八州泥まみれ~折れ口ばかり目立つ
前々日の『カタダイコン』に続いて前日は『八州』を収穫。収量は150本あまりで去年の3倍だが、密植気味だったせいか、例年に比べてやや小ぶりでもの足りなさを感じる。
『八州』は『干し理想』の改良種と言うことだったが、干し理想のように50~60cmを越えるものはなく、長くても40㎝止まりで極端に太いものもなかった。
漬物として卓上に出す際に、2つに割る必要のない太さが好まれると言うことだが、自家消費用としては豪快さに欠けてやや不満。
八州や干し理想等ような長尺もので、しかも先端に行くほど太くなっているダイコンを引き抜くのは意外と難しく、余程まっすぐ引っ張らないと途中で折れてしまう。いや、まっすぐ引っ張っても折れる‥と言うか、土に捕まえられて地中に残ってしまう。
スコップを使ってもスコップよりも長いので、捏ねた瞬間に先端が折れる。なのでスコップで掘るのではなく、ダイコンの周囲の土を緩めておいて手でそっと引き抜く。それでも折れる。
泥んこで折れ口だけが真っ白なのでやたらと目立つ。
雨洗い4時間後/上下引っくり返す
暗くなったので湧水で洗うのを諦めて翌日(今日)廻しにしたところ夜半からの雨。明け方、ますます強くなる雨で洗うことを思いつき、カッパを来てダイコンを並べる。
表面にこびりついた泥を落としてくれるだけでも大助かり~、と言う作戦が当たって昼前には泥んこだったダイコンが白くなっていたので上下を引っくり返す。
雨が上がった午後にはかなりきれいになっていた。
雨洗い作戦よし!!/ざっと洗って仮干し
ここからはバケツに水を汲んで1本づつ洗い、仮干し。ザッと洗っただけなので完全ではなく、明日、流水でもう一度仕上げ洗いして干す。
今夜冷え込んで凍みてしまえばそれでお終いだが、天運に任せる他なし。
去年は2週間近く干したために柔らかくなり過ぎた。干し過ぎるとパリパリ感がなくなり逆に噛み切れなくなるので、今年は1週間程度に留める。カタダイコンは2~3日だけ。