またまた、この問題が浮上しようとしている。今回は韓国の経済閣僚が、韓国の通貨危機が迫っていることを発言している。そして、日本との通貨スワップを協議したいとも言っている。日本の殆どの人が韓国との通貨スワップに反対していることを日本の政府高官は認識しているのだろうか。何故韓国を救わなければならないのか。日本を痛めつけるだけ痛めつけて、それでも自分の国が困ったら日本に助けを求める。自分勝手もいいとこ。地獄へでも落ちてしまえばいい。
これを日本政府が相手にするから問題なのだ。門前払いをすればいのだが、話を聞いてしまう。それほど日本との通貨スワップをしたいのなら、竹島を日本に返還すことだ。そうすれば日本も快く考えてもいいではないか。韓国は現在、中国、カナダ、スイスなどと通貨スワップ協定を結んでいる。しかし、これらの国における通貨スワップは米ドル建てではない。世界の基準通貨であるドルが手に入らなければ余り価値はない。
韓国がIMFから外貨を借りることは極めて難しい。韓国の経済状況が芳しくないのは何年か前から言われてきたことで、今に始まったことではない。韓国の経済が芳しくないのは輸出が上手くいっていないからである。輸出大国である韓国は、自国の産業振興を余りしていない付けが回ってきたものである。韓国経済を10大財閥が握っているという異常な国である。中小企業が殆ど育っていないことも大きく影響している。
今、韓国は外貨準備高で云えば相当に頑張っているが、韓国経済が深刻なために現在の外貨準備高では万が一の時には支えきることは出来ないかもしれないのだ。米ドルベースの金が欲しい韓国は日本に眼をつけているが、日本との関係が芳しくないために通貨スワップを積極的に薦めることが出来ないでいる。日本としても韓国を救済することは国民感情からとてもできる状況ではないのだ。
若しも、日本政府が強硬に日韓通貨スワップ協議を進めたら、今の政権は国民から完全にそっぽを向かれ野党に転落するであろう。日本国民の多くは韓国を救済することを誰も望んでいない。大使館前、総領事館前の慰安婦像の撤去も出来ないし、他の銅像を新たに建設しようと試みている状況だ。また、海外でも慰安婦像を造り続けている。
これらのことを鑑みて日韓通貨スワップ協議をすること自体反対である。全ての銅像を撤去し、竹島を返還したら話し合いに応じてもいい。少なくとも今の段階では日韓通貨スワップは絶対に反対だ。結果次第では次の選挙で与党が堕落の底に落ちるかどうかである。