遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

信越トレイル

2008-05-24 12:55:00 | 山行
 
 ブナの森の曲っ太郎/鍋倉山を望む

 5月24日(土) 夜行バス~レンタカーで戸狩温泉に向かうことになっている奈良・京都からの友人を待たせないよう早目に出て戸狩温泉に先回りする。レンタカーの業務開始が8:00なので2人が着いたのは9:30となる。
 とん平と言うスキー場の最上部に車を置き、『信越トレイル・仏ヶ峰登山口』と書かれた標識を10:20に出発。ゲレンデの急斜面を登りきって鋭角に左折すると支稜線と思われる緩やかな細道となる。
 イワウチワ(トクワカソウ?) 
 支稜線に入るとすぐに大きく根を曲げて立ち上がったブナの大木が現れる。日本海型のブナならではの、なよとした柔らかな曲線には気持ちを和ませるものがある。
 足元にはイワウチワ(トクワカソウ?)の花が多く、また目の高さにはムシカリの白い花とスッキリしたピンクのツツジ,さらに高い所にはコブシの花が見られた。コブシの花は中信より1ヶ月近く遅く、山陽地方に比すと2ヶ月も遅いことに驚く。

 コブシ/ムシカリ

 落ち葉が堆積した弾力のある道は気持ちよく、ゆっくりとした登りの先で大きく右にカーブして主稜線のやせ尾根に合流する。そこに至るまでにすでに数多くのブナを見ることが出来て『これだけでも充分に満足できる・・』等と話しながら歩を進める。


 三角点~仏ヶ峰か?/小沢峠にて

 11:15,三等三角点に到達。そばの岩にマジックで『仏ヶ峰』と書いてあったが、『地図によるともう少し先のはずだ』と奈良氏。5分休んで仏ヶ峰を探しながら小沢峠に向かう。
 が、いくつかあった小ピークのいずれにも山頂を示す標識はなく、頂上を確認しないまま道は下りとなる。一旦下って20m程のコブを登り、それを下りきったところに標識があって右から上がって来る小道があり、その10m先にもう1つ標識があって、そこからは左に下る道があり、そこが『小沢峠』となっていた。11:40着,5分休んでその先にあると言うブナの美林を目指す。