一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

中途半端な津波警報

2011-07-28 09:35:38 | 日記
今回の東北大地震のときに感じていたが、地震直後に大津波警報が発令された。小生も、この大津波警報を東京でワンセグを通して知ることが出来た。場所によっては、停電によりテレビを見ることが出来なくなった人も多くいたはずだ。その後、数十分経ってから、再度津波警報が出された。其のときに出されたのは、東北地方では10メートル以上と云うことであった。これもワンセグで知ることが出来た。
今回、2度にわたる津波警報、通常、最初の津波警報を知って、避難したりした人が相当多くいたと云う。要は、2度目に出た津波警報が伝わらなかったことは大きな問題なのである。小生はたまたま2度とも知ることが出来たのだが、1度目だけしか知らなかった人については、まさか津波がこれほど大きなものである事を予測できなかったと思う。
津波警報は早い方がいい、と云うこれまでの考え方は今回の警報の出し方を見てもおかしいと感じた。若し早く出さなければならないのなら、津波は10分以内に到達する、と云うことを告げれことが必要なのではないか。30分、40分と云う時間の後に津波が到達することが解っているなら、地震直後にその事を告げればいいのではないだろうか。その情報に対して、市民がどのように判断して避難するかは、市民自身の行動に任せる。
津波の大きさを予測するのは、現在の技術では難しいといわれている。最初に出した情報の正しさがどれほどのものなのか、気象庁は、はっきり知らせた方がいいのではないか。情報を小出しにすることがいいのかどうか、難しいが、余り多く小出しにするのは問題がある。2回ないし3回と極めておけばいい。あるいは、情報の出し方を変えるとかすればいい。
例えば、1回目は地震直後、2回目は20分後など。もっと切実なのは、地震直後に10分以内に津波が到達する、と云うように。震源地によって津波の到達する時間は決まらない。ある程度のルールは極めることができるはずだ。少なくとも、総ての情報は予測である、と云うことをはっきりと伝えることである。
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