これぞ白馬岳~主稜の襞が美しい/新人トレーニング・スノーハイク
1月18日(日) 大町労山・スキー&スノーハイクの日。新人トレーニングを兼ねて岩岳スキー場のある岩嵩山をめざす。
スノーハイク組は長老他3名,うち1名は新人女性。スキー組は3人。
10:10,どんぐり村リフト(休業中)起点に駐車/10:25,前夜から一転して青空が広がる
長老をゴンドラ駅に送って、休業中のどんぐりリフト起点へ。駐車スペースがなく、入り口の道を除雪して2台縦列駐車。前夜の大雪から一転して晴れ渡り、ガスの中から白馬鑓ヶ岳が顔を出す。子の後、徐々にガスが晴れて最高のロケーションとなる。
10:25,山頂まで1時間半か‥/10:28,八方尾根、唐松岳は風強し
駐車スペースづくりに手間取って10:12の出発。50㎝近い新雪でトレースなく、ゲレンデまでの全コース膝上までのラッセルとなる。天真爛漫,『きれい~ッ!』『超楽しい~,気持ちいい~』を連発して興奮気味の新人さんにも容赦なく地獄のラッセル。『騙されたァ~,ハイキングじゃなかったのォ~』と喚きながらも楽しそうに頑張る。
10:38,2本目の支柱前から見下ろす/10:58,直登を避けてジグザグにトラバって登る
急登のリフト下を登る。急斜面は断然ワカンのものだが、新雪でスタンスが決まらず踏ん張っても足元は崩れ、ピッケルも効かない。スノーシューはさらに苦戦を強いられており、大幅に時間を食う。
11:12,リフト終点が見えてきた/11:39,雪煙を上げる唐松嵩方面
1時間かかってようやくリフトのほぼ中間点に到達。行く手に終点の小屋を見る。長老からは『まだか まだか』と矢の電話。もう1時間はかかりそう。
唐松岳が』見えてきた。雪煙を上げるのは2554m峰か!?
11:39,ようやく現れた白馬鑓・杓子岳/11:46
」
11:46,不帰ノ嶮~不帰Ⅰ峰,Ⅱ峰,Ⅲ峰/同,唐松岳
同,八方尾根・八方山荘付近/同,唐松岳方面
同 再び不帰ノ嶮
小刻みにトップを交代しながら登る、11:39、ようやく白馬鑓と杓子が見えるも、本峰は未だ姿を見せず。
11:46、北方尾根、唐松岳方面を見る。不帰Ⅰ峰~Ⅲ峰がカッコいい。
11:57,間もなくリフト終点/12:13,白馬岳現る
12:14,白馬三山/12:22,ゲレンデに着いた
12:34,ゲレンデに入る
中間点から1時間10分かかってようやくリフト終点に到達。目の前に白馬岳本峰と三山が揃い踏みする。
山頂下のレストハウスまではまだ遠いが、ここからはスキーヤー・ボーダーがひしめくゲレンデを行く。
改めて白馬岳/杓子岳・白馬鑓ヶ岳
鹿島槍ヶ岳/五竜岳
唐松岳/八方尾根越しの鹿島槍ヶ岳・五竜岳
12:48,ゲレンデに着くと速い二人/12:57,お待たせの長老と合流
ゲレンデに着くと若い人は速い。構わずゆっくり写真を撮る。
紺碧の空をバックに聳え立つ白峰~今季一番の晴天となった。
いくら見ても飽きない光景を繰り返し写す。
14:01,ネズコの森からの白馬岳/k蓮華岳・小蓮華尾根
14:31,東屋の屋根が‥
昼食後、ネズコの森周回コースを歩く。直近で見る白馬岳主稜の尾根襞が美しい。いつか登ってみたい小蓮華尾根。
15:28,ここから一気にダウンヒル/16:25,帰り道から見上げる五竜・武田菱
15:12、下山開始。ゲレンデ通り抜けてリフト終点から一気のダウンヒル。尻セードを繰り返してアッと言う間の下山。
新人さんはここでも『超たのしい^』を連発。わずか30分あまりで駐車場に着く。
帰路、麓の道から見上げる五竜岳東壁ににくっきりと武田菱。その後ろには早くも次の雪雲‥。