「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

訪日客、最速の1千万人突破って本当!?

2017-05-19 23:59:10 | ニュ-スからひと言

       
今日、観光庁は、2017年に日本を訪れた外国人旅行者数が5月
13日時点で1000万人を超えたと発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170519-00050128-yom-bus_all

これまでで最も早かった昨年よりも23日早く、過去最速での達成と
なった。大型クルーズ船の寄港が増えた事や、航空路線の拡充等で
アジアから訪日客が伸びたため。高額商品を大量に買う中国人観光
客らの「爆買い」は失速したものの、花見や登山等の「体験型」ツアー
や、個人旅行者が増えたことも訪日客数を押し上げた。

政府観光局が19日発表した1~4月訪日客は前年同期比16.4%
増の911万6000人でした。
国・地域別では韓国が30.8%増の226万8200人で最も多く、中国
9.6%増の217万7500人で続いた。
台湾が4.7%増144万6900人で3位となった。


中国人観光客の「爆買い」は減少したが、花見や登山などの「体験型」、
<もの>から<こと>へサービス・おもてなしは、口コミで広がり、訪日
客数を押し上げた格好です。2020年の4000万人目標は、前倒し
できそうな勢いで、経済の底上げに寄与しそうです。


さて、日経平均は反発して、約37円高の19590円の大引けでした。
(出来高 概算19億株の商いでした)

今朝方のNY市場、トランプ政権を巡る先行き不透明感があるものの、
良好な経済発表が材料視され、昨日の大幅下落に対する自律反発。
これを受け、日経平均は小幅反発してスタート。やや、戻リ売りが出る
中、為替が111円台で踏ん張り、小幅高で終了した。

日経平均の反発で、こう着が継続してるが、ほぼ十字足を形成です。
ボリンジャーバンドは、25日線~+1σレンジで、上に空けたマドを
早期に埋めルと、20000円台大台へ向いしやすくなります。

注目のNY市場、トランプ政権をめぐる不安からの売りも一服して、
原油高を好感した買いが入り、上げに転じています。終了時に底堅い
上昇となるかポイント。

来週の日経平均、20000円台へ仕切り直し、良しとしましょう。
ブロガー/読者のみなさん、良い週末を!!

 
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GDP年2.2%増も、節約志向からデフレ再来も!?

2017-05-18 23:58:06 | マ-ケット

       
今日、内閣府が発表した、2017年1~3月期の国内総生産(GDP、季節
調整値)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.5%増(年率
換算2.2%増)と5四半期連続でプラスとなった。 個人消費の持ち直しが
要因だが、消費者の節約志向は依然根強く、成長の力強いけん引役となっ
ていない。海外経済もリスクが山積して、頼み外需も先行きは見通せない
状況。【大久保渉、中島和哉、今村茜】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170518-00000142-mai-bus_all

今回のGDPでは、個人消費が0.4%増と、押し上げの立役者となった。
だが、比較対象の16年10~12月期は、天候不順による野菜価格の高騰
などで消費が振るわなかった時期。生鮮食品の価格高騰が落ち着いた今回は
反動で増えた側面があり、力強い回復を裏付けたわけではない。人手不足で
雇用情勢は改善しているが、足元で実質賃金が伸び悩んでおり、消費に結び
ついていないとみられる。


消費者の厳しい懐事情を反映してか、大手スーパーなど一斉に生活必需品の
値下げに踏み切っていて、一部商品の値上げも相殺し、節約志向からデフレ
再来の芽もあります。GDPプラスも、物価上昇目標の2%に遠い状況で、4~
6月期プラスとなるのか、注目しています。

さて、日経平均は大幅続落して、261円安の19553円の大引けでした。
(出来高 概算21.8億株の商いでした)

今朝方のNY市場、トランプ大統領のロシアゲート・スキャンダルを警戒し、
ダウが370ドル超の下落。日経平均は、この流れからリスク回避の円高/
ドル安から300円超下落して、19400円台中頃まで下げ場面も。
売り一巡後は下げ渋りも、19500円台中頃出終了しました。

日経平均の大幅続落で、5/8に空けたマド下限レベルまで下げ、ボリン
ジャーバンドは、25日線~+1σ迄レンジと、踏張り所となっています。
為替の円高一服がほしいところ。

注目のNY市場、トランプ政権をめぐる先行き不透明感が重しとなっている
ものの、前日急落した反動から反発してスタート。終了時どこまで反発する
のかポイント。
為替は、111円中頃とやや円高一服しています。

明日の日経平均、週末ですが、大幅下落からの自律反発に期待したい。

 
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「FUNAI」とヤマダがコラボ、4Kテレビ販売!?

2017-05-17 23:57:02 | 企業を斬る

     
今日、ヤマダ電機は、船井電機製の4Kテレビを6月2日から全国の店舗で
独占販売すると発表した。東京五輪に向けて市場は伸びそうだが、テレビを
手がける国内メーカー減った。米国で実績を積んだ「FUNAI」ブランドを投入、
品ぞろえを充実させてテレビ市場の活性化を狙う。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170517-00000090-asahi-bus_all

船井が独自開発した高画質エンジンを搭載した4Kテレビなど11モデルを
発売する。録画再生機能、ネットとつないで動画配信サービスが簡単に視聴
できる機能を充実させた。価格は非公表だが、「お客さまが納得する価格」
(ヤマダ幹部)。ライバルより安くなる。

テレビ市場は、家電エコポイント制度や地デジ化に伴う買い替え需要がなく
なった2011年以降、急速に縮小。代わって量販店を支えたのはスマート
フォンだった。だが、総務省が値引きを規制した昨年から失速。量販各社は
再び、テレビに注目している。


国内メーカーの安価なテレビの品揃えを充実させたいヤマダと、国内市場を
再び開拓したい船井の思惑が一致したコラボです。どこまで販売できるか、
船井のテレビ、注目しています。

さて、日経平均は反落して、104円安の19814円の大引けでした。
(出来高 概算19.6億株の商いでした)

今朝方のNY市場、マチマチの結果であった。トランプ大統領がロシアに
機密情報を漏洩したとの報道を受けて、政権の先行き不透明感が再燃
して東京市場は、為替が112円台の円高と、寄り付きから100円弱下落、
その後、弱含み相場展開となり、輸出株やメガバンクが冴えなかった。

日経平均は反落し、ボリンジャーバンドは+1σ迄調整しており、+1σ~
+2σレンジですが、トランプ政権の不透明感から為替の円高が進む様だ
と、もう一段の調整も想定する必要ありそうです。

注目のNY市場、トランプ大統領によるロシアへの機密情報漏えい疑惑等
政治的混乱を受けて、大幅続落してスタート。終了時どこまで戻すか。
為替は、111円後半と日本株に取って、逆風です。

明日の日経平均、大幅下落から、戻りを試す展開だが、押し目の打診買い
有効かもしれません。

 
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三菱東京UFJ銀行、行名変更するって本当!?

2017-05-16 23:59:12 | 企業を斬る

      
三菱東京UFJ銀行は5月15日、商号を「三菱UFJ銀行」に2018年4月1日付で
変更すると発表した。親会社の三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、
主要事業会社の名称をグループ名に統一する方針のため。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170516-00000077-zdn_mkt-bus_all.view-000

英文商号は、分かりやすさと認知度の観点から、現行の「The Bank of Tokyo-
Mitsubishi UFJ, Ltd.」から「MUFG Bank, Ltd.」 へと変更する。

またMUFGは、マイナス金利政策などに対応するため、グループ内企業の機能を
再編。現在三菱UFJ信託銀行が手掛けている法人融資業務を、会社分割方式に
よって18年4月をめどに三菱東京UFJ銀行に移管し、法人貸し出しを商業銀行に
一本化する。

三菱UFJ信託銀行は、個人向け投資信託を手掛けている三菱UFJ国際投信を
完全子会社化、国内外の資産運用・資産管理業務を中心に手掛けていくとしてる。

銀行名を親会社G名に一本化すると共に、投資信託業務をG内、効率的に運営
する意図が感じられます。他行を含めメガバンクの株価に注目です。

さて、日経平均は反発して、約50円高の19919円の大引けでした。
(出来高 概算21.7億株の商いでした)

今朝方のNY市場、続伸して東京市場の追い風に。日経平均は反発してスタート。
一時20000円にあと一歩とに迫る場面もありました。メガバンクがもう少し元気
ならタッチしていたことでしょう。後場は、売りに押される場面も、19900円辺りの
底堅い終了でした。

日経平均の反発も、上ヒゲをつけての陰線ですが、小幅上昇しています。また、
ボリンジャーバンドは+1σ~+2σレンジで、+2σが20300円辺り迄
きており、上値追いしやすくなっています。

注目のNY市場、原油相場の上昇や、4月鉱工業生産指数の結果を好感し、反発
してスターも、やや利益確定売りと、終了時に底堅い結果となるかポイントです。

明日の日経平均、下ヒゲをつけて陽線引け、底堅い終了を想定しています。

 
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東芝、また!17/3連結は暫定決算!?

2017-05-15 23:58:17 | 企業を斬る

      
今日、東芝は、17年3月期連結決算について、監査承認のない暫定的な
数値を
見通しとして発表した。米原発子会社の巨額損失の調査で、PwC
あらた監査法人
と対立が続き、監査が遅れているため。
決算を確定させ、業績を正式に示す有価証券報告書を6月末までに関東
財務局へ
提出する必要があるが、遅れが懸念される。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170515-00000062-jij-bus_all

記者会見した綱川社長は「監査法人と協調し、適切かつ早期に終わらせる
ため最善を尽くす」と語りました。

PwCから「適正」の見解を得られないまま発表した16年4~12月期に続く
異例の決算。17年3月期の純損益は原発事業の損失が響き、国内の製造
業で過去最大9500億円の赤字となった。
3月末では負債が資産を上回る5400億円の債務超過。

綱川社長は「株主、投資家に多大な迷惑と心配を掛け、深くおわびする。」と
陳謝した。


東芝独自の試算で業績見通しを公表する異例の事態は、16年4~12月期
続く2回目で、債務超過を解消できなければ、上場廃止となりますが、東芝の
株価は上場を維持し、東証2部行きを織り込む様な動きです。どんな決着と
なるのか、注目しています。

さて、日経平均は続落して、14円安の19869円の大引けでした。
(出来高 概算21.5億株の商いでした)

週末のNY市場、ダウは小幅下落も、ナスが上昇とマチマチ。為替もやや円高
にシフトし、寄り付き直後、100円超下落した。しかし、その後は好決算企業の
見直し買いも入り、下げ幅を縮小させ、下値の底堅さを示した格好。

日経平均の続落も、下ヒゲをつけての陽線引けです。また、過熱を冷まし、ボリ
ンジャーバンドは+2σは、20200円と、上値追いする下地ができています。
今週、20000円へチャレンジ事も・・・。

注目のNY市場、原油相場の急伸を好感し、反発してスタート。終了時、底堅い
相場展開になりそうである。

明日の日経平均、早速の反発に期待したい。

 
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5月第3週 相場展望と予定

2017-05-14 23:57:27 | 相場展望

      
5/8~週は、日本がGW中、5/5NY市場が底堅い米雇用統計を受け反発、また
仏大統領選も、EU強化派のマクロン氏が勝利してEU安定へ期待から好材料となり、
GW明け後、日経平均は400円超の上昇からスタートした。

週後半、後十数円で20000円にせまる場面もあったが、為替が114円後半から
113円程度とシフトして、大台の到達は、明日からの週に持ち越しとなった。
また、企業決算が第2ピークを迎え、好調な決算も多く、前期比15%程度の増収で
着地(~5/12)しており、週末に下落したが、底堅い終了でした。

結局、日経平均は、週間438円上昇(↑2.25%)し19883円大引けでした。

さて、5月第3週(5/15~5/19)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末NY市場、ダウは小幅反落したが、ナスは小幅上昇して終了。為替がやや円高
になっている。でも、113円台なので底堅い相場展開を想定したい。

イベントのポイントは、5/15のNY連銀製造業景況指数、中国の一帯一路サミット
また、5/18米で4月景気先行指数、4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数など。
国内は、5/17に4月機械受注、5/18第1四半期GDP速報値、5/19に4月
訪日外国人客数など注目です。

企業決算第2のピークを超え、好業績企業も多く、再評価が期待されます。先高期待
ある中、好決算企業の見直し買いで、リスクオンに期待したい。

日経平均、5月第3週(5/15~5/19)レンジは19750円~20150円
程度を
想定しています。

1.5月第3週(5/15~5/19)主なイベントと予定
 5/15
 日本 4月国内企業物価指数
 日本 味の素、アサヒ、東和薬品、三菱UFJ、三井住友、郵政、NTT、電通、出光興産 各決算
  米  5月NY連銀製造業景況指数
  米  5月NAHB住宅市場指数、
  米  国債償還 3年債(290億ドル)
          10年債(255億ドル)
          30年債(181億ドル)
  中国 4月小売売上高
  中国 4月鉱工業生産
  中国 一帯一路サミット(5/14~15、北京)
 5/16
 日本 4月第3次産業活動指数
 日本 住友化、JRE、森トラスト 各決算
  米  4月住宅着工件数
  米  4月鉱工業生産
  米  ホーム・デポ 決算
  独  5月ZEW景況感指数
  英  4月消費者物価指数
  英  4月生産者物価指数
 5/17
 日本 4月機械受注
 日本 フジプレアム、相模ゴム 各決算
  米  シスコシステムズ、ターゲット 各決算
  英  4月雇用統計
  英  4月失業率
 5/18
 日本 第1四半期GDP速報値
 日本 ケネディ商、ニュートンFC、うかい 各決算
  米  4月景気先行指数
  米  4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
  米  新規失業保険申請件数(~5/13までの週)
  米  ウォルマート、ギャップ、ラルフローレン、アプライド・マテリアルズ 各決算
  米  セントルイス連銀総裁、講演
  米  クリーブランド連銀総裁、講演
  中国 4月新築住宅価格
  豪  4月雇用統計
 EU  ドラギECB総裁、講演
 5/19
 日本 4月訪日外国人客数
 日本 光通信、東京海上、SOMPO、MS&AD 各決算
  米  ディア 決算
  米  セントルイス連銀総裁、講演

2.NY市場、為替/債券 各結果(5/12)
 
 今日のNY為替市場はドル売りが優勢となり、ドル円は113円台前半に下落
 して いる。朝方発表になった米小売売上高や消費者物価(CPI)が予想
 を下回った事がドル売りを強めた。米国債利回りも低下し、市場の一部では
 今回の指標を 受けて、6月利上げに対する確信がやや揺らいでいるようだ。

 CMEが算出しているFEDウォッチでの6月利上げの確率は前日の83%
 から74%に低下している。

 ただ、小売売上高については前回の上方修正分も加味すれば、第1四半期の
 個人消費の回復を期待できそうな内容である。予想自体がかなり高めだった
 感もある。その割には反応は派手だった印象。今回の指標に対する市場の期待
 感がかなり高かったのかもしれない。

 エバンス・シカゴ連銀総裁が「インフレ見通しが不透明ならば、利上げは
 1回で良い」と述べていた事も圧迫した模様。6月FOMCは13、14日
 に予定されているが、来週以降の指標やFOMCメンバーからの発言を市場
 は確認したいようだ。

 ドル円はこのところ、急ピッチな上げを見せていただけに、利益確定売りの
 背中を押されたようだ。113円台前半まで下落し、フィボナッチ水準がある
 113.35付近を下回ってきている。目先は10日線が113円ちょうど付近に来て
 おり意識される。

 ユーロドルは1.09ドル台を回復。きょうの上げで21日線がサポートされ、
 リバウンドの流れは温存された格好。市場ではECBの出口戦略への期待が
 高まっているが、ドイツ誌によると、ECBは経済成長に対する下振れリスク
 はほぼないというメッセージを年央から伝え始めたい考えだという。報道に
 よるとECBは7月から出口戦略を金融市場に準備させ、秋にはその計画を
 提示するという。来年初めから月間の債券購入額を100億ユーロか200億
 ユーロずつ縮小させ、2018年末からは必要に応じて政策金利を引き上げる
 とも伝えていた。

 ポンドは対ドルでは上昇したものの、対ユーロ、円では下落しており、従来
 よりは上値が重くなった印象もある。前日の英中銀政策委員会(MPC)では
 利上げ、利下げ双方に可能性を残し、カーニー総裁は慎重姿勢を堅持していた。
 市場が思っているほどに英中銀は、利上げバイアスには傾いていない様子も
 うかがえる。

 メイ首相が総選挙を表明して以降、英EU離脱交渉に対する楽観的な見方から
 ポンドリバウンドの流れに方向転換しているがここに来て、メイ首相が6月8日
 選挙で勝利しても、離脱交渉はそう英国に有利になるほど簡単ではないとの見方
 もある。

 今後、物価高による消費減速も警戒される中、英中銀の利上げは市場の期待
 ほど早くはならないのではとの疑問も出始めているようで、このところのポンドの
 強気な見方に一服感も出てきている。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=369915
 米国債利回り
   2年債        1.290(-0.044)
   10年債       2.326(-0.062)
   30年債       2.989(-0.037)
   期待インフレ率  1.865(-0.044)
              ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは低下。朝方発表になった米小売売上高や消費者
 物価(CPI)が予想を下回ったことで利回りは低下した。市場の一部では今回の 
 指標を受けて、6月利上げに対する確信がやや揺らいでいる様だ。CMEが算出
 しているFEDウォッチでの6月利上げの確率は前日の83%から74%に低下
 している。

 エバンス・シカゴ連銀総裁が「インフレ見通しが不透明ならば、利上げは1回で
 良い」と述べていたことも圧迫した模様。次回6月FOMCは13、14日に予定
 されているが、来週以降の指標やFOMCメンバーからの発言を市場は確認した
 いようだ。

 米10年債利回りは2.32%、2年債は1.3%を割り込んでいる。
 2-10年債の利回り格差は104(前日105)。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=369913
3.NY株式市場、結果(5/12)

 NY株式12日
   ダウ平均      20896.61(-22.81 -0.11%)
   S&P500       2390.90( -3.54 -0.15%)
   ナスダック       6121.23( +5.27 +0.09%)
   CME日経平均先物  19820   (大証比:-60 -0.30%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は4日続落した。朝方発表になった米小売
 売上高や消費者物価(CPI)が予想を下回ったことで、米国債利回りが低下し、
 銀行株の下げが相場を圧迫した。また、きょうも百貨店株が決算を受けて下落
 しており相場の雰囲気を重くした。後半になって銀行株は下げ渋る動きも見せ
 たものの、GEの下げが圧迫し、ダウ平均は小幅ながら4日続落している。

 先行きへの期待は依然として根強く、下値では押し目買い も見られたものの、
 きょうは最高値圏からの利益確定が優勢となった模様。

 GEについては、アナリストが投資判断を「中立」から「売り」に引き下げたことが
 嫌気されている模様。キャッシュフローが悪化しており今後、減配を余儀なくされ、
 収益見通しも下方修正される可能性があるという。

 ダウ採用銘柄ではGEのほか、メルク、シスコ、ゴールドマンが軟調。一方、
 アップル、マクドナルド、ジョンソン&ジョンソンが堅調に推移している。

 ナスダックは上昇。アップルやアマゾンが上昇したほか、エヌビディアも今週の
 好決算を受けて最高値更新が続いている。
 一方、マイクロソフト、インテル、シスコが軟調。

 百貨店のノードストロムが下落。第1四半期の決算を発表しており、既存店売上
 高が0.8%減と予想(横ばい)を下回った。通期の既存店売上高の見通しも横
 ばいに据え置いた。オンライン販売は19%増加し好調だったものの、路面販売
 の苦戦が続いている。そのほか、決算を発表したJCペニーも大幅安。

 取引開始前にソフトバンクグループ傘下のスプリントがTモバイルUSとの合併
 について予備的な協議を開始したと伝わっていたが、TモバイルUSの株価は寄
 り付きは上昇して始まったものの、直ぐに下げに転じている。これまでも観測が
 伝わっていたことから、新鮮味はなかったのかもしれない。なお、スプリント株
 は上昇。

 情報セキュリティのサイバーアークが大幅安。冴えない決算が嫌気絵されている。
 今回の決算を受けて、アナリストの投資判断引き下げも相次いだ。第1四半期の
 ライセンス収入の伸びが19.9%増と前年の37.7%増から大きく鈍化して
 いることや、今後も同社は成長分野への投資が必要となり利益が圧迫されると指摘。

 ウィン・リゾーツやラスベガス・サンズなどカジノ株が堅調。アナリストが投資
 判断を引き上げており、中立から買いに引き上げたことが好感されている。
 今年に入ってマカオでカジノ売上高の回復が見られているが、成長サイクルのまだ
 初期段階と指摘した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=369910
4.NY市場、原油先物6月限/金先物6月限 各結果(5/12)

 NY原油先物6月限(WTI)(終値)
  1バレル=47.84(+0.01 +0.02%)
 ブレント先物7月限(ICE)(50.88 +0.11 +0.22%)

 NY原油期近6月限は小幅高。6月限は朝方に48ドルとび台を試し、小じっかり
 とした展開となる場面があったが、売り圧力は根強く、上げ幅を削り、47ドル台
 前半まで軟化した。しかしガソリン中心に石油製品が堅調に推移したことやドル安
 が下支えとなり、プラスサイドに戻した。2番限以降は小幅安。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=369912
 NY金先物6月限(COMEX)
  1オンス=1227.7(+3.5 +0.29%)

 金は続伸。目先の底入れムードやドル安加速、米景気減速を示唆する統計発表が
 続いたこと、米10年債利回りの急低下、米株価指数先物の下落で前日高値を突破
 した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=369909

 
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郵政が野村不動産を買収するって本当!?

2017-05-12 23:59:30 | 企業を斬る

      
本郵政が、不動産大手の野村不動産ホールディングス(HD)を買収する
検討に入った。日本郵政は2015年に買収したオーストラリアの物流会社
の業績低迷により約4000億円の損失を計上し、17年3月期連結決算で
民営化後初めて最終(当期)赤字に転落する見通し。郵便や金融など既存
の主力事業では一段の成長を見込みにくい中、安定した利益を得るため
不動産事業を強化し収益の柱に育てたい考えだ。【浜中慎哉】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170512-00000118-mai-bus_all

日本郵政はすでに野村不動産HDの大株主である証券最大手、野村HDと
具体的な協議を進めている模様。野村不動産HD株の過半数を取得する
場合、買収総額は数千億円規模に上る。ただ、海外子会社の買収で失敗
したばかりのため慎重な対応を求める声があり、一部の株式取得に留める
可能性もある。野村不動産HDの時価総額は約3900億円。


17年3月期、買収した豪州の物流会社の業績不振を受け、約4000億円
の損失を計上し、最終損益が初の赤字になる様で、郵政も成りふり構ってら
れない状況で、不動産に食指。一挙に業績改善しようとする戦術で注目して
います。

さて、日経平均は反落して、77円安の19883円の大引けでした。
(出来高 概算22.4億株の薄商いで、SQ値概算、19991.27円)

今朝方のNY市場、下落して、為替もやや円高にシフト。高いSQ値の中、
日経平均は、週末であり下落スタート。約150円下げる場面もあった。
ただ、先高期待もあり、押し目も入り少し戻したが、19900円に届かな
かった。

日経平均の反落も、過熱を冷ます一服。程良い調整と捉えると、先高感は
あります。ボリンジャーバンドは+2σを下回っており、上昇するマグマを溜
める調整に。来週以降20000円への通過点になりそうです。

注目のNY市場、経済指標が予想に届かないものがあり、続落スタート。
それでも終了時は、底堅さそうである。

来週の日経平均、20000円への通過点を期待して、良しとしましょう。

ブロガー/読者のみなさん、良い週末を!!

 
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東電、20年代に原発・送配電再編も、道のり険しい!?

2017-05-11 23:58:41 | 企業を斬る

      
今日、東京電力HDは、新たな経営再建計画を公表した。原発や送配電
事業で今後10年以内に他の電力会社との共同事業体を設立することを
明記。2020年代に再編・統合を本格化させる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170511-00000067-jij-bus_all

原発は20年度ごろに協力の基本的枠組みを整備。2基の建設を計画する
東通原発(青森県東通村)を協業の対象とした。計画は、福島第1原発の
事故対応費用を確保するため、経営改革によって収益力を高めるのが狙い
だが、実現は見通せていない。

東電と大株主である政府の原子力損害賠償・廃炉等支援機構は、国に計画
の認定を申請した。原発と送配電事業の再編・統合相手の募集条件などは
国と協議し、今秋をめどに決定する。

計画は、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の再稼働を最短で19年度
以降と想定。再編・統合に再稼働による収益改善効果も合わせ、将来的に
年間4500億円規模の利益確保を目指す。

広瀬社長は記者会見で「(計画達成の)ハードルはかなり高いが、しっかり
やっていく」と語った。


原発の事故処理や廃炉対応など、原発技術の維持を計るため、原発稼動は、
今や必要悪となった感があるが、送配電事業で、今後10年以内に他電力
会社との共同事業で、事故対応費用を賄なうことができるのか、事業戦略
注目しています。

さて、日経平均は続伸して、61円高の19961円の大引けでした。
(出来高 概算22.9億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場、トランプ大統領のFBI長官解任によって今後の
政策運営への不安感から上値の重い終了。日経平均はそれでも、為替が
114円台前半となったことから、上昇してスタート。
小幅高に推移する底堅い展開で、もう少しで20000円にせまる終了。

日経平均の続伸で、年初来高値圏での売り買い交錯。ボリンジャーバンド
+2σ辺りを上向きに登っており、20000円まで後一歩状況です。

注目のNY市場、米百貨店メーシーズが発表した決算は、ネット通販との
競争激化で販売不振を招き、大幅安と小売に波及して下落スタート。

ただ、他の米企業業績を背景に、どこまで戻して終了するかポイントです。

明日の日経平均、為替が1ドル=113円後半となっており、SQを控え、
日経平均20000円は来週以降かもしれません。

 
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ソフトバンクG、最終利益が1兆円突破って本当!?

2017-05-10 23:59:09 | 企業を斬る

      
通信大手のソフトバンクグループは、今年3月期の決算で、最終利益が
1兆円を超えました。国内企業の1兆円超えはトヨタに次ぐ2社目です。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170510-00000072-jnn-bus_all

「純利益で1兆円突破した会社は、実は今までトヨタさんしか無かった、
日本で我々が2社目」(孫社長)

SBグループは、今年3月期決算で、最終利益が初めて1兆円を超えた
と発表しました。国内の通信事業やアメリカでの携帯電話事業が伸びた
ためです。1兆円超えについて、孫社長は「あくまで通過点にすぎず、
感慨はない。トヨタは67年かかったが、我々は36年で到達した」と
述べました。

一方、トヨタ自動車の今年3月期の決算は、最終利益が約20%減り、
1兆8311億円になりました。

「今回の決算は為替の追い風も向かい風も無い中、まさに現在の等身大
の実力が素直にあらわれた」(豊田章男社長)

円高や北米での競争激化が要因で、2018年度も利益が減少するとの
予想です。豊田社長は「2期連続の減益はスポーツの世界では連敗だ」
として「何かを変える決断が必要だ」と話しました。


SBグループは、税引前利益は、16年度と比較して約20%ダウンして
も、粗利は微増、営業利益は10%増、継続事業からの純利益が大幅増
(戻り法人税)と、最終利益が1兆円を超えは、それなりに評価できます。

一方、トヨタは、最終利益が約20%減も、今期の為替想定レート1ドル
105円程度に設定しており、今期業績見通しは、保守的な感じがします。

明日マーケット、決算通過後、両社をどの様に評価するか、注目してます。

さて、日経平均は反発して、57円高の19900円の大引けでした。
(出来高 概算21.6億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場、原油相場の下落が重しと小幅安。ただ、日経平均は、
1ドル114円台に乗せた場面もあり、反発してスタート。小幅高に推移
する底堅い展開で、終了時19900円となった。

日経平均の反発で、年初来高値圏でのもみ合い。ボリンジャーバンド+
2σを上回っており、やや過熱感は意識されるが、20000円は通過点に
なりそう。

注目のNY市場、トランプ大統領がコミーFBI長官を解任したことで、
政治的混乱を想起され、続落スタートです。ただ、米企業業績を背景に、
底堅い終了を期待したい。

明日の日経平均、為替が1ドル=114円キープなら、やや過熱感あるが、
日経平均20000円タッチにチャレンジです。

 
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大手商社は、業績V字回復!?

2017-05-09 23:59:24 | 企業を斬る

      
大手商社主要5社の2017年3月期連結決算が9日、出そろった。
鉄鉱石など資源価格の持ち直しや食品流通など非資源ビジネスが堅調
だったことを背景に、伊藤忠商事など3社の最終(当期)損益が大幅な
増益となったほか、三菱商事と三井物産は最終黒字に転換した。資源
分野の収益が比較的大きい三菱商事最終利益は4402億円となり、
伊藤忠(3522億円)を上回り、業界首位を奪い返した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-00000130-mai-bus_all

三菱商事は今年2月に子会社化したコンビニエンスストア「ローソン」
が貢献、豪州の石炭事業の収益改善などが収益を大きく押し上げた。
最終損益は資源価格下落に伴う減損で巨額赤字(1493億円)計上
した16年3月期から反転。4000億円を超す最終黒字を確保し、業績
をV字回復させた。


三菱商事の場合、1年前の状況から一変。非資源事業を中心に戦術
的に好事業分野(ローソン)を取り込み、業界首位を奪首した格好。今後
大手商社が、戦略的に資源ビジネスと非資源ビジネスをベストミックス
させていくか、注目です。

さて、日経平均は反落して、52円安の19843円の大引けでした。
(出来高 概算19.9億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場、小幅に上昇したものの、日経平均は昨日、大幅に
上昇したこともあり、寄り付きこそ上昇してスタート。急上昇に対する
過熱感もあり、小幅安もみあいの膠着となった。

日経平均の反落も、過熱をやや冷ます一服と捉えると、先高感があり、
ボリンジャーバンドは+2σを上回って推移しており、20000円は、
通過点になる可能性が現実味を感じさせます。

注目のNY市場、新たな手掛かり材料に欠ける中、小動きスタートでも
底堅さあります。

明日の日経平均、為替が1ドル=114円なら早速の反発に期待したい。

 
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