食害発見/大量のシカの糞も・・
ジャガイモ畑が荒らされているのに気づいたのは昨日(18日)のこと。イノシシにしては控え目な食害だと訝りながらよくよく調べて見ると無数のシカの糞があるのを発見。シカはイノシシのように根こそぎ掘り返して豆粒ほどの実も残さず食べると言う芸当はできないようで、脚で掘るのか口・鼻を使うのかは分からないが、一度に大量のジャガイモを食べられてしまうことはない。
一気に収穫する/
2007年,東北の山に行っているわずか5日の間に畑のジャガイモを全部食べられてしまったことがあり、それが電柵を設置するきっかけになったのだが、その時のイノシシの食べっぷりは実に徹底しており、豆粒ほどの実も残っていなかったのには驚き、腹が立つのを通り越して褒めてやりたいくらいだったのを覚えている。
翌年から電柵を張って獣害に備えたが、電柵の効果はてきめんでイノシシによる獣害はピタリと収まった。
電柵設置
http://blog.goo.ne.jp/yamanoasioto/e/97856361f7bf1fb49556a53956a42445
イノシシは鼻づらで獲物を探るので一番下の線を地上15cmと低く張って置く。ぬれた鼻先の敏感な部分にピリリと電撃を受けるとよほどこたえるらしく、なかなか学習能力が高いと見えて2度と来なくなる。
そんな訳で昨年はイノシシが近寄った形跡もなかったので、今年は電柵を設置しなかったところにシカが来たわけだ。
シカの場合、大集団でやって来て一夜で大豆が全滅~等と言うことが珍しくないので大豆はつくらなことにしているが、ジャガイモが一夜で全滅と言うことは多分ないだろうと思う。
今から電柵を設置するか、やられる前に掘るかだが、とりあえず『インカのめざめ』だけは一気に堀り上げて一安心。
これまでことごとく失敗してきたそのインカのめざめが、今年初めてまともに出来ていた。まともに~と言っても他の品種に比べれば小さいがまずまずの出来である。地上部が他の品種以上に早々と枯れてしまう傾向があるので、もっと早く植えつけれ場もう少し大きくなるかもしれない。