遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

華麗なる変身~レストランにて

2012-05-28 09:17:06 | あまってら農園

 色々野菜のバルサミコソース/手づくりシーザー~豆乳シーザードレッシング


 レストランでおしゃれに変身!


~またしてもサファテ 救援失敗~

~引き分けを挟んで6連敗~

~11日ぶりの勝利~

~13カードぶりの勝ち越し~

~後味の悪い勝利~

~やはりこうなる…~


野菜たち

2012-05-23 09:52:28 | 山のあしおと小学校

 勢揃い~グリーンウエーブ(非結球レタス),ホウレンソウ​,ミズナ,ルッコラ,コマツナ,ラディッシュ,グリーン​ウエーブ,ワサビ菜/ホウレンソウ・ラディッシュ


 松本市内の某レストランに出荷するために、今年から新たに畑を借り、作つけの種類も量も大幅に増やした。
 レストランのシェフは『どんどんつくってどんどん持ってきて下さい』と言ってくれるので張り合いがあるが、品質向上の責任をひしひし感じる日々でもある。
 田圃で野菜をつくるのは初めてなので不安があったが、思ったより出来がよくて取り敢えずホッとしているところ。標高750m超の山の畑と、600mの田圃との違いも次第に分かってきて面白い。
 今感じていることは、同じルッコラでも、田圃の方が山の畑より幾分柔らかく育ち、山の畑の方は塔立ちしやすいと言うこと。条件が厳し分だけ早く花を咲かせ結実させようとするのではないかと思う。



 ミズナ・ルッコラ/グリーンウエーブ・コマツナ


 ルッコラは秋から冬にかけての野菜で、春から夏にかけての栽培は無理と決めつけていたが、田圃では可能なことが分かった。
 とは言っても今の時期は陽射しが強く、柔らかく育ったと思った次の日に行ってみるともう固くなっていたりする。
 なので今後は遮光するなどの工夫が必要かと思っているが、それも度が過ぎるとワイルドさに欠けるひ弱な野菜になってしまいそうだ。

 万人受けする野菜など魅力がないのだが・・。



 ミズナ/やっと咲いたキヌサヤ


 キヌサヤの花がやっと咲いた


~当然と言えば当然~

~SB相手によく3点も取った~

~またしても勝利がするりと…~

~さすがのマエケンでも止められない~

2012・鍬ノ峰登山~大町労山

2012-05-20 10:54:14 | 山行

 鍬ノ峰山頂から餓鬼岳・唐沢岳を望む/山頂にて


 恒例の鍬ノ峰登山に今年は21名もの申し込みがあり、会員と合せて33名が国営アルプスあづみの公園奥の白沢登山口から山頂を目指した。自身としては初の月例山行。



 7:58出発/リョウブの芽吹きが美しい
 
  
 7:30にコングランドキャンプ場に集結。車に分乗して白沢登山口に移動し、7:58勝野さんの先導で出発する。33名の大集団は長蛇の列を成し、1歩また1歩と冬山のラッセルのペースに等しい歩みでゆっくり登る。ヒマラヤ経験のある人はこれをヒマラヤンペースだと言う。そうなんだ・・,と感心するがかなり遅いペース。参加者の経験や力量が分からない時点ではゆっくり行くしかないのだろう。



 NO8鉄塔/緩やかな登り


 送電線巡視路の階段を登って緩やかな小尾根を30分で№18鉄塔に着き10分の小休止。鉄塔から20分で右側が崩落したやせ尾根を通過。その先の尾根を『く』の字に曲がって右にトラバースし主稜線に出ると、そこからは右手眼下に安曇野の景色が広がる。
 すべての田圃に水が張られた安曇野は水浸し状態で、家々や屋敷林が湖に浮かんでいるように見える。高瀬川流域の扇状地には300mもの厚さの砂~砂礫層が堆積していると聞いたことがある。川の下には川があり川床から岩盤までの砂や砂礫の層には水が詰まっている筈である。そうでなくては川に水は流れない。田植えの時期だけに見られるこの景観は、その水があたかも地表に染みだしてきたかに見えて印象深かった。



 松川村付近を俯瞰/松川村から見る大洞山~城山ラインと鍬ノ峰

 9:31,見晴らしのいい尾根上で休んで景観を楽しむ。南方に谷を隔てて三角錐の山がある。その稜線が東に延びてゆっくり高度を下げているのが見え、その南方にその山と東側の稜線がよく似た山が重なって見えている。
 よく似たこの2つの山は安曇野市の方から見ると、鍬ノ峰とその東側(仏崎)の稜線とも非常によく似ている。つまり安曇野から見るとまるで相似形のようによく似た稜線を持つ山が3つ重なって見え、鍬ノ峰が雲に隠れている時には、その下に重なる山を鍬ノ峰と見紛うほどなのだ。
 その遠景の三角錐の山は城山(870m)と言う山で、その西に見えているやや高い山が雨引山(1371m)だと教えられたが、地図で見ると三角錐の山は大洞山(1093m)で、城山はそのすぐ下のこんもりと盛り上がった方ではないかと思える。



 難所でサポート/木の間越しのアルプス~蓮華岳・北葛岳・七倉岳等


 この後、木や岩にロープが張られた道になり、さらに進むと右下が崖になった足場の悪い場所に至る。そこがコース中最大の難所で、ここに陣取って参加者をサポートする。
 サポートと言っても谷側には倒れた木があるだけで掴まるものが何もなく、揺れる倒木の上でバランスを取ってふらふらしているだけなのだが、そういう風に下に誰かがいると緊張感が生まれるものなのかもしれない。
 その難所を超えて10m弱の坂を下り切ると、そこからが急登の連続となるのだが、ヒマラヤンペースと言うものは牛の歩みの如くただだらだらと少しづつ進むだけなのでその登りのきつさをちっとも感じさせず、下山の際にそのあまりの斜度に驚き、登山と言うものはゆっくり登ればこんなにも楽なものなのかと思ったりした・・。


~注目の対決~

~目の前の勝利がポロリ…~


戸谷峰

2012-05-11 10:23:17 | 山行

 戸谷峰山頂/イチリンソウ


 大町労山・前月の月例山行をドタキャンした際に誘いを受けていたので何としてもと日程を調整して参加する。多数が参加するものと思っていたが、2人だけの山行となる。無理して参加したが、半日の行程で13時に下山して畑に行くことができたのは想定外でラッキーだった。
 戸谷峰は昨年1月以来で通算10回目(多分)。同峰には三才山からのコースを除いて3つのアプローチがあり、初回は保福寺から登ったが、登山口までの道が猛烈な草だったので事前に草刈りをして臨んだことがある。保福寺からのコースははっきりしてはいるが道が狭く、斜面でズルズル滑る所がある。かなり高い所で萌芽更新されたと思われる樹木が見られ興味深かった。
 稲倉峠から松本市と旧四賀村の境界線を歩くコースは、旧四賀村一周境界線ハイキングを企画した際に開拓した(踏み跡はあった)コースで何ヶ所か迷いやすい所があり、また登りの連続で5時間くらいかかるが、薮山歩きの面白さを堪能できる。
 今回の野間沢からのコースは最短で道もよく登りやすい。



 シマリス発見


 鉄製の階段を登って登山道に入り、右手に枯れ沢を見ながらやや急な道を100mほど登った時、岩の上にいるシマリスを発見。写真を撮っているともう1尾が岩の上を走るのが目に入り、さらに道の左手に3尾目を見る。普通に見かける黒っぽいニホンリス(ホンドリス)が木の幹をまっすぐ駆け上って高い所に行ってしまうのに対して、シマリスは岩や倒木の上を自在に軽快に走り廻るが、高い所には行かないようだ。
 日本に住むシマリスには北海道に分布するエゾシマリスと本州から北海道にかけて大陸から移動してきたと思われるチョウセンシマリスがあり、またペットとして飼われていたチョウセンシマリスが野生化したものも多いと考えられている。この他,鎌倉市周辺ではタイワンリスが野生化して問題になっているようだ。



 ヒトリシズカ?/


 足元にはヒトリシズカやイチリンソウ,エイザンスミレ,ハシリドコロ等の花を見るが、全体として林床の草の生育は遅く花も少ない。



 カツラの木


 30分あまり登った所に立派なカツラの木がある。以前,上の方から降りてくる時に色のない林の中で樹上に一ヶ所,そこだけ赤く染まっているかたまりを見て不思議に思い、調べて見てその色の正体がカツラの木の花~正確に言えば葯(雄蕊)~だと知った。その再現を期待したがすでに花は終わって丸い葉が展開していた。



 第1の鉄塔出小休止/セリ科?


 9:50,最初の鉄塔に到着して小休止。10:10に2つ目の鉄塔を通過してから先行し、10:20に3つ目の鉄塔に着いてエンゴサクの花の写真を撮る。 



 ヤマエンゴサク?


 エンゴサクの仲間にはエゾエンゴサク,キンキエンゴサク,ミチノクエンゴサク,ヤマエンゴサク,ジロボウエンゴサク等の地方種があって特定しにくいが、消去法ではヤマエンゴサクが残り、色も最も近い。路辺によく見られるムラサキケマンもケシ科の同類。
 3つ目の鉄塔からは稜線歩きとなり、ニリンソウの大群落が見られるのだがまだその時期ではなく、足元に見られるのはセリ科と思われる白い小さな花,アブラナ科と思われる十字架弁の白い小花,ヘビイチゴと思われる黄色い花等々で寂しい限りだ。






 10:40過ぎに保福寺からのコースを合わせて直上し、5分弱で山頂に着く。晴れてはいるが花曇りと言うか、霞がかかったような眠い景色でアルプス方面の展望もハッキリしないので『あゝだ,こうだ』と景観を楽しむ気にもならず、早目の昼食を摂る。
 ジュルジュルと言う鳴き声,ブルッと言う羽音と共に不意にシジュウカラが現れる。例のようにせわしく動きまわらず、同じ場所にしばらくいてついといなくなったと思うとすぐにまた現れると言う行動を繰り返す。カラ類のこう言う動きはあまり見たことがない。他にはウグイスの谷渡り,アオゲラの鳴き声とドラミングを聞くくらいで、繁殖期に入っている筈なのに野鳥も少ない。
 期待のヒメギフチョウは花が少ないせいか1頭が2~3回旋回して消えただけだった。この蝶は少しもジッとしてくれないので撮るのが難しい。

 食べながら喋り、喋りながら食べて12:00発,道中も歩きながら喋り、喋りながら歩いて13:05下山。同行の女史とは勿論初めての山行だが、花の話題,山の話題,旅の話題,食の話題,職の話題等々話しが弾み、楽しく歩かせてもらった。中でも食の話し,旅の話しが一番盛り上がる。
 わずか半日だったが、久々の山行で心身爽快。



 サルの食痕か・・?


 写真は山頂下で見られた食痕~,幹に対して横向きに歯でこそぎ取った跡(歯型)がついている。また幹の一部分でなく、樹皮をぐるりと全部齧り取られている。
 こう言う食べ方は手を使わないと出来ないのでサルと言うことになるのだが・・。
 熊棚やクマの爪痕,イノシシのヌタ場,鹿の糞等を見かけることはよくあるが、サルに出会ったり気配を感じたことは一度もなかったのでちょっと意外な気がした。
 もちろん,サルがいてもちっとも不思議ではない。



 菌根?



~対中日戦初勝利~

~両リーグ最速20敗~

~交流戦黒星スタート~

~1年8ヶ月ぶりの勝利~

驚きの草堆肥

2012-05-10 07:11:01 | 山のあしおと小学校

 草堆肥場~専用の囲いがある


 知人のお母さんが高齢のため畑仕事がしんどくなったので手伝ってほしいと頼まれて半日ほど畑作業を手伝った。
 写真のように畑の草や野菜の不要部分を溜めて置く堆肥場があり、それを元肥として利用して欲しいと言われ堆肥場を引っ掻き回して驚いた。上の方の草は原形のままだが、掘り返して行くと下の方はまったく原形を留めず土と化しているのだ。
 『こうなるには4~5年くらいかかるんでしょうネ』と聞くと、『とんでもない。これは去年からの1年分です』と言われた。『下の方は草とは思えないほど重いですよ。土を混ぜたんですか?』『​いいえ。草だけでこうなったんです』とも・・。



 堆肥を鋤き込んだ/丸い堆肥囲いもある


 『土に還る~』とは言うが、まさかここまで本当の土のようになるとは思わなかった。こんな風に完全に堆肥化しているのなら、牛糞や鶏糞の堆肥を入れる必要はないんじゃないだろうか・・。畑に生える雑草や野菜の本体は、肥料を一時預けしているようなものだから、堆肥化することによってそれを取り戻すと考えればいいのだ・・,と。

 チップソーでなくビニールコードで刈ると草が散り散りバラバラになり、風で飛んで行くか土に混じってしまうので、自分の場合は草を1ヶ所に集めると言う発想にならない。
 バラバラになった小片もやがては土に帰るのだから同じことが起こっているのかも知れないが、まとめて堆肥化したものを見ると実感があり、ちょっと考え直してしまった。