果どうなるのか。若しかすると何も起きないかもしれない。中国から輸入しないと世界が困ることはあるのだろうか。中華民族を世界が見向きもしなければ何か起きるのか。何も起きないと思う。困るのは中国人だけで
ある。