遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

歯ブラシ・キーで運転800㎞

2016-01-28 17:35:03 | 暮らし

 使い古しの歯ブラシの柄をキー代わり/エンジンキーをÞり外したところ


1月22日 平郡島
 その日もせっせとイノシシ対策の竹垣をつくっていた。日足が随分長くなり 17時半過ぎまで作業して車に戻り『さあ 帰ろう』とエンジンキーに手を伸ばしたところ、そこにあるの筈のエンジンキーがない
 『えッ⁉』と驚いて辺りを探すも見当たらず、運転室と荷台の荷を全部外に出してついでに掃除もし、車外の足まわりから周辺のぬかるみ辺りを丹念に探し、現場までヘッドランプで照らしながら3往復して探すも見つからない





 ドアキーのシリンダー/キーの固有ナンバーが打刻してある


 ポケットに穴など空いておらず、左ポケットには携帯、右ポケットにはデジカメが健在で
~そもそもキーをポケットに入れて持ち歩く習慣がない~これ以上探すところもなく日暮れ&途方もくれて、その日は応援を頼み帰宅




 エンジンキーのシリンダー/シリンダーを外したところ~最奥部がスイッチ


 翌日、ドアキーを外すべく現場に向かう。車に詳しい知人が『外してあげる』と同行して
ついでに『動くようにしてあげよう』と、エンジンキーのシリンダーを取り外し、マイナスドライバーでエンジンをかけるようにしてくれた

 軽4がやっと通る山道でレッカー移動は困難。屈曲が激しい道なので ワイヤーで引っ張るのは危険極まりなく、この方法による自力走行しか回収の術がないとの判断で何とか街場まで帰る




 この歯ブラシではダメだった/先端の形が違うのだ


がしかし、マイナスドライバーではかかりにくい。そこにあった使い古しの歯ブラシの柄を突っ込んで見たらこれがピッタリで、『これで日本全国どこにでも行けるよ』と相方は笑って言うが、どっこいそうは行かない古い車で、キーがないと給油口が開かないノダ




 シリンダーの迷路を通り抜けたキーの先端が最奥のスイッチを廻してエンジンがかかる


 寒波の襲来で平郡島に10年ぶりと言う積雪があり、ヘグリが丸1日欠航。吹雪がおさまって動いたと思ったら、水道管蛇口の凍結騒ぎで更に半日遅れて、4日後にやっと離島
 最寄りの鍵110番に持ち込んで、待つこと10分で鍵が出来たが~5400円也~シリンダーを外したままなので、そのまま歯ブラシをキー代わりにして走行。

 800㎞走って26日夕刻大町に帰って来たが、色んなテクがあるものだと感心し、かつ驚いている

豪快に イノシシカレー・タコの卵入り

2016-01-24 17:53:20 | 喰う寝る○太


 このところ野菜が足りていないので、繊維たっぷりのサツマイモとジャガイモを茹でた。




 せっかくなのでカレーにしようと思いついてバリ辛カレーのルーを入れる。



 
 自作のトマト水煮と市販の水煮大豆を加え、ついでにタコの卵を入れる等々、手あたり次第だ。




 やっぱり肉が欲しいので、スープをつくったイノシシの骨+肉をぶっこんで、豪快なシシカレー🍛となった。

半分繋がった~防護柵3日目

2016-01-20 20:43:00 | 平郡島にて・平郡島から

 右奥の壁をつくる


 昨日1日足止めされたので、今日は弁当をつくっていつもより早く出た。先に穴を塞ごうと思って支柱を入れたが、この穴の下はほぼ垂直に近い崖になっているので後廻しにして、先ず右側の隣の垣までを塞ぐことにした。
 穴のある辺りまでは1mほどの高さになったが、その右側は地面が高くなっているので上を揃えても高さが足りない。ここはもう50cmくらい積み重ねる必要がある。

 石垣に上がって枯れ竹を処理していたら突然石垣が崩れ、危うく巻き込まれそうになった。




 高さはこんなものか~右半分がはぼ繋がる
 

 奥の竹やぶの中央付近から始めて右隣の石垣までがほぼ繋がった。右端をもう少し高くして穴を塞げば半分完成。中央から左も一気にやりたいところだが、一度大町に帰らなくてはならないので明日中に右半分を仕上げてひとまず終了となる。
 持って行った弁当は時間が惜しくて食べず仕舞い。さすがにへろへろになる。

 さて、イノシシ共はどう出るかッ‥,って左へ行くよネ,当然。
 まぁいいさ,好き勝手も今のうちだけだ‼

虎落笛

2016-01-19 22:47:14 | 平郡島にて・平郡島から




 虎落ちて 寒月屋根をぬらしける







 雪交じりの烈風が一晩中吹き荒れた夜
 夜通しヒューヒューと鳴り続けた
 笛の正体は







 去年の春 子ども達が使った
 釣竿の竹だった







 明け方にはうっすらと積もり
 一時は吹雪となって 人々の足を止めた
 二つ玉低気圧が去り





ようやく笛の音が消える頃
月光が冴え冴えと屋根を照らす

窮すれば通ず~防護柵2日目

2016-01-18 23:49:19 | 平郡島にて・平郡島から

 割れた竹の向こう側が今日の作業分~割れた竹は後で取り替える/2日間の進捗度

 防護柵づくり2日目は 上の畑の石垣まで延長
 ここは難しい地形で 地面が凸凹している上に
 谷に向けて流れる湧水で抉れてポッカリと穴が開き
 イノシシが楽々侵入する所
 生えている竹も疎らで 支柱の間隔が広すぎる



 左の(太い)支柱と右端の支柱の間に細竹を入れる/細竹は締めつけられて動かなくなる  

 広すぎる支柱の間に細い竹を入れて見た
 竹を交互に入れて挟みつけるので
 心棒となる竹はやがて動かなくなる
 太い竹は締めつけられて割れたので
 細い竹を使い 難問を1つ克服



 太い支柱の傍に出来た隙間に竹を差し込んで抉れた穴に3本の支柱を入れる 
 抉れて穴になった部分をどうするか‥!?
 太い竹の支柱の両側には大きな隙間ができる
 ここに別の竹を差し込めばそれが支柱になる
 支柱が3本あれば柵はできる

 柵に策あり‥ 
 明日が楽しみ‼



 ハッサク80個収穫/強風大荒れの一日

 雨混じりの強風が吹き荒れる中 ハッサクを収穫 
 フェリーが東港から柳井港に直行となった
 嵐の一日 デシタ

防護柵 試作中

2016-01-17 19:29:51 | 平郡島にて・平郡島から

竹の柵試作

 竹やぶを整備した後はいよいよ防護柵づくり
 はじめは竹を割って使うつもりだったが
 孟宗竹のような肉厚の竹でないので弱くてダメ
 丸い竹をそのまま使って無理に曲げると割れたり折れたり‥
 失敗を重ねながらも形になってきた

 


 はじめは隙間だらけ

 はじめは隙間だらけで ロープで縛ろうかと思ったが
 積み重ねて行くとガッチリ動かなくなり
 上に乗れるほどになった
 支柱を交互に挟みこんで編んでいるので
 お互いをガッチリと締め付けているのだ






 支柱になる竹の位置や間隔が不均一なので
 思い描いたようには行かず 
 美しくないが
 試作としてはまずまずと言うところ




 ハッサクは食べごろ

 一度に長い柵をつくろうとせず
 ショートショートで繋いで行く方が
 無理がなく 作業もしやすい。
 取り敢えず目途はついて 
 後は気長に全体をカバーしていくのみ

 支柱になる竹や木がないところをどうするか
 問題はいっぱいあるが
 まずはできるところから進めて行く



四分儀座流星群~島は春

2016-01-04 17:29:39 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象



島ではとっくにスイセンや菜の花が咲いている
1月3日夜は翌朝4:21の満潮に合わせて23時から大波止へ
暑くてヤッケを脱ぎ それでも暑くて
シャツの前をはだけるバカ陽気‥,異常だ‼

北に向かって竿を出すその先に 北斗七星が丁度立ち上がった形
それが次第に高く上がった午前2時過ぎ 
ひしゃくの柄に当たるカーブを延長したはるか先に
ポツンとひとつ明るい星‥‥麦星(アルクツルス)である
しばらくして下弦(2日正午)を過ぎたばかりの月(月齢23)が出る






しぶんぎ座流星群のピークは1月4日~明日の夜だと思っていたが
気づいてみれば今がその時刻ではないか‼
放射点は牛飼い座とりゅう座の中間あたり
北に向かって竿を出している自分の北東方向~右斜め上
月はあるが大した明るさではない
つまり絶好の位置・絶好の時刻にいると言うこと

探り釣りのいいところは星空を眺めながら釣れるところ
とはいっても凸凹だらけのテトラの上は不安定この上なく
転倒したり隙間に落ちて あっちこっちと生傷だらけだが
この期を逃すものかと空を見ながら釣る
幸いにしてあまり釣れないので しっかり見る





てな具合で 6つほど流星を確認して3時半に納竿
もうちょっと粘って金星を見てから帰ればよかった‥
ちょっと後悔


今夜~明日未明にもう一度チャンスがある





薪を集めて一石四鳥

2016-01-03 19:41:20 | 平郡島にて・平郡島から

 倒木に道を塞がれ/手鋸で処理して薪をゲット

 風呂焚き用の薪を集めようと軽トラを走らせ ザッと山道をひと廻り
 あちこちで道端の枯れ木を集めながら 羽仁峠から五十谷三島に向かう



 午後2時18分~ヘグリが行く/道路復旧

 途中で倒木に道を阻まれ チェーンソーで倒木処理を~と思ったまではよかったが
 スターターの紐を引きちぎってしまい‥ 引き返すのも癪なので手鋸で切る



 キクラゲ発見~収穫

 20分あまりかかったが おかげで1ヶ所で充分な薪をゲット
 復旧にも貢献して気分よく戻って見ると 枯れ木に乾いたキクラゲが付いていた
 


 
 大ナメクジ+キクラゲのバター炒め

 更に大ナメクジがポトリ~軽く茹でて2つに割り内臓処理
 水に戻したキクラゲと一緒に バター炒めにしてみた

 歯ごたえのあるしっかりした肉だが 1尾では物足りなさすぎる
 山では15㎝くらいの奴を時たまみかけるが 簡単に手に入る食材ではない
 この次こそは‥‥である



 枯れ木ながら火力は充分

 枯れ木ばかりであっと言う間に点火し よく燃えて今夜は苦労なし

 満潮は午前3時頃なので それまでひと眠り‥ナノダ


元旦の釣り~抱卵メバル

2016-01-02 21:28:38 | 平郡島にて・平郡島から




5時間半粘ってこれだけでは切ないが
年末以来ずっと不調が続いているので
最近にしてはいい方だった

『抱卵中の魚は絶対に突かない』と言う
素潜り漁師さんの顔が浮かび
腹の膨れたメバルを手にすると迷うが
5時間粘ってこれだけがやっとゆえ
迷いながら結局キープする







すべての個体が
抱卵していると言っても過言でない時期
資源保護を言うなら 
釣り自体を止めるべきなのだろうが
欲には勝てないでいる凡夫である







メバルは卵胎生で
もうしばらくすると
釣った魚体から孵化した仔魚が
ずるずると出てくる
その期におよんでどうするか‼
もうすぐ答えを迫られる季節

満潮1:22(徳山港) 小潮