遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

事件勃発~侵入♂,♀を略奪か・・!?  しかもキツネまで!!

2014-06-15 15:11:47 | 生き物達

 いつもの♂/羽ばたき


 激しい羽音がして思わずも窓から原っぱを見ると、いつもの♂が何かに追われるように左手から飛んできて舞い降りるところだった。キジの♂同士の縄張り争いは何度もみているので、別の♂が現れたに違いないと思ったが、問題は攻守逆転して元の♂が追われていると言う只ならぬ事態である。

 平和だった原っぱに別の♂が侵入し、元の♂を押しのけて♀に接近しディスプレイ。♀は戸惑い気味で右往左往していたが、そのうち侵入♂とつかず離れずで採餌し始める。侵入♂は♀の周りから離れず交尾の機会を窺ってディスプレイを繰り返し、♀もまんざらでもなくはしゃいでいるように見えなくもない。




 侵入♂ディスプレイ/♀が受け入れ態勢か‥!?


 追われた元♂は離れたところで時々鳴いて羽ばたきするものの、侵入♂に立ち向かう様子なし。♀は巣から出て早2時間近くになり、このまま抱卵を放棄して侵入♂とペアになる可能性もある。♀の挙動に落ちつきがなく、元♂とのランデブーの時とも様子が違う気がする。
 ひょっとすると迷い込んだ別の♀で、侵入♂はそれを追っかけてきたのかもしれないが、真偽のほどは不明。成行きを見守るしかない。




 キツネ!!


 更なる事件,
 北側でけたたましい鳴き声がした。異変を感じて北窓に飛んで行って見ると、何とキツネが現れたッ!
 『禁』を破り、農作業者を装って駆けつける。元々人の生活圏なので行く時はこっそりとでなくドカドカと行く。キツネはいち早く遁走した後で、あまり遠くない所で囁くような♀の鳴き声がしたのでそちらに1歩踏み出すと、2羽の♂と1羽の♀の合せて3羽が一斉に飛び立った。他にキツネに襲われた個体があるような形跡はなくひとまずは安心。従って♀は1羽しかいないことが分かったが、3羽が同じ所に一緒にいたと言うのがまたまた謎である。

 3羽が飛び立った辺りに巣があるのかもしれないので、そちらには近づかず早々に引き揚げたが、何らかの影響を及ぼしたであろうことは否めない。それ以前、にキツネに目をつけられてしまったことで原っぱも安住の場ではなくなったと言えよう。
 それにしても白昼堂々とキツネが出てくるとは驚きだ。

光と影~レンブラント光線

2014-06-14 01:47:07 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象

 有明山に現れた天使の梯子


いつものように
光のシャワーを降り注ぐ
レンブラント光線




 常念岳にも届いた


 いつものように
 光と影のシャワーを浴びる
 安曇野 有明山







 光のシャワー







 『光と影の画家』『光と影の魔術師』・レンブラントの代表作 夜警 & 自画像



 薄明光線(気象現象)
太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える現象の俗称。おもに、地上から見た太陽の角度が低くなる早朝や夕方に見られる。美しい自然現象

 俗称
 『天使の梯子』『天使の階段』『ヤコブの梯子』
 旧約聖書創世記28章12節に由来する。ヤコブが夢の中で、雲の切れ間から差す光のような梯子が天から地上に伸び、そこを天使が上り下りしている光景を見たとされる

 レンブラント光線
 光と影の画家と言われたレンブラント・ファン・レインがこれを好んで描いたことに由来する。絵画表現上においては、コントラストが強くなり、光の当たる部分と闇の部分との対比を強調され非日常的な雰囲気や宗教的な神々しさを表現することに成功した。


頼もしき新戦力!

2014-06-08 20:30:04 | 山のあしおと小学校

 畑の末端・ニンニクの下はジャングル


 畑はかつて高さ20m以上,直径15~30mのニセアカシアが繁茂してジャングルになっていたところを切り開いた。上から2/3辺りまでは抜根して耕作しているが、下の1/3はニセアカシアを切っただけで抜根していない。なので毎年毎年彦生えが出る。彦生えとバカにしているとその年の秋には3~4mになる。放置すると2年目の秋には6~8m、太さも直径10cm以上になり、3年も手を入れないと立派なジャングルと化し、容易には入り込めなくなる。




 道路に張り出して見通しを悪くしている


 畑の中だけならいいが、道路に張り出して見通しを悪くしており、そこが丁度急カーブの位置なので放置していると顰蹙を買う。なのに11年7月14日以来、3年近く除伐していない。
 何とかしなくては~と呼びかけたところ、Tom君とTubasa君が来て除伐を手伝ってくれることになった。



 倒して/素早く処理


 道路側に倒した木は、通行の妨げにならないよう素早く処理しなくてはならない。1人でこれをやるには、倒す前に車が来ないことを確認し、倒した後は道路に駆け降りて倒した木を一気に撤去しなければならない。なので一度に切ることができるのは3~4本程度。
 2人がいてくれるだけで手分けして連続的に切ったり撤去したりできるので効率が倍加する。切ったり切らせたりを交代しながら作業は円滑に進み、道路の見通しがよくなった。




 倒すよ!/OK!


 

 息もピッタリ/着々進行



 明るくなったカーブ


 1時間あまりで道路側がすっかり片づいて見透しがよくなった。5年生と中学生,頼もしいものだ。




 バリケード


 倒した木を林の縁に沿って積み上げ、バリケードをつくる。




 お疲れさん



ひねりつぶした5000匹~ブルーベリー園無残!

2014-06-07 01:43:49 | 大町暮らし






 ブルーベリー園がピンチ・・!! と乞われて駆けつけると、何と夥しい数の毛虫が我が物顔に葉っぱを食い荒らし、喰いつくさんばかりの勢い。昨年夏以来大発生して、池田町の七色カエデを丸坊主にしたマイマイガの幼虫~ブランコ毛虫だった。

 薬剤による駆除は人体に影響が出るほど毒性の強いものでないと効かないので果樹や野菜などには使えず、テデトール意外に手が無い・・,と言うことで、ゴム手袋をして1匹1匹ひねりつぶして行く毛虫潰し。









 決して可愛いとは言い難いケムンパスが1匹や2匹ではなく、1つの株に100~200匹もたかっている姿はおぞましいとしか言いようがないでヤンス・。
 それを潰して行くとたちまち手袋がヌルヌルになり、飛び散った虫の体液が目や口に飛び込んで来る・・,虫が嫌いな人,特に毛虫ダメッ!と言う人にはできない作業で、おまけに下の方の虫を潰すには這いつくばる作業になるので、まさに苦役である。
※1齢幼虫には弱毒針毛があり、触れると痒くなる場合があるが2齢以降は毒性なし。

 が、やるっきゃない! やらなきゃ今年の収穫どころか木が枯れてしまって来年が無い。



 株の大小や、虫のつき方のバラつきに差があるので、1株当たりの平均は100尾。9時間かかって50株、約5000尾をひねりつぶしたが、まだ全体の2割程度。
 明日も・・,と言われたが行事が詰まっていて来週火曜日までは動きがとれない。本来は夜行性の彼らが昼間も活発に活動しているのだから、3日先を考えたら空恐ろしくなるが、お手上げ状態。
 大町のブルーベリーがピンチ! 





 2007年7月のペンシルベニア州における大発生で食害された様子を示す航空写真。丘の上にかすかに見られる緑はこの写真が撮られる以前に食害され、再び芽吹いた部分

 約10年周期で大発生を繰り返す性質があり、その際にすさまじい個体数と旺盛な食欲であらゆる草花、樹木の葉を食い尽くすので森林害虫として非常に有名である。なお、大発生する仕組はよくわかっていない。

 北アメリカを除く北半球温帯域(日本を含む)のほとんどは、もともと分布していた地域で、もともと分布していた地域で、寄生バチや病原菌、ウイルスといった天敵がいるため、ウイルスや病原菌に寄生された幼虫が大量死してこうした大発生が起きても自然に治まる。
 ところが、北アメリカにはヨーロッパから移入されたのでこうした天敵がいないため、いつまでも大発生が治まらず、しばしば無秩序なまでの規模に発展する。

 北アメリカで本種が大発生した際は、ヘリコプターから殺虫剤や天敵ウイルスを散布するなど大規模な駆除策が取られるが、それでも連なる山々の全ての木々が丸坊主にされるなど、すさまじい規模に達するので、ひとたび大発生するとどう手を尽くしても焼け石に水のようである。
 by ウィキペディア

キヌサヤ初採り

2014-06-04 09:59:05 | あまってら農園

 キヌサヤ初収穫


 潰れたハウスの下で育っていたキヌサヤ~鞘エンドウの初収穫
 播種の際に種がグリーンピース~実エンドウの種と混ざってしまい
 植え替えるつもりだったのが 時期を逸して混ざったままで成長




 実エンドウの鞘(上)とキヌサヤ(下)/茹でると鮮やかな緑に


 実エンドウの若い鞘とサヤエンドウの鞘は似ている
 なので収穫の時に紛らわしく面倒であるが
 よくよく見れば違いは分かり すぐに慣れる
 キヌサヤの甘さやきめ細かさに代わるものはなく
 食べてみればすぐ分る
 



 サヤエンドウの実/実エンドウの実(鞘)


 鞘エンドウの実をいくら立派に大きくしても
 実エンドウのようなふっくらした充実感はない
 豆ごはんの豆が足りなくて キヌサヤの実を混ぜて見たら
 スカスカで頼りなく 味も素っ気もなかった




 白い花は実エンドウ,赤い花は鞘エンドウ


 実エンドウは実エンドウ
 鞘エンドウは鞘エンドウ
 お互い 代わりにはなれない