遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

発進!・・・安曇野のほほろ通信

2008-11-29 16:27:10 | 私・あなた・世界&シニア便


 ただ一度だけ聞いたことのある『のほほろ』と言う語を探している。

 20年以上前,ふらりと出かけた旅先で、とある軽食堂に入った時のこと・・。
 旅の話しやその土地の話しなどで盛り上がった後、その食堂の近くの田圃にテントを張る了解を得てそこで幕営したことがあった。
 翌朝,その田圃のあぜ道でノビルを見つけて朝食に添え、発つ時の挨拶の際にそのノビルを差し出した。
 気のいい女店主は『急ぐ旅ではないんでしょッ,ちょっと 待ってて』と言って件のノビルを、茎を10cmばかりつけて軽く茹で、茎の部分を丸く結んだ形の酢味噌和えにして、『どうぞ 食べてみて!』と勧めながら、『東京や埼玉辺りではねぇ,ノビルのことをのほほろというのよ』と言った。
 初めて聞く語だったが、のほほろと言う語の響きの美しさに魅せられて、その語のルーツを知りたいと思った。


 その後,広島を出て群馬から東京へと移り住み、東京で日野,国分寺,西東京,八王子を転々とする間に、幾度となく土地土地の人達に訪ねてみたが、のほほろと言う言葉を知る人にはついぞ出会うことなく、今に至っている。

 そんな経緯があって、今ものほほろという語を探していると言う意味を込めて『安曇野のほほろ通信』http://nohohoro.blog75.fc2.com/ と名づけ、今日を以って閉鎖されるライコスブログに代わる新たなブログを発信することにした。


 『安曇野のほほろ通信』http://nohohoro.blog75.fc2.com/
 ※ブックマーク参照
 

わいわいキムチ研究会・・・冒険キッズのお母さん達

2008-11-29 10:06:24 | 森のくらしの郷&ぐるったネット

     
 冒険キッズのお母さん方と森くらの関係者が集まっての『本格キムチ研究会』。場所は大町温泉郷の森くら事務所。
 だし汁つくりから始まって、ニンニク,リンゴ,タマネギ,ショウガのすりおろし,ダイコン,ニンジン,ニラを切る等,4セット分のタレづくりの下ごしらえが手際よく進められ、これらを中辛中引きのトウガラシ,アミの塩辛,イワシの塩辛エキス,砂糖,塩と混ぜ合わせてたちまち真っ赤なタレが出来る上がった。
 
 これを前もって下漬けしておいたハクサイの葉と葉の間に挟み込む。用意したハクサイは12株。それぞれを4つに分けた計48個のブロックの1つ1つの葉を1枚づつめくってタレをすり込み、出来上がったものをジップロックに詰める。やり方が分かると後は日頃の主婦の本領発揮でトントン拍子に進んで2時間ほどで完了。
 ハクサイの切れっ端と余ったタレでつくった切り漬けを試食してみると旨みは申し分ないが若干塩が強すぎた感じだ。
 
 冒険キッズのお母さん達は各参加者がそれぞれに自分の分を作るのでなく、全員が共同で4セット分を作って後で均等に分けるという作戦を取った。そのため材料の入れ忘れや分量の量り間違いがなく均一に仕上がった。
 また野外保育から出発したグループだけに乳児や幼児を抱えての参加となるが、そこは交代で授乳や保育を担当する等,日頃からのチームワークが存分に発揮されて見事だった。
 小さい子ども達もお母さんの横でまな板を支えたり、手を真っ赤にしてタレを挟み込んだりして奮闘した。

     
 切り漬けのキムチに自家製味噌の味噌汁,各自持ち寄りの惣菜を囲んでのお昼。野沢菜漬け,ダイコンの漬物,カボチャの煮物,コマツナのお浸し等々。
 持ち寄りはハナイグチ入り特製ブリ大根にダイコンサラダ,ダイコンの皮と葉のキンピラ風と、今回もダイコンづくし。 


終わりに

2008-11-28 10:54:52 | 山のあしおと小学校
 8月6日(火)
 馬場島へ
 5:00起床。ご飯と味噌汁,シャケの朝食。パッキング。拾ったカメラを小屋に届け、6:52出発。出がけに小屋の主人が一応住所,氏名を書いてくれと言いに来たので7:00の出発となる。早月小屋では水がなく、2ℓ700円のペットボトル入りの水を買う。1ℓ当り 350円である。1人500ccづつペットボトルに詰めて持つ。
 7:22,小休止。途中,先に出発した昨日の中高年のグループを追い越す。同28発。同45分馬場島の建物群を見る。8:00,同じグループの先行集団を追い越す。
 8:18,小休止。同25発。長い下りの途中、親子と思われる2人づれが2本杖ですごい勢いで登っていくのを交わす。さらに単独の人とすれ違った他は登る人もなく、信じられないくらい静かなコースだ。
 8:57休憩。早月川の河原が見えており、沢の音や重機の音が聞こえているが先はまだ長そう。9:05発。同29,最後の一口分だけ残して水を飲む。右手の向かいの山の砂防ダムが目の高さになり、沢音が大きくなる。同43,1047mの展望広場で3人が休んでいたが、水が欲しいので休まず通過。10:07,登山口着。同11,キャンプ場の炊事場でたらふく水を飲む。
 10分後に3人が到着。中本,木偶は水着姿で頭から水をかけて身体を洗う。さっぱりした後、小形が手配してくれたTXで上市へ。上市で富山へ向かう3人を見送って昼食を摂り、12:26の特急電車で宇奈月へ。13:21着。同26発,黒部IC,14:01糸魚川IC,14:30。帰途,美麻の畑によって16:30頃帰着。19時頃,広島組帰着の知らせを受け、無事終了となる。

 40年前,初めて剣岳の山頂に立った時,一般登山者が北方稜線方面に迷い込まないように張られたロープを前にして、自分がそのロープからはみ出すことは一生あり得ないだろうと思ったのを覚えている。
 労山の仲間達との出会いがなければ今もそこから1歩も出ていないだろうことは疑いない。労山の組織力と思想が自分の登山を支え、その領域を広げてくれていることを改めて感じている次第。

登頂・・・剣岳北方稜線の記録⑨

2008-11-27 16:42:09 | アルプス

     
 5分休んで12:55発。この日最後の悪場とも言える源次郎のバンドにかかる。長次郎谷右俣最上部の凹状のバンドをトラバ-スする。落ちれば長次郎雪渓を一の沢までの直行便で、見通しの悪い時には歩きたくない所だが今は晴れており、何なく通過。問題はむしろその後である。
 そもそも北方稜線にはペンキの目印などなく、ルートを見つけながら進まなくてはならない。踏み跡はあっても残雪の状態で歩く場所が変わっているのでこれと言って決まったルートはないに等しい。バンドを越えてからの道はほとんど不明で、ただ、長次郎の頭からずり落ちてきた残雪の切れ目の間を、ガラガラと岩屑を落としながらしゃにむに進んだが、長次郎谷左俣源頭部にさしかかる当りで道に詰まる。少し下り過ぎたのではないかと不安になり登り返したが稜線は右手遥か上である。
 13時:30,稜線まで登るか、急な崖を下るかという岐路で小休止。下を覗き込むと、先ほど詰まった場所と崖の下が回廊状につながっているように思え、小形が空身で偵察に行く。経験のある小形の記憶が頼りなのだ。思ったとおり回廊状になっている岩場を回って小形が崖を登ってきた。

 13:43発。以後は問題なく、同57主稜線に出る。涼風が心地よい。いよいよ本峰への最後の登りとなる。左下の源次郎尾根に懸垂下降を待つ登山者が長蛇の列をなすのを見る。
 14:10分,中本の『見えたぞ~』の声。何が見えたのか,多分頂上のことだろう。5分遅れてその場所に立つと、ガスの向こうに頂上らしき岩峰を垣間見る。同28登頂。

     
 頂上には我々の他に外国人女性と邦人男性のパーティーがいただけで、時間が遅いからか天候のせいか、8月上旬の剣岳山頂とは思えない淋しさである。この2人が私達を見て無造作に北方稜線の方に下って行こうとしたのを慌てて止める。こう言う手合いが結構いるらしい。
 14:48発。展望もよくないし寒い。何よりも早月小屋までの3時間の行程が残っているのでのんびりしてはいられない。けれど北方稜線縦走の緊張感から解放されたという安堵感から気持ちに緩みが出てしまってどうにも締まらない。
 14:55室堂への分岐点を通過,室堂方面は晴れ。ここからはうるさいほどの鎖場の連続となる。15:15,最後の鎖場を過ぎる辺りで早月小屋を遠望する。まだ先は長そうだ。
 15:30,小休止。同40発。小形,中本が先行し、藤井と2人遅れて行く。『今日はどこででもークしてやる』等と冗談を言いながらやけっぱち気味に歩く。16:12,小ピークの手前で小休止。ハクサンイチゲやトリカブトに混じってマツムシソウやアキノキリンソウ等、すでに秋の気配を感じさせる花を見る。5分後発。
 小ピークを登ると先行の2人が待ってくれていたのでまた休む。2610mのピークかどうかで意見が別れる。もっと下りているはずだと思いたいがまだその地点らしい。白花のトリカブト,エゾシオガマ,ベニバナイチゴ等,花も低山種に変わる。
 16:35発。5人の中高年グループを追い越す。17:14~37休憩し、18:11,早月小屋のテン場に着く。5:45の出発以来12時間半におよぶ長丁場でさすがに疲れた。

 テン場にテントはなく、我々は小屋に近い一等地を選んで幕営。少し遅れてもう1パーティーがテントを張っただけで静かな野営となる。小屋の前の広場から日本海に沈む夕日を見送る。富山市街と富山湾がよく見える。食事はビーフンと乾燥野菜入りスープ。17:30に終わり、同45テントに入る。離れたテントから賑やかな星空をたたえる歓声が上がるのを聞きながらいつしか眠りに落ちていた。


お菜を洗う人々

2008-11-27 12:05:31 | 安曇野
 先客あり
      お菜の山
 カタダイコンを洗おうと湧き水に行くと先客があった。お菜を洗うために遠路堀金からわざわざやって来たと言う。ここが一番いいのだとおっしゃる。同感だ!

 川の中にコンテナを置き、梯子を差し渡してその上で作業をしている。3人が洗い子で土手の1人は車に積み込む役。洗い子には丸太の腰掛もあって考えた上に手馴れたやり方だ。

     
 お菜とは野沢菜のことで、品種は同じだが野沢産でないものは『野沢菜』と称することが出来ないので地元ではこう呼ぶ。
 信州ではどの家庭でも大量のお菜を漬け込んで冬に備えるが、今がその漬け込みの最盛期であちこちでお菜を洗う風景が見られる。

 お菜は大きな野菜で、長さがあって株の部分が太いので家で洗う場合は風呂桶ほ
どの大きな容器を使っての大変な作業になり、使う水の量も半端ではない。その点,湧き水を利用すると大いに助かるのでこうして遠くからでもやって来る人がいるのだ。
 カタダイコン 
     
 草履のまま流れに入ると『あれまぁ~,元気だこと』と目を丸くする。『上流を占領しちゃって悪いねェ』 『いいせ いいせ どこだって同じせぇ』
『カタダイコンけぇ いい出来だねェ』 『ンまぁネ それより梯子使ってうまく考えたじゃん!』 『毎年のことだでよ。丸太の腰掛もいいずら!』 『ん,おらも1つ欲しいくれぇだ』・・・。
 てなことを話しながら仲良く洗って、ついでに土手の人に写真を撮ってもらった。
 
     
 上流から流れてきた小さなダイコン1つ。『上にもいるだネ・・』とおばさん達。『下流の洗い場にももう1組いるよ』と私。


 そうこうするうち夕暮れとなり、うすい闇に常念が沈む。

 さて、今日の白鳥は・・・,
 只今154羽(+3羽)
     



ダイコンを干す

2008-11-27 02:07:29 | 喰う寝る○太
 
 こんな風にダイコンを干すのは晩秋の風物詩の1つで、昔は田圃にハザを立ててずらりと干したものをよく見かけた。子ども達はそれを見て『オオネのおじさん,首吊ったげな!』などと言って年寄りをからかった。
 これをやりたくて干し理想をつくっているけれど、のんびりとこんなことをやっているとたちまち凍みてしまうので、信州では誰もやらない。 
 葉っぱが邪魔
      
 葉っぱが邪魔なので、こんな風に葉先を縛り、数が知れているのでハザを立てることもなく、フェンスを使ってあっちとこっちに振り分ける。

 気温の下がり方にも寄るが、凍みるのを避けるために夜は家の中に取り込む。
 毛布をかけておけばいいんだよ,と言ってくれる人もいるが、生憎専用毛布がないので毎日干したり締まったりを繰り返す。たかが10日程度のことでたいした手間ではない。何しろ失敗して量が去年の半分しかないのだから・・。 

     
 次第に水分が抜けてくると、固く縛ったつもりでも紐が緩んでくる。そのうち葉っぱが黄色くなって付け根からポロリと離れてしまい、下手をするとダイコンがスッポリ抜けて落ちるしまうことがあるので油断できない!

湧き水で遊ぶ

2008-11-24 15:23:18 | 安曇野
 
 まっしろに洗ったダイコンを見ると
     
      幸せ気分になれる。


 いつもと同じ湧き水で
     
      お菜を洗う人


 冷たくないと言うことは 
     
      この時期では温かいと言うこと・・。


 土手の反対側には・・・,
     
      只今126羽     

干し理想を掘る

2008-11-24 00:07:57 | あまってら農園
 干し理想92日目
      不良・大不満
 8月23日は種の干し理想が3ヶ月経って収穫期をオーバーした。例年に比べて掘りにくく途中で折れるものが続出。またまっすぐ伸びないで変形したものが多かった。その上,何だか出来が悪い気がして掘るのをためらっているうちに過熟したのか縦に身割れが入ったものも多数見られ、65cm級の足長娘がずらりと揃った去年に比べると不作で大いに不満。土が硬かった上に耕運が浅かったのが原因か・・。
 変形したり
      身割れしたり・・
 失敗した第1農園で生き残った干し理想を引き抜いてみると、こちらの方が抜きやすくまっすぐ長く育っていた。第2農園とは言え、1等地をブロッコリーに奪われて不遇だったかもしれない。

 06年11月18日収穫分
      07年12月4日収穫分
 明日,安曇野の湧き水できれいに洗ってから干す。

命つきる

2008-11-23 19:18:55 | あまってら農園
 A子?
      B子?
 A子はハウスの一番遅くまで日が当たる隅っこで蹲って死んでいた。先日見当たらなかったB子は如雨露の中で死んでいた。誤って落ちたのか、水が飲みたかったのか・・。


 D子だかE子だか・・。1尾だけはまだ生きていた。もう1尾は行方不明。


 さて ダイコンを掘ろう!

リンゴの日

2008-11-23 17:41:49 | 安曇野

          
 年に一度のリンゴの日。生協活動の一環だったのが今年から独立した取り組みとなったが相変わらずの盛況ぶりだ。

 場所は梓川のWリンゴ園。梓川のリンゴは県下でも最高のブランドで、同園の通常価格が600円/kgのところを、自分で気に入ったリンゴを選んでもいで350円/Kgの格安。さらに傷物だけだと300円/kgとで超お買い得となる。
 10時からだからとその時間にのこのこ行ったら取りはぐれるほどの人気なのだ。


      ここで見分ける
           蜜がたっぷり
 完熟したリンゴの見分け方は尻の部分を見る。写真のように黄色くなっていればOKで、ここが青いものは未熟だが年を越した頃には美味しくなる。


          
 格別密が多い富士だが、この蜜の部分を傷んでいるものと思って捨ててしまう人が結構いるらしい。
 リンゴ農家によっては蜜を注入する者もいると言うが信州のリンゴに関しては断じてそれはない。


          
 リンゴ狩りに来て柿取ってる半袖のオッサン。何で?    

びしょぬれ!

2008-11-22 17:42:07 | 境界線・新境界線
 
 富士尾山にて

 1200mそこそこの里山だが思わぬ雪で苦戦した。途中から丈余の笹道となり、重い雪で倒れかかった笹が道をふさぐ中を泳ぎながら進む。2時間あまりで山頂に至るも早々に退散。
 樹間から安曇野


 こんな格好で来て
 この辺りまではルンルンで

 何を思案の仏さま・・,とか

 これはキツネ

 このデカイのは何だ? などと余裕綽々。


 この穴倉や

 丈余の笹薮を潜らされえたのには参った! 
 頭から雪を浴びながら突進。たまりかねてヤッケを被ったが時すでに遅し・・。全身ぬれねずみとなるが・・,

 こんな時になんと言う空の青さ,美しさ・・,

 なんと言う軽やかな足跡。


 じゅんちゃが山頂に標識を打ち込んだ後は

 一目散に下山

 温泉蒸気がうらめしい

 昼飯を食う気にはならず、お茶をのむ時間も惜しんで駆け下り、背負ったザックを開くことなく昼前に下山。
 大急ぎで着替え、終わってから雨具を着るチグハグさ。

 ふりかえれば青空広がり 山里は晩秋の色を見せる。


吊るし首の日

2008-11-21 18:10:31 | 喰う寝る○太

     
 干し柿のある風景が好きである。嬉しいことに今年は柿が向こうからやってきた。
 縄を綯うのが先か、剥きながら綯うか・・,などと悠長なことを考えているうちに1週間が経って熟柿になりかけたものが出てきたので待ったナシとなる。要するに縄を綯うのが面倒で一日延ばしにしていただけの話しだ。
 で、しっかりした縄を作ってやろうと気合を入れて左右3本づつ,6本ワラ撚ったのはいいが、いざ柿の蔕を縄の撚り目に通そうとしたら縄が太すぎて蔕が引っかからない。大は小を兼ねず、縄が立派過ぎて役に立たなかったのだ・・。馬鹿だネ!
 太すぎだっちゃネ
     
 仕方なく一度撚った縄を解いてワラを1本1本バラシ、2本づつ4本ワラで撚りなおしたが、ヨレヨレになったワラを綯うのはやりにくいことこの上ない。縄を綯う時は左右のワラがシャキッと伸びいて、それぞれが回転してくれないとうまく撚れないのだ。
 そんなこんなで手間取って半分しか吊るせなかったが、2年ぶりに干し柿を吊るせて満足・・。

 干し柿をつくるだけでなく、皮を漬物に利用する目的もある。

ダイコンづくし

2008-11-21 02:26:47 | 喰う寝る○太

     
 右から、ビタミンダイコン,カタダイコン,干し理想,左端は信州地ダイコンのネズミ。ビタミンダイコンはおろし専用,カタダイコンと干し理想は漬けダイコン,ネズミはこれ以上育ちそうにない。
 煮ダイコンを失敗してしまったが買う気はしないので漬けダイコンを代用してのダイコンづくし。青首系ほどシャキシャキしていないがやむを得ん。
 全部使い切り
      ダイコンサラダ
 まずはダイコンサラダ。ピーラーで縦に削って塩でしんなりさせるだけ。彩りに緑のビタミンダイコンとニンジンを加えた。マヨネーズに醤油をかけてシンプルに食べる。先日の『あたらし屋』の宴では大好評だった。
 酢のもの
      ピーラーで削る
 同じものを使って酢のもの。砂糖,塩,林檎酢を敵トーに混ぜるだけ。後から切るのは面倒なので、削る時,胴周りにぐるっと包丁を入れておくと同じ長さに揃えられる。
 キンピラ風
       切り目を入れておく
 削ったダイコンの皮をごま油で炒めてキンピラ風の味つけ。葉っぱを入れてもよい。食べる煮干し(広島ではイリコ)を入れた。火を止めてからもう一度生のごま油で香りづけするのがポイント。
 フロフキ大根
      ユズ味噌
 次はフロフキ大根。隠し包丁を入れるの忘れてちょっと手間取った。ムキエビ,ホタテ,ホウレンソウをトッピングして見た。
 ユズ味噌は味噌40g,酒大さじ2,みりん大2,砂糖10g,卵黄半量を合わせてレンジで1~2分。ユズ皮をすりおろして入れる。
 ブリ大根
      今夜は煮込むだけ
 先夜はブリ大根も好評だった。砂糖少々と醤油だけで煮るが、アクも味のうちなので掬ったりはしない。味をしみ込ませるために火を止めて一晩置く。明朝の冷たい煮凝りが楽しみだ。
 葉っぱも炒める
      
 葉っぱも炒める。残った皮とチクワの細切り,アブラゲ等を入れて濃目の味つけで保存食とする。ご飯に載せてお茶漬けなんかもいい。
 ダイコン菜飯(去年の写真)
     
 朝方炊き込みご飯を炊いて白飯がなかったのでダイコン菜飯をつくれなかったのが返すがえすも残念! 
 ダイコン菜飯と言えば昨年11月に平郡島で野生のハマダイコンの葉を刻んで塩をふり、熱々のご飯に混ぜ込んだだけのヤツが忘れられない! 
 もう1品,おでんにもたっぷり入ってあめ色になっている。

 手が込んだのはユズ味噌だけで他はすべてシンプルな味つけばかりだ。費用はブリあらが184円,ムキエビとホタテが少々とあとは調味料だけで、多分300円もかかっていないのではないだろうか・・。
 

本格キムチ研究会・・・冒険Kids & Xトレイン

2008-11-19 11:11:30 | 喰う寝る○太

     
 冒険KidsとXトレイン共同・・・本格無添加キムチづくりのお知らせ

1;日時 2008年11月28日(金) 9:00~15:00(キムチのみの参加は12:00まで)
2;場所 大町農園(変更あり)
3;日程 
  9:00~12:00・・・キムチづくり
 12:00~14:00・・・昼食&試食交流会)
※以下は希望者
 14:00~15:00・・・松前づけ

     
 中辛中引きトウガラシ,アミ塩辛,イワシ塩辛エキス,だし汁

4;材料 ハクサイ(大)3個を基本単位とします。
(1)漬け材料
 A:白菜L玉3個 B:大根千切り300g C:ニンジン千切り200g D:ニラ半束
(2)タレ材料
 E:トウガラシ300g(中辛中引き) F:すりおろしニンニク100g G:すりおろしリンゴ150g H:すりおろしタマネギ100g J:すりおろし生姜1~2個 K:アミエビ塩辛100g L:砂糖200g M:カタクチイワシ塩辛エキス150g N:塩(白菜の重さの3%) O:だし汁250CC(昆布,煮干,鰹節等で濃目のだしを取る)
⇒各自用意するもの・・・A,B,C,D,F,G,H,J,L,N,O
⇒共同購入するもの・・・E,K,M
 すりおろしの材料
     

5;タレ材料の調達と準備 ※価格は前年例~変動あり
 唐辛子(300g約900円),アミエ塩辛(100g約200円),カタクチイワシ塩辛エキス(150g約300円)は事前に申し込みされた方の分を共同購入しますので、必要量をお知らせ下さい                            ※1:松本市内の韓国食材店が撤退したのでカタクチイワシ塩辛エキスは入手できない場合があります。売っている所を知っている方はお知らせ下さい。     ※2:ご自分で調達できる方,手持ちがある方はこの限りではありません。
      
6;費用
 実費+諸費(会場費,見本づくり用の費用等)
7;試食・交流会について
 昼食時試食・交流(親睦)会を行います。食の研究会の一環ですので、参考になる伝統食や手料理などありましたら負担のない範囲でお持ちより下さい。
※少し多めにつくった作りおきの料理とか漬け物などで充分です。わざわざつくる必要はありません。当日温かいお鍋を作る予定ですが主食は各自お持ちより下さい。

     
 すりおろしリンゴ,タマネギ,ニンニク,ショウガ             

8;事前準備として
 白菜塩漬け・・・前日(27日の夜,または27日の朝から28日の朝までの丸1日)までに各家庭で準備する。白菜の根元に包丁を入れ、手で裂いてを4分の1に分ける。葉っぱの一枚一枚,芯のところに1つまみの塩をこすりつけ、重石をして1日置いて水気を切る。塩は適量。パリパリが好きな方は浅漬けに。
※葉先には塩はしない。

     

9;持ち物
 まな板,包丁,采はし,ボール,または鍋,パット等の容器(3個),保存容器(タッパー,ジップロック等),おろし金,使い捨てビニール手袋
※混ぜあわせ用のボールは大きい方が作業しやすい。大なべでも(の方が)よい。
※保存容器は4分の1の株が12個できるのでそれに対応する大きさと量が必要。大き目のタッパーに複数保存するかジップロックで1~2個づつ小分けして保存するなど。
 塩漬けした白菜および、ニンニク,リンゴ,ダイコン,ニンジン,生姜,タマネギ,砂糖,塩,だし汁(予めつくって置く)は、分量分を各家庭で用意して持って来て下さい。※千切り,すりおろしは当日,会場でも可。

     
10;申し込み・問い合わせ
 11月25日(火)までに木偶宛申し込んで下さい。
※参加は各ご家庭単位とします。


     
ここからは松前漬け希望者
 スーパーで松前漬けのセットを売っていますがバカ高いので自分で材料を買ってつくるに限ります。好きなだけ食べられます。ただし、醤油をたくさん使うので食べ過ぎに注意!

持ち物
 用具:調味液用の容器・調理鋏・包丁・大き目のボール,または鍋・保存容器(ビン、または袋)
 具材:スルメ4~5枚/昆布20cmのものを4~5枚くらい/切り干し大根2袋/ニンジン大2分の1本(千切り)/煎りゴマ
 調味液:醤油1カップ/水1カップ(半量は酒でも可)/酢大さじ2/みりん大さじ4/砂糖大さじ4
※沢山つくりたい方は調味液のみ2~3回分作り置きしておくも可。
 
     
 お楽しみ・・!