JR東海は、リニア中央新幹線の大阪延伸を前倒ししても、中間駅を奈良市
付近とする今の計画を変更しない方針だ。京都の政財界が求める京都経由
ルート案に応じない。カーブがきつくなって走行速度が落ちるなどの弊害が
出るため。新たに国の低利融資の支援を受けても、ルートの維持は譲れない
という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160609-00000040-asahi-bus_all
国がJR東海と話し合って決めたリニアの建設計画では、東京・品川から新
大阪迄に通る各県に、一つずつ中間駅を設ける。新大阪の一つ手前の駅は
「奈良市付近」と明記。これに対し、ルートから外れる京都市は「日本文化の
発信拠点として世界中の人が訪れる地を通らないのは大きな損失」と主張し
変更を求めてきた。
これまでJR東海は品川―名古屋間を2027年に開業し、さらに45年に
大阪まで延伸する予定だった。ただ、国がリニア向けの低利融資制度を作っ
て建設を支援する方針を今月に打ち出したことから、JR東海も延伸時期を
前倒しする方向で検討に入った。
名古屋から新大阪へ向けリニアを施設すると、近似直線になる都市は、奈良
近郊。京都を通ると、急カーブになる上、施設距離も増えることになる。
納期前倒しと合わせ、経済合理性を考えると、確かに奈良近郊がベター。
京都はリニアを使わずとも、新幹線でも観光誘致できる魅力ある都市なので
企画力を充実させれば、世界の観光客の集客可能だと思います。
さて、日経平均は反落し、162円安の16668円の大引けでした。
(出来高 概算16.8億株の薄商いでした。)
今朝方のNY市場、堅調な中、為替の円高が日経平均の重石となった。また
4月機械受注が想定通りの落ち込みも、先物主導の売り材料になった格好。
日経平均の反落も、下ひげをつけて25日線辺りの踏ん張りで、リバウンド
するには、為替の円高是正が必要な状況。
注目のNY市場、欧州株安や原油安で、下落してのスタート。終了時にどこ
まで戻すかより、為替の円高是正が進むかが、ポイント。
このところ、ザラ場の円高推移が見られ、値を崩すことが多いので、明日の
SQ通過のアク抜けで、円高一服となるか注目されます。
明日の日経平均、下ひげ陽線引けを想定しています。
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