次々と飛び込んでくるライダー達/第7エイドステーション
『すべてのサイクリストたちへ贈る最高の2日間』がコンセプトのスペシャライズドデイズが21・22日の両日にわたって白馬村を中心に開催された。
この大会はスペシャライズドのバイクでなくても自由に参加でき、また競技イベントだけでないのが大きな特徴で、家族や気の合う仲間と参加しやすいようファミリーに向けた種目やMTB講習なども行われると言うイベント。
次々とやって来るライダーさん達
自作の畑の野菜を遣ってエイドステーションで出す300人分の食べ物を提供して欲しいと言う要請があり、一度は断ったが地元に住む者の務めと考え直して引き受け、80kmコースのエイドステーションで次々と飛び込んでくるライダーに飲食物を提供,激励した。ライダーが集中する時間帯にはテンテコ舞いだった。
ピン球いd以下のジャガイモ・・,なかなか使い勝手がいい
この日のために用意したのは半端モノの小玉ジャガイモを蒸してオリーブオイルで焦げ目をつけたもの。ローズマリ-を効かせて塩だけで味をつけた。
ピン球大以下の小玉のジャガイモをどう料理するか、色々と人に聞いて見た。茹でて塩かバター,マヨネーズだけでいい,とか、甘辛く煮つける,甘味噌を絡める等の案を頂いたが、共通していたのは皮を剥かず、また切らずにそのまま調理できをのが利点だと言うこと。
で、茹でると崩れやすいので蒸して油で炒め焦げ目をつけると言う,マンマ・ミーア(出荷先のイタリアンレストラン)のシェフの案でやってみた。
600個のジャガイモを1つ1つ洗って芽や傷を取り除くのに5時間,蒸すのに4時間,炒めるのにさらに3時間かかって、終わった時には夜が明けていた。
この3段蒸し器ヶ大活躍した/こんな感じ(重ねて入れてもよかったかも・・)
もう1品はキュウリの浅漬け。出来れば10品目以上の野菜を遣ったサラダにしたかったが、如何せんベースになる葉物がゼロで断念した。
数が足りないので地場産の店で150本ほど買って2つに切り、浅漬けの基に漬け込んだが、足りない気がして畑のキュウリをありったけ収穫し、4つ割りにしたものを更に2つまたは3つに切ってこれを粉末の浅漬けの基に漬け込み、塩麹を入れて押しをしてみた。
結果的にはこれで充分数は足りていてしかもこちらの方が味がよく、買った方は無駄だった。
ブルーべり-9kg/器に盛ればたったこれだけ~ブルーベリーニハ勝てませぬ
他には別の方からブルーベリーの提供があり人気はダントツだったが、キュウリも好評だった。
ジャガイモははじめは敬遠気味だったが、かまわずどんどん押しつけて出しているうちに『これは旨い』と言う声につられて次々と手が伸び、中には12個食べた人もいてほぼ完売だった。
1人で300人分,600個のジャガイモの料理を提供すると言う体験は初めてのことなので、1個1個丁寧にゴシゴシこするなどして下処理に気を遣い手間をかけたが、出来上がりを見ると下処理にあまり神経を使う必要はなく、大雑把に洗うだけで充分だと感じた。
蒸した後に油で炒めると皮の表面の傷や汚れなどは気にならなくなる。極端に言えば砂や泥さえ落ちていればいいと言う感じだ。つまりそれこそが小玉のジャガイモの利点なのだろう。
自分のつくる野菜が結構美味しいと言うこと,つくったも品も悪くないことが分かり,いい体験をさせてもらった。
17品目サラダ~バナナ以外は全部わが農園の野菜
本当はこれを出したかった! 来年はイベントに合わせてつくる