富山へ55km
境関所のお亭
長く単調な境川の国道の峠を下り切ると市街地からの道が合流する信号があり、さらにもう一つ信号があって、そこに『牛馬を積んだ車の乗り入れお断り』と書かれた駐車広場があった。その看板に気をとられて線路を渡る踏切があることを見逃したまま通過する。
そこから国道は越中宮崎駅までの2km近くを北陸線と併走することになろうとは知る由もなく、しばらく歩いているうちに線路の向こうに沢山のテント群があるのに気づく。キャンプ場という看板も見える。
何とか線路を渡って海側に出たいと思い踏切を探したが一向にそれらしいものは見当たらず、そろそろ駅があってもいいはずだと前方に駅舎の影を求めても何も見当たらず、そう言えばさっき踏切があったような・・,と、その頃になって迂闊に信号を通過したことを悔やんだが、すでに引き返す距離ではなかった。
17:00,日帰り温泉の入り口で休憩。疲れと足の裏の痛みで座るのも立ち上がるのもよろよろふらふらと容易でない。15分休んだ後に気力を振り絞って立ち上がり、さらに歩くこと30分で越中宮崎駅を見つける。その先100mの踏切を渡ってまた100m戻り、17:45ようやく駅舎に辿り着く。
糸魚川市役所から宮崎駅までの距離は約28km。
牛と牛つなぎ石~糸魚川市塩の道
日本海海岸線行脚は初日にして挫折し越中宮崎駅で終わった。明日以降,このままの状態で続行できなければそれは挫折である。旅を続けるのであれば考え方を改めて計画を立て直さなければならない。幸い挫折の原因は明白だ。
境関所のお亭
長く単調な境川の国道の峠を下り切ると市街地からの道が合流する信号があり、さらにもう一つ信号があって、そこに『牛馬を積んだ車の乗り入れお断り』と書かれた駐車広場があった。その看板に気をとられて線路を渡る踏切があることを見逃したまま通過する。
そこから国道は越中宮崎駅までの2km近くを北陸線と併走することになろうとは知る由もなく、しばらく歩いているうちに線路の向こうに沢山のテント群があるのに気づく。キャンプ場という看板も見える。
何とか線路を渡って海側に出たいと思い踏切を探したが一向にそれらしいものは見当たらず、そろそろ駅があってもいいはずだと前方に駅舎の影を求めても何も見当たらず、そう言えばさっき踏切があったような・・,と、その頃になって迂闊に信号を通過したことを悔やんだが、すでに引き返す距離ではなかった。
17:00,日帰り温泉の入り口で休憩。疲れと足の裏の痛みで座るのも立ち上がるのもよろよろふらふらと容易でない。15分休んだ後に気力を振り絞って立ち上がり、さらに歩くこと30分で越中宮崎駅を見つける。その先100mの踏切を渡ってまた100m戻り、17:45ようやく駅舎に辿り着く。
糸魚川市役所から宮崎駅までの距離は約28km。
牛と牛つなぎ石~糸魚川市塩の道
日本海海岸線行脚は初日にして挫折し越中宮崎駅で終わった。明日以降,このままの状態で続行できなければそれは挫折である。旅を続けるのであれば考え方を改めて計画を立て直さなければならない。幸い挫折の原因は明白だ。