遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

西中国山地・細見谷

2009-08-31 16:18:08 | ふるさとの山
 8月30日(日)
 広島佐伯FHCの8月山行・細見谷沢登りに参加のため、Gaku,Tomoko,木偶の3名が前夜から入り口の立野CP場でキャンプ。広島から来たNakamoto,@ki,Tubasa-kunを合わせた6名で9:00にCP場を出発する。
 細見谷は広島県西部・西中国山地十方山北西の水越峠を源流とし、十方山と五里山の水を集めて両者の間を南西から東にと流れを変えながら下り、立野CP場のすぐ下流で吉和川に合流する長大な谷で、合流する吉和川は冠山を源流とする太田川の本流で、最後は七つの川として広島市の顔となり瀬戸内海に注ぐ太田川の最上流部の川である。
 細見谷の十方山と五里山の間を下る区間は平凡な小谷だが、流れを南から東に変えて十方山の西端をぐるりと廻りこむ辺りから様相を一変させ、険しいゴルジュの連続となる。滝が少なく落差こそないものの両側が切り立った陰鬱な谷はまさに廊下と呼ぶにふさわしいスケールで数度の泳ぎを強いられ、その泳ぎを楽しむのがこの時期ならではの魅力なのである。


細見谷キャンプ&沢登り

2009-08-30 06:52:44 | ふるさとの山
8月30日(日)5:20起床。場所は広島県廿日市市吉和・立野キャンプ場。昨夕の雨は上がって今のところ上空は霧だが天気はゆっくり回復するものと思われる。
昨夜はシュラフなしで寝たが寒くもなくよく眠れた。現在、岳君夫妻とわし君一家5人にTomokoと自分を入れて総勢9人でキャンプ中。わし君が4才の長男をつれて1泊のキャンプを経験させるつもりで来たのが、一緒についてきた夫人と2才の長女、10カ月の次女まで泊まっていくことになったもので、一家と岳夫人は昼頃まで遊んで帰ることになっている。
今日は残る3人と当日組の3人の合わせて6人で8:30から細見谷を遡行する予定。只今炊事中。すでにご飯は炊けていて、Tomokoがジャガイモの味噌汁をつくっているところ。
子ども達の元気な声が聞こえてきた。

発芽!

2009-08-27 10:06:16 | あまってら農園

     
 Takeru&Teppei兄弟のダイコンが発芽した。雨も降らないのによく出たものだ。去年のような原因不明の立ち枯れがなければ、9月半ばにはおろぬき菜を食べることが出来るかも・・。


     
 新たに牛糞堆肥2tを入れ、『耐病干し理想』と言う新品種を播種。これまでに5種のダイコン,2種のハクサイ,2種のキャベツを播き、今日は残るビタミンダイコンとルッコラ,ホウレンソウを播いて一先ず終了とする。

     
 ブロッコリーがようやく勢いづいてきた。

ハチはわんさか!

2009-08-27 08:15:13 | あまってら農園

     
 春に芽を盗られて枯れるかも知れないと危ぶまれたタラの木がその後盛り返して大きく葉を広げ花を咲かせた。
 満開のその花の下で作業しているとワンワンと言ううなりが聴こえて来たので『もしや・・?』と思って見るとハチがいっぱいいて盛んに吸密していた。ハチ以外にも色んな虫がいて賑やかだ。


     
 一方、花が咲くばかりでちっとも実にならないトマト・・。ハチがいないのかと思ったがそうではなかった。
 と言うことはもうおしまいと言うこと!?
 
 2006年には9月下旬まで赤くなっていて最終処分は9月28日となっている。やっぱり冷夏のせいなのか・・! 

低温注意報だって・・・ !?  大車輪で秋野菜

2009-08-26 10:40:43 | あまってら農園

     
 ジャガイモの収穫がやっと終わって電柵を撤去。おかげ様でイノシシによる被害は2年連続ゼロ。
 今年は畑の中でジャガイモが煮えて溶けたチーズのようになっている現象が見られた。溶けたチーズ化ポテト・・・,臭い!


     
 安曇地方に真夏の『低温注意報』なるものが出て『農作物の管理に注意して下さい』等と言う放送が流れた。『何じゃ そりゃ?』 
 2日連続で朝の気温が15~16℃だと言う。これは出穂期~収穫期を迎えた米づくり農家への警告かな・・?


      堆肥が切れた!
 何しても秋野菜の播種を急がねばならない。キャベツとハクサイは播いたので、今日明日中に残りのダイコンとホウレンソウ,ルッコラ,タカナ等々を播いて明後日は広島入り・・ナノダ!

吉和細見谷遡行~参加者募集中・・・8月30日(日)

2009-08-26 02:55:02 | ふるさとの山

  佐伯ファミリーハイキングクラブ8月定例山行のご案内 

 沢登りとしては中級レベルですが難しい箇所ではロープで確保します。入り口付近のゴルジュは泳ぎとなる。希望者あれば29日から立野CP場で幕営も・・。もちろんシーズン最後の渓流釣りもOK! 

日時:2009年8月30日(日) 雨天中止
集合場所:立野キャンプ場 時刻8:30
日程:出発(9:00) ~ 細見谷(状況により、行けるところまでとします)~立野キャンプ場(15:00) ~ 解散
服装:帽子 雨具 渓流足袋(登山用品店のほか、釣具屋でも売っています)
ヘルメット、ハーネス(この二つはあれば持参してください)
持ち物:弁当、水筒、タオル、着替(濡れるので十分に)、ビニル袋、虫除け (用具について、お持ちでない方は申込み時にご相談ください)
参加費:他の参加者の車に同乗される方はガソリン代を分担して下さい。
申込先:木偶野呂馬宛

待っちくれ,夏っ!

2009-08-25 00:49:44 | あまってら農園

     
 Takeru&teppei兄弟が農園にやってきて秋野菜の種蒔き。今秋から畑の一部に専用区画を設けて各家庭で好みの野菜を育ててもらうことにした。せっせと通って管理するのは大変なので途中の管理は出来る範囲でこちらがやることにして、最低限,播種(植えつけ)と収穫だけはご自分で~,と言う試み。

     
 今回はお父さんも参加され、一家総出でダイコンとハクサイの種を播き、残りのジャガイモを掘ってもらった。


     
 つい先日までは足を踏み入れるのもためらわれるほどの草薮だったところ。1週間かかってようやく2畝ほど耕し、何とか播種に漕ぎつけたがまだまだだ。

     
 キャベツは盆までに播種したかったが遅れた。ダイコンは去年の失敗に懲りて20日までに播きたかったがやっぱり遅れた。
 ブロッコリーは早めに播いたが発芽率が悪かったのと育苗に手を抜いて虫にやられた分だけ苗を買う羽目になった。


     
 直射光下の作業にたまりかねて神社の木陰に逃げ込み昼食を摂る。涼風の快さについウトウトと寝入るも、しばらくの後にブルッと震えて目覚める。
 立秋過ぎから幾分盛り返したかに見えたわずかばかりの夏が逝く。もうちょっとだけ待っちくれぇ!

ルナ&ヴィーナス・・・美しき女神達の邂逅

2009-08-18 05:25:59 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象

 18日午前3時半,外に出て東の空を見ると月齢27の細い月と金星が並んでいた。思ったより高くすでに地平から15度ほどのところまで昇っているところを見ると月の出は2時過ぎ頃だったのだろうか・・。

 夜明けの金星を見るのに一番ふさわしい場所を求めて長峰山へ車を走らせる。もう1時間早くそこで待っていれば山の端から2女神が昇ってくる瞬間を見ることが出来たかもしれない~,と下調べの甘さをちょっぴり悔やむ。

 月と金星は双子座の中,カストル,ポルックスの南にいた。オリオン座のベテルギュースとリゲル,おうし座のアルデバラン,ぎょしゃ座のカペラ,そして火星等々,ひしめく明るい星々も月の光のせいかどこか弱々しく、やがて白みはじめた空色の中に埋没して行くのを見届けて山を下りる。

ベト病

2009-08-17 00:38:11 | あまってら農園

     
 地主さんの見立てでベト病と診断された。サイドのビニールを外していないためにハウスの下半分の空気の流通が悪く、それが原因で蒸れたためだろうとのこと・・。それは気になっていたことであり『やっぱり・・』と言う気がする。

     
 皮肉なことに、病気のせいで下の方の葉が落ちてしまった結果、下部が透け透けになって日当たりと通気がよくなったせいか、一斉に色づいて味も幾分よくなってきた。

     
 とは言え実の部分の黒変は去年の尻腐れに似ておりその点が気になる。通気の悪さによるベト病と言うのはうなずけるが、別の原因もあるのかもしれない。カルシウムの補充は効果がなかったと言える。

流れ星2つ・・・最後のペルセウス流星群

2009-08-15 11:09:11 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象
 15日午前3時。1点の雲もない晴天だが下弦を過ぎた月がプレアデス星団の東にあって流星を見るには明るすぎる。
 ペガサスの大方形は中天にはるか高く、ぎょしゃ座のカペラは今朝の月よりさらに東にあるので、一昨日切れ切れの雲間から見え隠れしていた星はそのどちらでもなく、まさに放射点であるペルセウス座のα,β、あるいはアンドロメダ座のα,β,γ辺りの星だったらしいことが分かった。
 月の東におうし座のアルデバランとヒアデス星団,その東北東にカペラがあってすぐ近くに火星がいた。
 20分ほど頑張って見ていると、火星付近で赤っぽい色の短く足の速い流星(2等級)が1つ見られた。間違いなく放射点からもので、これで満足して目を東の山際に転じるとオリオン座が出始めているのに驚く。午後8時の星空にすると12月の空。
 もう1時間弱でその東に双子座とともに金星が昇って来る。3日後にはそこで金星と月のランデブーを見ることが出来る。
 最後に1つ,流星群の流れとは逆方向に暗いけど長くて足の速い流星を見てお終いとする。

 今夜(朝)は木星が太陽の正反対の位置に来る『衝』。その木星は西空に踏ん張って大三角形とともに夏の名残りをとどめている。
 平原綾香のジュピターを!
 http://www.youtube.com/watch?v=G_lxcZT2G6M
 ※コメント欄からリンク

ルナ&ヴィーナス~2女神競演・・・8月18日未明

2009-08-13 11:42:02 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象
 8月18日の明け方、明けの明星・金星と月齢27の細い月が東天で接近する。最接近は東京で4時頃,1.5度(月の視直径の3倍くらい)まで近づ
いて並ぶ。
 場所はふたご座のカストル(2等星),ポルックス(1等星)の近く。この時間帯はオリオン座やオオイヌ座,コイヌ座などの冬の星座が勢ぞろいして賑やかだが、その中にあっても明けの明星と細い月,ルナ&ヴィーナスの2女神の競演はひときわ目を引きそうで楽しみだ。

 
 以上,参考は『つるちゃんのプラネタリウム』,他
http://homepage2.nifty.com/turupura/new/2009/new0908_03.html


 全天に分厚い雲~ペルセウス座流星群は見れず・・・13日御前2時~3時
 13日2時,満を持して外に出るもほぼ全天を覆う雲で、月齢22,明日が下弦かと言う月の周りだけわずかに穴が空いて2~1等級の星が見え隠れしていた。多分アンドロメダの大方形の一部か御者座のカペラかだと思われるも何星か特定できず。
 その方向がまさにペルセウス座の輻射点に当たるだけに、この分厚い雲が何とかならないものかと40分後にもう一度外に出ると、今度は月までもが雲に隠れてしまっていた。
 今夜はダメだったが明日に期待!

アンズタケ・・・すぐれた食菌

2009-08-13 09:54:36 | 花・植物・自然界
 発生状況
      上面
 アンズタケ
 高さ3~8cm,傘の径3~8cmの不規則な不正円形ないし漏斗型となり、周辺は浅く裂けるか波状に屈曲する。表面は平滑で明るい黄色ないし淡橙黄色,または卵黄色。肉はよくしまった肉質。淡黄色でやや厚く味よく、ほのかなアンズのような芳香がある。
 傘の下面に生ずる『しわヒダはやや深く脈状に連絡して茎に流れる。』
 茎は太く高さ3~7cm、径5~15mmくらいの円柱形で上下同大,または下方太まるか細まり、傘面とほぼ同色で内部は充実する。
 夏から秋にかけて各種の針葉樹,または香油樹を混じえる林地地上に群生ないし散生する。

 裏面
      脚部
 まろやかなアンズ様香気,舌ざわり,さわやかな歯切れは数あるキノコの中でも類型がなくすぐれた食菌。すまし汁,みそ汁,酢のもの,卵とじ,土瓶蒸し,天ぷら,バター炒め,キノコ飯,焼き飯,カレーライスの具等、淡白な料理に、脂肪質料理にと万能向き。
 似た仲間には姉妹種のヒナアンズタケ,シロアンズタケ,トキイロラッパタケ,ミキイロウスタケ等(いずれも食菌)多くの仲間があるが、毒菌が1つも含まれず、きわめて安全なグループと言える。

次は登頂!・・・湿原探訪・2

2009-08-12 18:47:02 | 山のあしおと小学校
 草もみじ
          ナナカマド 
 イワイチョウの黄葉が始まっていた。ヤマウルシ,ナナカマドにも赤く色づいたものが見られる。チングルマはまもなく稚児車になる・・。
 山では立秋が文字通りの秋を告げる。

 稚児車
       アオモリトドマツ 
 アオモリトドマツが大量の実をつけていた。今年は5~6年に一度の当たり年だと言う。


                
 13:32泥んこで下山。展望に恵まれなかったのは残念だったけど、湿原の美しさと山の険しさ,厳しさをしっかり感じてもらえたはず・・。この次は大池に2泊して白馬岳山頂をめざすのだッ!

湿原探訪

2009-08-11 00:16:51 | 山のあしおと小学校
 ハクサンコザクラ
          緑の湿原 
 白馬岳天狗平に程近い湿原・・,今年も子ども達と一緒に訪ねた。

 せせらぎの脇の岩は浅緑の苔に被われ、水辺のすぐ傍にはリュウキンカがまばゆいばかりの輝きを放って咲き、その外側をイワイチョウの濃い緑が埋めつくす・・。何年も通い続け、何度見ても見飽きない湿原の春。
 一昨年より4日遅く、昨年よりは1週間遅い訪問だが今年は雪が消えるのが早かったらしい・・。雪融け直後の一番美しい時期を少し過ぎ、幾分草丈が伸びた中に花々が埋もれてはいるものの湿原の美しさは少しも変わっていない。

 栂の森の水場にて
      新生ユングフラウ  
 メンバーは一昨年のユングフラウの一員で今年から高校生になったMomoと新メンバーのFuki(中1)&Nae(小5)姉妹からなる新生ユングフラウ。
 Fuki&Nae姉妹にとって初めての高所登山は小雨模様の生憎の天候だが、『ここはどこでしょう?』の問いに『雲の中!』と元気に答えながらぐいぐいと歩いてアッと言う間に天狗原に着く。
 そこから先は秘密の通路・・,びしょぬれになりながら丈余の草をかいくぐって予定より1時間も早く湿原に辿りつく。

 ヨツバシオガマ
       ヒオウギアヤメ 
 イワイチョウ
        キヌガサソウ  
   リュウキンカ
      ハクサンコザクラ 
 アオノツガザクラ
      タテヤマリンドウ  
 ムシトリスミレ
        モウセンゴケ 

 沢山の花を見る・・。
 

        
                
 束の間の陽射し,思い思いの場所で昼食をとる! 


                
 ふたたびしのび寄る霧・・。