まず考えられるのはアメリカとの関係であろう。今、アメリカとは緊密関係にある。それを中国と韓国を中心に持ってくる。ということはアメリカとの関係は今よりも稀薄になってくるだろう。外交関係がそうなれば経済、安全保障を含めてすべての関係が中国と韓国が中心になってくる。安全保障関係はどうなるのか。中国と韓国が中心になれば、今までのように防衛施設関係はアメリカを離れることになる。
中国に中心をおけば当然ながらすべての関係がこれまでと全く異なる。今、極めて経済が不安定な韓国はどうなるのか。日本が数十兆円の支援をして韓国を救済するのことになるかもしれない。半日で固まっている韓国を救済すれば日本国民の血税を投入することになる。果たしてこのような救済を日本人の誰が納得するだろうか。いわば敵国間系にある韓国を救うなど狂っているとしか考えられない。これこそ狂気の沙汰である。
中国はどうか。中国は日本からの投資を望んでいる。しかし、過去に投資をして痛い目に遭っている。果たして経済界が中国への投資を積極的に好んでやるだろうか。中国の経済を日本が救済したとしても、日本には何にも好い事はない。喜ぶのは中国人だけであろう。日本が中国と韓国に傾倒したら日本が地獄への道を歩むことになる、というのが確実である。そんなことを解らないで、その時の勢いで野党政権を成立させるとどうなるのか誰もいわない。
ところが不思議だ。今の野党は、与党を攻めるだけせめて、野党に切り替わると、どのようになるのかしっかりと認識をしなければならない野に、国民の一部は何も理解をしていない。行き当たりばったりの考えなのだ。3年間、野党政権で一体日本はどうなったのか。特に中国は日本に対して尖閣諸島に不法侵入し、日本の領土を略奪しようとした。当時の民主党政権は中国に対して何もできなかった。これが野党政権に実体なのだ。
中国は、尖閣諸島を含む沖縄諸島の略奪を狙っている。国際法も何もあったものではない。中国には国際法は存在しないのである。国際法は守らなくてもかまわない、というのが中国共産党の決まりである。このような国を相手にするためには日本が防衛力を強化しなければならない。そうしなければ、今の沖縄県知事が沖縄を中国に売り渡してしまう。中国は武力を使ってでも、国際法を無視してでも沖縄諸島が欲しいのだ。
もしかすると、野党が政権を執ったら沖縄諸島は中国領に変わっている可能性もある。恐ろしいことだ。日本人の気持ちなど全く関係がない。中国は沖縄諸島が自国領になれば、国連でどのような制裁を受けようとも関係ないのである。沖縄が中国領になればそんなことは関係ないのだ。南砂諸島を見れば解るだろう。