「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

12月第1週 相場展望と予定

2015-11-29 23:38:52 | 相場展望

              
11/24~週の日経平均は、膠着感の強い相場展開でした。節目の2万円台に
タッチできそうで、できない1週間で、終値での値幅は、わずかでした。

週後半の感謝祭を前に、商いが減少し節目の大台を捉えるのは、明日から週に
持ち越しです。

国内で見ると、注目のイベント、TPP政策大綱の取り決めや1億総活躍社会を
目指す取り決めなどありましたが、トルコ軍によるロシア機の撃墜など地政学的
リスクもあり、上値追いは限定的でした。

日経平均は、1週間で4円上昇(↑0.02%)の19883円で大引けでした。

12月第1週(11/30~12/4)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

明日からの週は、米が、ブラックフライデーを通過し、サイバーマンデイ突入する
クリスマス商戦が活況となるのを受けたNY株式市場の動向に注目です。

経済指標で、国内で11/30に10月鉱工業生産指数、12/1に法人企業統計、
12/4に10月勤労統計、11月消費動向指数などあります。

海外は、米で12/1に11月ISM製造業景況指数、12/2にベージュブック、
ADP雇用統計、12/3にイエレンFRB議長の議会証言、10月耐久財受注、
11月ISM非製造業景況指数、12/4に11月米雇用統計が発表されます。

ほぼ想定内なら、テロなどの新たな地政学的リスクの発生がなければ、年末高
暗示する師走相場へ向け、好需給の中、上値追いの展開に期待したい。

日経平均、12月第1週(11/30~12/4)レンジは、19750円~20250円
程度を想定しています。

1.12月第1週(11/30~12/4)主なイベントと予定
 11/30
 日本 10月鉱工業生産
 日本 10月商業動態統計
 日本 黒田総裁、名古屋で各業界代表者と懇談
  米   10月中古住宅販売件数
  米   11月シカゴ購買部協会景気指数
  米   サイバーマンデー
  世   COP21(~12/14、パリ)
  世   IMF理事会で人民元のSDR入りを決定
 12/1
 日本 7~9月法人企業統計
 日本 11月百貨店個社月次売上高
 日本 11月新車販売台数
 日本 伊藤園 決算
 日本 流行語大賞決定
  米   11月ISM製造業景況指数
  米   11月自動車販売
  米   シカゴ連銀総裁講演
 中国 11月製造業PMI
  印   インド金融政策決定会合
  ブ   7~9月ブラジルGDP
 EU  ユーロ圏10月失業率
 12/2
 日本 自公幹事長 訪中(~12/5)
 日本 国際ロボット展(~12/5、東京ビッグサイト)
 日本 ブラジル大統領来日
  米   11月ADP雇用統計
  米   ベージュブック(米地区連銀経済報告)
  米   イエレンFRB議長、講演
  豪   7~9月豪州実質GDP
 EU  ユーロ圏11月消費者物価
 12/3
 日本 インベスタークラウド 新規上場
  米   10月耐久財受注
  米   11月ISM非製造業景況指数
  米   新規失業保険申請件数
  米   イエレンFRB議長、議会証言
 EU  ユーロ圏10月小売売上高
 EU  ユーロ件11月サービス業PMI
 EU  ECB理事会
 12/4
 日本 鎌倉新書 新規上場
 日本 10月勤労統計
 日本 11月消費動向指数
 日本 HIS 決算
 日本 金属労協が春闘方針決定
 日本 ミシュラン東京発売
  米   11月雇用統計
  独   10月製造業受注
  世   OPEC総会

2.NY市場、為替/債券 各結果(11/27)

 今日のNY市場はドル買い優勢となっていたものの、感謝祭明けの通称ブラック
 フライデーで、他の市場は短縮取引となる中、全体的に動意薄の展開ではあった。

 中国の大手証券会社へ当局の調査が入っているとして、中国株が大きく下落して
 いたが、米株が落ち着いた反応を見せており為替市場への影響は小さかった。

 来週はECB理事会や米雇用統計、そして、OPEC総会など重要イベントが控える
 中、調整の動きが中心となっている。

 ドル円はNY時間にかけて買戻しが優勢となり、122円台後半まで戻した。中国株の
 急落でドル円も122円台前半まで下落していたが、122円台はサポートされた格好。

 きょうの21日線は122.45付近まで上昇してきていたが、きょうもそれを割り込むと
 押し目買いが活発に入りサポートされている。

 ただ、123円台を試す気配も一方でない。来週の重要イベントを控えて、そこまでは
 やる気にならないようだ。きょうも122円台でのレンジ取引ではある。

 一方、ユーロドルは下値模索が続き、きょうも1.05台に値を落としている。感謝前
 25日のNY市場では一時1.0565付近まで下落していたが、きょうもその水準を試す
 動きが出ていた。1.0550付近には強いサポートがあるようで心理的節目1.0500
  には接近できていないが、一方で買い戻しが入ると10日線(本日1.0650付近)を
  背にファンド勢からも積極的に戻り売りが出て上値を抑えられている。

 市場では来週のECB理事会を巡って様々な思惑が飛び交っている。中銀預金の
 マイナス金利拡大や、QEの期限延長、そして、月間の購入ペース拡大など。更に
 購入する債券も国債のみならず州や都市発行の地方債にも拡大する案や、中銀
 預金のマイナス金利を預ける額に応じて異なる金利を課す案などなどである。

 ECB理事会まであと1週間だが、具体的な内容に対して、いまひとつコンセンサスが
 形成できない状況が続いている。    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=287307

 米国債利回り
   2年債          0.919(-0.016)
   10年債        2.220(-0.014)
   30年債        2.997(+0.002)
   期待インフレ率  1.635(-0.003)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、10年債利回りは低下。中国の大手証券会社へ当局の調査が
 入っているとして、中国株が大きく下落したことで利回りも下げている。

 ただ、きょうは短縮取引だったこともあり、感謝祭明けで様子見気分が強かった。
 2-10年債の利回り格差は+130(前日+130)。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=287306

3.NY株式市場 結果(11/27)

 NY株式27日
  ダウ平均        17798.49(-14.90 -0.08%)
  S&P500        2090.11( +1.24 +0.06%)
  ナスダック         5127.52(+11.38 +0.22%)
  CME日経平均   19885    (大証終比:+25 +0.13%)

 今日のNY株式市場、ダウ平均は小幅安。感謝祭明け俗に言うブラックフライデー
 で、きょうからクリスマス商戦スタートとなる。きょうは現地時間1時(日本時間28日
  3時)までの短縮取引で、来週以降の重要イベントを控える中、きょうは様子見気分
  が強まった。

 中国の大手証券会社へ当局の調査が入っているとして、中国株が大きく下落して
  いたが、米株は落ち着いた反応を見せている。

 ダウ採用銘柄ではディズニーが下落して始まっている。傘下のスポーツ専門チャン
 ネルESPNの加入者数が前年比3%減少したことが、明らかとなり嫌気されいる
 模様。

 ナスダックも横ばい。ディズニーの影響で21世紀FOXやバイアコムが軟調。一方、
 ネットフリックスは堅調なスタート。  http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=287304

4.NY市場、原油先物1月限/金先物2月限 各結果(12/27)

 NY原油先物1月限(WTI)
  1バレル=41.71(-1.33 -3.09%)
 ブレント先物1 月限(ICE)(終値)
  1バレル=44.86(-0.60 -1.32%)
 ブレント-WTI 3.15(前日3.13)

 今日のNY原油先物相場は大幅反落。ロシアとトルコとの緊張が緩むとの期待や、
 リビアの供給拡大観測が戻り売りを強めた。

 供給過剰懸念が根強い中、きょうもドル高が優勢となっていたこともあり、1月
 限は41ドル台まで再び下落している。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=287300

 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1056.20(-13.50 -1.26%)

 今日のNY金先物相場は続落。ECBの追加緩和期待や、FRBの利上げ期待で、
 きょうも為替市場でドル高が優勢なっており金を下押ししている。
 ロシアとトルコの緊張が緩むとの期待も圧迫。

 2月限は一時1050ドル付近まで下落し安値を更新。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=287301

 
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