今朝、総務省が発表した労働力調査によれば、6月の完全失業率(季節調整値)は
前月より0.2ポイント悪化し、5.4%となったようで、03年6月以来、6年ぶりとなる
高い水準でした。
また、厚労省が発表した6月の有効求人倍率も、前月より0.01ポイント低下し、
0.43倍となり、過去最低を更新したようでした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090731-00000008-maip-bus_all
一方、企業は、人件費圧縮のためリストラを進め、雇用調整を反映しているものと
すれば、雇用関係指標が「遅行指標」であり、雇用改善に、後少し時間が必要です。
週末、企業の四半期決算がピークを迎え、前期より赤字幅縮小、通期で黒字化する
企業も多く見られ、株式市場は、投資家様子見姿勢から乗り遅れまいとする活気も
出てきました。
さらに、内需=消費を活性化させるのは、雇用マインドの改善が必要でしょう。
さて、日経平均は、3日続伸しと191円高の10356円の大引けでした。
(出来高 概算23.9億株と商いも膨れてきました。)
日経平均は、NY市場の反発と為替の95円台と追い風となり、ショートカバーも
働き、週末の大幅高となりました。
ボリンジャーバンドは広がり、+2σの上限も数百円上方にあり、8月相場に期待も
でてきましたが、MACDは、155程度まで上昇しています
RSIは、80オーバーと、やや加熱感も出てきたようです。
上値余地があっても、週末に持ち株の一部利益確定も選択肢のひとつでしょう。
これで、最終週の7月相場。直近30年間の7月相場は、日経平均の月足陽陰線で
14勝16敗で負け越しでしたが、なぜか、西暦奇数年に限れば「11勝4敗」の
アノマリーは生きており、12勝4敗となり、5ヶ月連続月足陽線になりました。
で、週末のNY市場、GDPが、どの程度改善されるか注目です。
いずれにせよ、8月相場は、熱い相場を予感させます。
それではブロガーの皆さん、良い週末を!!
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