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天皇誕生日の祝日、街ではクリスマス商戦真っ盛りで、コンビニ、惣菜
など、サンタの衣装をまとったバイトさんが、商品を薦めています。
クリスマスイブは明日なのに、和洋折衷の日本のマルチ文化は、外人の
目にどう映るのでしょうか?
そんな中、米科学誌サイエンスは、今年の十大成果を特集し、探査機
はやぶさが、小惑星イトカワから回収した微粒子の分析結果や、大阪
市立大と岡山大の研究チームによる光合成に重要なたんぱく質構造の
解明が取り上げたと、報じています。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/hayabusa/?1324635702
はやぶさは、2005年にイトカワに接近、着陸した際も、同年の十大
成果に選ばれており、改めてその成果が評価された格好です。
尚、今年のトップはエイズの治療、予防に抗レトロウイルス療法が高い
効果を示したとの研究でした。
「サイエンス」は毎年12月頃、その年に発表された科学分野で画期的
と言える10の成果を選び出して、発表しています。
今年は、小惑星「イトカワ」まで飛行し、世界で初めて小惑星の微粒子を
地球に持ち帰ることに成功した事により、その研究成果が2番目に紹介
されました。
その理由として、「地上からの観測では、地球に落下した隕石と小惑星の
成分は異なるという結果が出ていたが、はやぶさの持ち帰った微粒子の
分析で、実際には違いがないことが明らかになった」と挙げています。
また、植物の中にある、光で水を分解するタンパク質の構造を解明した、
大阪市立大学と岡山大学のグループの研究成果も、「光合成の仕組みの
解明と、新たなクリーンエネルギーの開発につながる」として、4番目に
紹介されました。
さらに、今年3月の東日本大震災が番外として取り上げられ、これほど
大きな地震を想定できなかったことや、福島第一原発の事故などを挙げて、
「日本の科学者たちは、天災が起きる前も、起きた後も、人々が必要とする
知見を提供できなかったと感じている。人々との間にある溝を埋めるには
どうすればよいのか必死に考えている」としています。
自然科学も奥が深いのは、言うまでもなく、また、経済も奥が深く、魔物。
日本が、世界から着目されている今こそ、そのベクトルを経済活性化に
結び付けなければなりません。
税と社会保障の一体改革+経済成長の道しるべを示してこそ、日本発の
世界発進となりますが、2012年に向け、新リーダーがほしいところです。
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