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今日、財務省が発表した景気判断は、04年4月以来5年3ヶ月ぶりに上方修正
されました。 (フォトは、財務省の全景)
前回(1~3月)の「悪化し、厳しさを増している。」から、「厳しい状況にあるものの、
一部に持ち直しや下げ止まりの動きがみられる。」と言うもの。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090729-00000028-mai-bus_all
身の回りの実態を見れば、俄かに信じがたい判断で、前期の悪すぎからの反動が
出たと言うことでしょう。
個人消費は、エコカー購入補助制度や家電エコポイントの景気対策効果で、関東や
東海など5地域で上方修正。また、生産は、中国等 海外需要の回復や在庫調整の
一巡で、自動車や電子部品・デバイスを中心に持ち直しの動きがみられたようです。
一方、雇用については、厳しい状況が続いています。
それでも、景気判断が相場の先行指標と見れば、投資のプラス効果となりましょう。
さて、日経平均は小幅反発し25円高の10113円の大引けとなりました。
(出来高 概算19.4億株の商いでした。)
今朝方のNY市場、ダウ小幅安、ナスダック小幅高となり、為替が94円台の
円高にシフトし、日経平均も1万円台前半の攻防かと思いきや、下値の堅さが
意識され、先物主導で買い優勢になったようでした。
日経平均は、本格化した企業決算の下方修正は、個別に留め、上方修正を好感
する動きで、広がるボリンジャーバンドの+2σの10250円程度を目指すトレンドと
なっており、先高感があります。
注目のNY市場、6月耐久財受注は、-2.5%(予想、-0.6%)と悪化も
輸送除くコアは、1.1%(予想、0%)で、輸送の中身、航空機の落ち込みが
響いた格好のようです。
これを受け、NY市場は、軟調のスタートですが、この後 発表されるベージュブックの
結果がまずまずなら、底堅い展開もあるかもしれません。
明日の日経平均も、底堅い展開を想定しています。
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