一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

愛読書を聞くのが不適正質問なの?

2011-06-30 14:11:51 | 日記
いやはや不思議な世の中になった。面接試験で愛読書を聞くのが不適正質問だと言う。愛読書があろうがなかろうが良いと思うのだが。質問すること自体不適正だというのか。何かがおかしいと感じてならない。
「愛読」とは「ある特定の書物や、ある分野、ある作家の書物、ある雑誌などを好んで読むこと」(日本国語大辞典)となっている。何が問題なのだろうか。こういう作家が好きです、こういう本や雑誌を読んでいます、と云うことを答えるのが思想信条について聞くことになるというのか。
この頃の考え方にはついていけない。面接試験は何のために行うのか。政治や政党、宗教のことを聞いたわけではないだろう。愛読書がどうして不適正なのか理解できかねる。食べ物のことなら良いのか。スポーツのことなら良いのか。テレビ番組のことなら良いのか。何を基準にして不適正と判断しているのだろうか。
判断基準には基準そのものが不適正なことも考えられる。不適正の基準が、ある特定の政治、宗教、などと繋がっているのかもしれない。だから愛読書を聞くのが不適正だと判断されている。恐らく、官僚が決めたことではないか。官僚は、殆んどすべてにおいて偏った考え方に向う傾向がある。世の中の決まりごとで、官僚が決めたことが立派だ、と思うことがあるだろうか。幼稚園と保育園、学校の基準、などは余りにも融通が利かない。「××をしてはならない」と云う項目をただ並べるだけ。
話を元に戻すと、愛読書を不適正質問にした、といっていながら、文部科学省では子供たちの「本離れ」を憂えている。厚生労働省と文部科学省の考え方に矛盾があることを誰も不思議だと感じない世の中なのだ。厚生労働省の役人は愛読書がないのかもしれない。悲しいことだな。
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特許の不思議な世界

2011-06-30 10:35:55 | 日記
特許には不思議なことが未だに残っている。それは先発明主義と先願主義である。世界のトップを謳歌しているアメリカは先発明主義を譲らない。前にもこのブログで取り上げたが、先発明主義は西部開拓時代の名残である。今世界は、情報化社会と化していて誰が先に発明したかは時間ではなく秒単位で動いている。
世界の多くの研究所では、多くの研究員が寸暇を惜しんで研究に励んでいるのである。時差と云う時間のずれがあるかもしれないが、実際には同じ時に同じような研究をして同じような発明発見がなされているかもしれないのである。先発明主義が今の世の中に果たしてついて行けるのだろうか、と云う疑問は常に出てくる。先に発明したことがどのような形で証明されればいいのか、と云う問題もある。
数学で、積分と云うのがある。世界の記録ではヨーロッパでこの考え方が謝意書だといわれているが、同じ時期に日本の学者も同じ事を発表しているのである。通信手段がない時代なので、どちらが早かったかと云う問題は極めて判断が難しいが、日本とヨーロッパでほぼ同じ時期であったと言うことは確かなのである。
発明発見は、現在では実用新案や特許と云う形で知的財産権が認められている。先発明主義と先願主義では、知的財産権の争いが必ず起きてくる。グラスファイバーの特許を巡っても日本とアメリカでは対立している。今話題になっている中国の鉄道に関する特許については、もっと別の面で争いが起きるかもしれない。何しろ、中国のものの考え方は外の国と著しく異なっているからである。問題は、特許の基本的な考え方が中国に根付いていないと言うことである。これは特許ということではなく一般的に言われている知的財産権である。模倣品が中国全土に渡って流通している今日、世界から見たらこの国に工業所有権と云う考え方があるのだろうか、と云う疑問が出てくる。従って、鉄道に関する特許についても、日本、フランス、ドイツの技術を使ってここまで出来上がった高速鉄道が何故中国で特許の取得ができるのかと云うことである。
特許の世界でも、中国は世界に爆弾を投込んできたわけである。この爆弾をどのように処理していくかは、一つにはアメリカの対応である。若しアメリカが中国の特許を認めるようなことがあれば、問題は大きくなることは間違いないのである。中国への技術供与は今後行えなくなると言うことだろう。この国には技術を出せなくなるのである。
GDPが世界第2位だと言うが、爆弾を抱えているだけでなく、外国へも平気で投げつけると言う行為に、どのように対応していくべきか、難しすぎる。
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法治国家、民主国家になりきれない中国

2011-06-30 05:33:50 | 日記
世界中で、中国が法治国家、民主国家だと思っている人はどのくらいいるのだろうか。勿論中国人を除いてである。GDP世界第2位に伸し上がったのはいいが、中身が追いついていけない。何が問題なのか。色々ある。思想の不自由、民族間のいざこざ、など凡そ民sh国家とは云いがたいところが残っているからだ。例え、GDPが世界第1位になったとしても、それは上辺だけ、薄皮1枚剥がしたらそこに現れるのは強健国家そのものである。
嘗て、戦前の日本やドイツがそうであった様に、追いつけ、追い越せ、ムードで国民を引っ張って行くという思想は、一面で受け入れられるかもしれないが、必ずどこかで無理をしている。現在の中国には、凡そ近代化に追いついていない国民がまだ取り残されている。彼かの行く末はどこにあるのだろうか。海岸に近いところが工業化、商業化が進んで、多くの人たちが謳歌を楽しんでいる。しかし、内陸部、特に南部の中国内陸部や中国西部の内陸部には多くの貧しい人たちが昔ながらの生活を送っている。この現状を打破するために様々な施策をとっているが、漢民族中心の施策と云うことで限定されてしまう。
民族紛争が絶えないのは、中国政府にとって頭の痛いところである。この問題が解決の糸口さえつかめればいいのだが、中々難しい。紛争が起きるたびに多くの死傷者を出しているが、彼らの言い分が殆んど通らない状態では解決は間々ならない。力で幾ら押さえつけても、不満分子がなくならないのにはそれなりの理由がある。その一つが、民族間の不平等な扱いである。漢民族がすべてに優先される中国では、どんなに優秀でも政府のトップ、中枢には入ることは出来ない。
中国で施行されている法律が漢民族中心で作られていることにも不満が出てくる原因の一つかもしれない。表面上は平等に取り扱っているかもしれないが、細部になると様々な不平等なところが現れてくる。これは、最先端を行くアメリカでも同じことが言える。アメリカも多民族国家である。この国でも白人と黒人の差別問題は決してゼロではない。
中国が法治国家と云うことを全面的に認められるには、何が欠けているのだろうか。権力者が法律を真面目に守ろうとしているかどうかである。幾ら良い法律を作っても権力者たちが自分勝手に解釈をしたり、不法行為を働いても見過ごされたり、そのようなことが頻繁に起きていれば、法律は全く死んでいるのと同じ。今の中国では権力者が法律を勝手に動かしている、と云う印象しかもてない。
そんなことを云っても、それでは日本はどうなっているのだろうか。中国よりも良いのではないか、と云う比較しかできない。この判断、主観的なので異論はあるかもしれない。
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中国の新幹線特許申請、日本・フランス・ドイツはどう対応するのか

2011-06-29 12:59:38 | 日記
中国の横暴さにはあきれるが、中国がアメリカに行った新幹線特許申請は問題が拗れそうだ。アメリカは、世界で行われている特許の考え方とは異なったやり方で進んでいる。即ち、アメリカは先発明主義であり、ヨーロッパや日本などは先願主義である。アメリカは西部開拓時代の考え方を今でも変えようとしていない。そこへ中国が乗り込んできたわけだ。
中国はアメリカで特許申請を行うに当り、恐らく様々なことを考えたに違いない。アメリカを落すことがまず第一と考えた。そこでアメリカへの特許申請を行った。日本・フランス・ドイツは新幹線に関する特許を所有していないはずだ。技術供与と云う形で中国への進出をしたわけだから、まさか中国が特許申請するとは思わなかった。若しアメリカでこの特許申請が受理され、許可が下りたなら、日本・フランス・ドイツはアメリカへの輸出が不可能になる。中国の一人勝ちになる。
本来、新幹線に関する技術は既に公開されているものであり、中国が新規に開発したものなどないはずである。中国が狙っているのはアメリカとの関係を強化することであり、日本やヨーロッパを引き降ろすことに違いない。アメリカの特許事情に詳しい人間が、アメリカが中国の特許申請をどのように扱うか静観して見ているはずである。若し、中国の気に入らないようなことが起きれば、貿易など様々な方法でアメリカと近い国々に圧力をかけてくるだろう。アメリカにとって中国が貿易で大きく取引をするようになったことで、圧力の賭け具合も決まってくる。
アメリカにとっては何を選択し、何を棄てるのか、と云うことになる。同盟国とのバランスがアメリカにとってプラスかマイナスか。中国は強かに貿易を利用してくる。弱い国には強大な力を出して圧力をかけ、強い国には適当な距離を置いて処理する。その内、中国は世界制覇を果たすようになるかもしれない。アメリカを何処で、何時追い抜くか。
たかが特許だと馬鹿に出来ない事態になっていることは確かだ。日本とヨーロッパが連合して掛らないと中国の思う壺にはまってしまう。アメリカの出方一つで決まる。アメリカが中国の特許を認めない、と判断を下したら、中国はどんな手を打ってくるのか、それが見ものだ。中国が何をねらっているのかが未だ見えてこないのが恐怖だ。
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循環冷却また水漏れ、水道工事会社に依頼したらどうか

2011-06-29 11:21:01 | 日記
循環冷却また水漏れという。大体電力会社には水道管やホースの工事をするのは無理があるのではないか。餅屋は餅屋、というではないか。何故専門業者に依頼しないのか。電気会社が水のことをやろうとしても所詮は素人、プロの水道工事会社には勝てない。
東京電力と云う会社、何故か外部の会社に仕事を任せるのが苦手なのか、嫌いなのか。何でも自分の会社か関連会社にやらせようとしている。もっとその道の専門会社が全国には幾らでもある。それこそ、福島県の水道工事をやっている会社に何故頼めないのか。一般家庭でも、水道管の水漏れがあった場合、電気会社やガス会社に仕事は頼まない。漏電があった場合水道会社やガス会社に仕事を頼まない。ガス漏れがあった場合、水道会社や電気会社に仕事は頼まない。
専門家でない会社が幾らしっかり仕事をしても専門会社にはかなわない。専門会社は見るところが違うのである。調べるところが違うのである。電気や原子力の専門家集団の会社が水のことをどれだけ理解しているのか。東京電力と云う会社にミスが連続して起きる原因の一つが、専門外のことをやろうとするからである。今回の循環冷却の仕事を若し水の専門会社にやらせていたとしたら、こんな会社はその仕事をする資格はない。
こんなことは、誰も進言しないのだろうか。多くの学者や専門家がいる割には何かが抜けている。専門馬鹿と云う言葉があるが、専門以外は全く解らないと言うことかもしれない。小生は液体(流体)を扱う会社にいたが、これ等を扱うには専門家に頼むしか方法はない。素人が口を出すべきではないのである。
今の東京電力には、何かをやる場合、誰も何もいわないのだろうか。不思議な会社だ。何万人の社員がいる割には駄目な会社だと言う感じがする。一流大学を出た人が沢山いすぎて、船頭が多いからではないか。船が山に上ればいいが沈没間近になっている。誰が救うのだろう。
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