遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

アンクロン

2005-12-31 21:46:39 | ささえあい
 チャーリー宮本さん所有の民俗楽器・アンクロン。これは素晴らしい楽器です。
 吊り下げられた竹筒の先端が、横にして一部をくり抜いた竹の筒の中に届くようになっています。竹筒を揺するとその先端がくり抜いた竹筒の縁に触れて乾いた音を立てます。高い音から低い音までちゃんと音階を踏んでずらりと並んでいます。 
 この楽器をつくれないかと思って再度ロータスカフェを訪れました。チャーリーさんが2つ組みでセットになったものを見せて下さったので細かくスケッチし、採寸させて頂きました。
 本物は竹を2年くらい陰干ししてしっかり乾燥したものを使いますが、その前に青竹でいいからまず一つつくってみようと思います。

コロボックルヒュッテ④・・・じゅんちゃのハイキングレポート

2005-12-31 20:26:54 | 境界線・新境界線
 手塚宗求氏の著書  
 1,邂逅の山    2,山をめぐる人と書物  3,遠い人遥かな山  
 4,山ー孤独と夜  5,高原の花物語     6,高原の野鳥物語  
 7,霧ケ峰花物語  8,高原の音楽譜     9,山里の食物語  
 10,山小屋に生きる 11,霧ケ峰通信

 写真,霧に霞むコロボッククルヒュッテ



コロボックルヒュッテ③・・・じゅんちゃのハイキングレポート

2005-12-31 20:19:48 | 境界線・新境界線
 さて、1956年,霧ケ峰にコロボックルヒュッテを創設して来年で50周年。来年度は2冊ほど上梓するため執筆に力を注いでいるとのこと。
 建設経過や苦労話は書籍に預け、また手塚さんの高校生時代(松本県ケ丘高校山岳部)の先鋭的な登攀は日本山岳会信濃支部の会報の中に伺うことにして、今回はベランダで手塚さんと楽しいお話に時間を忘れ至福の時を過ごし帰着した。

 写真,コロボッククルヒュッテ入り口の看板


コロボックルヒュッテ②・・・じゅんちゃのハイキングレポート

2005-12-31 20:15:10 | 境界線・新境界線
 リュックに14冊の蔵書を詰めてコロボックルヒュッテに向かった。
サインに時間かかるというので車山(1925m)に向かう。草原は枯れ野で風情があり、登山者も閑散としている。
 車山から蝶々深山に向かう。蝶々深山から踏み跡が不明確な登山道をヒュッテジャヴェルに向かう。沢渡の渓谷は紅葉が最高で一息いれてコロボックルヒュッテに息を切らせ戻ることにする。

 写真,ベランダで手塚宗求さんと

コロボックルヒュッテ①・・・じゅんちゃのハイキングレポート

2005-12-31 20:09:34 | 境界線・新境界線
 じゅんちゃのハイキングレポートです。

 エッセイストで有名な霧ケ峰車山肩にコロボックルヒュッテを経営している
手塚宗求(むねやす)氏に逢うべく車を走らせた。天気が心配であったが
雨さえ降らなければ良しと考え霧ケ峰に向かった。今回は氏の著した書物に
サインを頂くこととお話をきくことが目的である。
 
 写真,コロボックルヒュッテ

西中国山地は私のふるさとです

2005-12-31 10:32:48 | 暮らし
 愉快腹章さんからは『緑資源』の動向として次のメールが寄せられていますので併せてご紹介致します。

 『納税者の皆さま

 緑資源(独立行政法人)が細見谷地域に林道を作るという暴挙に対して、私は何も行動してはいません。せめて傍聴に参加して、その様子を皆さんに報告したり、反対の署名をしようとしています。
 しかし、署名をとって歩いたりするのがとても苦手です。たとえ正しいことだと自分で確信していても、人にそれを賛同していただくためにはもっと勉強が必要だと思っています。
 つまり、自分で宣伝していることについてある程度信頼できる根拠がいります。細見谷地域の自然環境の特異性,重要度についてはいろいろな専門家のデータ,素人の経験談,年寄りの話,環境についての歴史などから、私はウソではないと確信できます。ある程度説明できます。
 一方、なぜそこまでして道路をつくらなければならないのか,有識者とよばれる人のお墨付きを得て、最後まで反対を表明していた科学者を抑えつけ、彼の発言を無視してまでも強引に、なにがなんでも道路を作ろうとしている緑資源の意図についてはまったく理解できません。
 9回にわたる検討委員会の中でA委員は一人最後まで自然保全の立場から,科学的根拠から、私は林道工事は容認できない」「委員として責任もてない」と明言されました。「林道を作るメリット,公益性と天秤にかけるとますます天秤は自然環境保全の方にかたむく」と繰り返して言われました。
 「あの地を調べれば調べるほど自然の貴重さ,重大さ,それを保全できるとはどうしても思えなくなった」・・・と。
 これが、科学者の生き方だと思います。
 彼は当日の朝の4時までかかってつくられた資料を配って委員会の中で説明したいと言われましたが、議長達はそれをもゆるさず、資料はすべて回収されました。
 A委員は「これは、耐震強度偽装事件と同じになってしまう危険がある」とも言われました。私はまったくそのとおりだと思います。

 強引な幕引きで委員会が終わり、ロビーにおいてA委員は読むことさえ許されなかったペーパーを傍聴者の者の人たちに、「もうこれは委員としてではないのだから,私個人のものだから好きなようにして」と言われ、私も一部いただいて帰りました。皆さん、この資料は大切に扱いましょうね。
 それに対して、あの野鳥連盟の委員と称するB委員の発言もきっちりと複数の人たちがメモしています。私は、逐次それを皆さんに紹介しています。
 彼の発言の一言を今日も紹介して残しておきます。
 
 ある傍聴者が休憩時間の雑談のなかで、「道路をつくればやはり破壊はまぬがれないでしょ。私達の調査した資料を参考にしてもっとはっきり言ってほしい・・」 それに対して彼が言った言葉。「あなた方は、(生き方が)へたですね。もっと上手に(生きるべき)・・・。私のように」でした。みごとです。
 私は彼を個人的に糾弾するつもりはありません。私達の子孫達のため、いい環境を残していかなくてはならない。そのためにはこれ以上、彼に同じこと(犯罪)を繰り返させないようにしなければならないと思うからです。少し感情的な書き方に思われますがしかたありません。
 彼は自然科学の有識者としての委員でありながら、林道をつくる公益性について口をはさんだのです。自分の立場を忘れて・・・。(初めからそんな自覚はない・・・?)
 「私は地域の住民として林道ができたらそちらを通って仕事にでる・・・だから、これも林道を作る公益性に加えてほしい」だって・・・。それが彼の言う「上手に生きる生き方」なのです。
 
 さて、私やおばさんたちが一番関心があるのはお金のことなのです。私が「無駄な100億円を使って・・・・」と言っても、言う方もあいまいなのであまり迫力
がありません。そこで、毎回傍聴に出席されている『某衆議院議員(民主党)』の
ホームページからお金の使途についての部分を拝借して皆さんにお知らせします。
何しろ彼は、元日本最大の銀行にいたのだから、お金のことについては、専門家であります。

 「たしかに、本件工事の実施主体は緑資源機構だ。しかしその工事に要するお金は彼等が市場調達したものではない。3分の2は国(税)からの補助金、残りの負担,つまり廿日市市民の皆さんの負担だ。総事業費は96億。現状進捗率4割に対し、予算はすでに77億を消化し、消化率8割。このままでいけば180億近い事業になってしまいます。うち3分に1は県の負担です。60億の県費をつぎこみ、人里はなれた細見谷に林道を作って、本当に自然はまもられるのか。それだけのお金をつぎ込む価値が果たしてあるのか?・・・・」と続くのであります。

 本日はここまで』   愉快腹章

 何だかナマグサイ話しで寂しい限りですネ。でもそれに異を唱え、保全について真剣にに考えている人達もたくさんいて救われます。
 
 十方林道をはさむ十方山,五里山,広見山,恐羅漢山,牛小屋高原,砥石郷山,吉和冠山などの山々や細見谷,奥三段峡などの渓流は、私の登山,ハイキング,沢歩き,渓流つり,山菜・キノコ採りの原点と言えるフィールド。西中国山地は私のふるさとの山なのです。
 写真は二軒小屋付近の渓谷。右手に元の道が通っているが、やがてここを無粋な舗装道路が走る。



細見谷・十方林道

2005-12-31 09:56:42 | 暮らし
 広島県山県郡安芸太田町小板地区(R191)から西中国山地・恐羅漢山の南麓・二軒小屋を通り、十方山の北をまわって廿日市市吉和(旧吉和村)細見地区(R488)に至る十方林道と呼ばれる林道があります。
 美しい渓流に沿ってブナ林が広がり、ツキノワグマやクマタカが生息する西中国山地の真ん中を走る曲がりくねった石ころだらけのデコボコ道です。
 この道を広域基幹林道として整備する計画が進められ、すでに小板から横川までの道路が整備されて景観が一変しました。
 この件に関して、私の先輩で、このブログにも時々登場していただいている愉快腹章さんを通して『広島フィールドミュージアム』の金井塚さんから署名依頼のメッセージを頂いていますので紹介します。

 『 関係者の皆様
 広島フィールドミュージアムの金井塚です。このメールはこれまで私とメールアドレスを交換させていただいた方々にBCCで配信しています。
 このたび、細見谷渓畔林の保全に心を寄せる科学者9名は、広島県および環境省に対して、細見谷地域一帯を国定公園の特別保護地区に指定することを求める署名活動を開始しました。詳しい内容と署名用紙を添付いたしましたので宜しくご協力ください。
 このたびは、署名用紙を一般用と研究者用とに分けております。集約の都合等でこのような形になりました。どちらに署名されても一向にかまいませんが、専門分野をお持ちの方(職業研究者・学生・アマチュア研究者などの方)は、その分野とともに研究者用に署名頂ければ助かります。
 本来ならば、こちらから署名用紙をお送りすべきではありますが、膨大な通信費がかかり、実現できませんでした。このような形になってしまったことをお許し下さい。
 なお、細見谷渓畔林の生物学的な情報は、広島フィールドミュージアムHPにて紹介しています。また、署名用紙も準備していますので、皆様方の周りの方に広くお伝え願えれば幸いです。
 この署名活動と平行して、写真展と座談会を開催していく予定でいます。少人数の集会でもかまいません。詳しい現地の状況を知りたい方は、是非ご一報ください。日程等相談の上、できうる限り、駆けつけます。

 細見谷保全を求める科学者グループ代表 金井塚 務 』

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広島フィールドミュージアム
金井塚 務
0829-54-1155
090-4695-7886
kana.hfm58@viola.ocn.ne.jp
http://www8.ocn.ne.jp/~miyajima
****************************
 広島フィールドミュージアムについては、上記HPをご覧下さい。
 
 写真は安芸太田町餅の木地区付近の拡幅工事。04年夏にここを訪れた時,通行止めになっていたのを『松本から現地調査に来た。工事の様子を見たい。問題がないのなら通らせろ!』とか言って通させてもらった時のものです。

おいしい!

2005-12-30 16:26:21 | 暮らし
 もう食べてます。一度に全部漬けこんじゃいましたから大きいボールに山盛りいっぱい。昆布の旨味と粘り,スルメの歯応え,ニンジンのいろどり,干し大根の甘い香りと風味,そのハーモニーが最高!
 正月が来る前になくなっちゃいそうッ・・・!

元日登山は標高2006m,美ヶ原・茶臼山へ

2005-12-30 14:35:25 | 山行
 2006年の元日登山は標高2006mの茶臼山(美ヶ原)を目指します。以下,ご案内。

 日時:2006年1月1日
 
 コース:三城牧場からダイレクトに茶臼山へ、登り90分(夏山の場合)のコース。
 
 集合:三城牧場,午前3時30分、4時出発,山頂には6時過ぎ着の予定。
 
 服装・装備:冬用上着,セーター(ウール),ヤッケ,オーバーヤッケ,冬用登山ズボン,オーバーズボン,手袋(ウールまたはスキー用),オーバー手袋,目出帽(耳当てつき),登山靴(革またはプラスチック),靴下,サングラス 
 
 持ち物:ザック,ピッケル,アイゼン(12本爪),スパッツ,テルモスと飲み物,コッフェル,食器,ガスコンロ+ガスカートリッジ,ヘッドランプ+電池,行動食,非常食,カメラ+フィルム,筆記具+ノート,ビニール袋,他
 
 リーダーは平田和文さん。
 
 なお、山上で雑煮またはぜんざいをつくる予定です。
 また、下山後扉温泉で入浴できますので用意しておいて下さい。

 今のところ積雪は20cmあまりと少なく、ピッケルやアイゼン,ワカンも必要ないくらいとのことですが、一応用意しておきましょう。
 細かい連絡は明日。

  

松前漬け

2005-12-30 11:10:17 | 暮らし
 松前漬け漬け込みに取りかかりました。スルメと昆布はもう細切りしてあり、調味液を調合してつけるだけになっているのですが、イマイチ気が乗らなくてのびのびになっていました。
 スーパーで松前漬けのセットを売っていますがバカ高いので自分で材料を買ってつくるに限ります。好きな味で好きなだけ食べられます。ただし、醤油をたくさん使うので食べ過ぎに注意! 
 
 材料:スルメ4~5枚,昆布20cmのものを10枚くらい,切り干し大根2袋,ニンジン大2分の1本(千切り),煎りゴマ
 スルメ,昆布,切り干し大根と調味液は一度に全部使うわけではありませんが、すぐになくなるのでこれくらい用意しておきます。1回きりなら総て半量で。  
 スルメは柔らかいケンサキイカがベストですが3枚で1000円くらいします。スルメイカなら5枚1000円くらい。

 調味液:醤油1カップ,水1カップ,酢大さじ2,みりん大さじ4,砂糖大さじ4
 私は水の代わりに酒を使ってます。調味液は沸かしてなじますやり方もありますが、私は生醤油の風味を生かしたいのでそのまま。

 つくり方:調味液とスルメ,昆布,切り干し大根はとりあえず半量を使い、残り半分はあとから補足するのと味を整えるために残しておきます。
 煎りゴマ以外の材料を一度に全部漬け込んでもいいのですが、そうすると切り干しダイコンが調味液を全部吸い取ってしまうので、調味液を更に2つに分けて一方にスルメと昆布,もう一方に切り干し大根とニンジンを漬け込んで後から混ぜ合わせています。切り干し大根は長時間水につけず、さっと水に浸してなじます程度でOK。好みで数の子を入れるのもあり。煎りゴマは食べるときに振りかけます。
 
 食べごろ:3~4日置いた方が美味しいに決まっていますが、私は待ちきれなくてスルメと昆布が柔らかくなったらその日から食べ始めてしまします。なじむ頃にはなくなってしまうので時間がある時にスルメや昆布を切っておいてどんどんつぎ足して行きます。
 市販の松前漬けのような粘り気を出したくて高い昆布を使ったり昆布の種類を色々変えてみたのですが限度があります。あれは増粘材が入っているのだと思いますが、粘り気を出す方法があればぜひ教えて下さい!