針ノ木雪渓を行く/蓮華岳にて
6月3日(日),恒例の針ノ木岳クリーンハイク。参加者9名は6:00に大町の宅に集合し、3台の車に分乗して扇沢に向かう。
扇沢駅から新緑の蓮華岳末端を望む/今年から有料化される大駐車場
扇沢の駐車場は今年から有料(何と1000円!)となるため、一段下の無料駐車場に車を停める。6:40現在の駐車率はほぼ6割程度。決して広くない駐車場はシーズンともなればアッと言う間にに満杯となるのは必定で今後が思いやられる。
7:00出発/慎太郎祭りと重なった
7:00出発。林間の道から何度か車道を横切って7:12,慎太郎祭の集合点着。祭典の参加者はまだ疎らで、30分くらい先に何人かの人影があるものの、雪渓に取りかかっているパーティーはまだ少なく、労山パーティーは早い方らしい。
慎太郎祭りの本部/堰堤を越える
大沢小屋で一服/『山を思えば人恋し~』の碑
7:39堰堤を通過。そのまま沢筋を登る予定になっていたようだがミスリードして大沢小屋に出てしまい、ここで一服(7:55~8:05)の後に針ノ木雪渓に向かう。
チャンメロヲ見ながら/雪渓末端に着く
針ノ木大雪渓/延々と続く・・
8:15から雪渓に乗る。すぐ前方に小さな集団がある他は遥か前方に豆粒のような人影が2つ,3つ見えるだけ。大雪渓は延々と続く・・。
慎太郎祭の祭壇/子ども達も頑張った!
8:18~21休憩。8:27祭典の祭壇を通過。男の子と女の子を連れた夫婦はここまでか・・。
最長老の巌氏/ガスが降りて来た
8:45~55休憩。最長老の巌氏はマイペースでゆっくり登り、自分先頭集団との中間辺りをのろのろと行く。2ヶ月あまりにおブランクで足が重くペースが上がらない。
祭壇付近を振り返る/稜線方面は険悪に
9:06から小休止。ふり返ると散弾の周辺の人数が増えている。長老は大沢小屋へ引き返すことになり、ここからは自分が最後尾を行く。なかなか追いつけない。
アイゼン装着/いざ,最後の急登へ
9:54アイゼン装着のための休憩。面倒なのでそのままツボ足で登る。10:06発。早くも降りてくるパーティーあり。
縮まらない距離葉年の差か・・/稜線に消える仲間達
先ほどまで見えていた稜線付近からガスが降りてきて急に寒くなり、前方が見えなくなる。一段と急登となり、必死で追いかけるがなかなか距離が縮まらないまま奮闘すること40分あまり,前を行く集団がかすかに見えていた稜線に到達して視界から消えたのをさらに追いかける。
知人のKさんは慎太郎祭の要員/針ノ木小屋に着いた!
11:02,突然『あと10m』と言う声がして振り仰ぐと、下の方で追い越したはずの知人のKさんが立っているのにびっくり。『えっ,どこで追い越したんですか』『さぁ・・』とKさん。大沢小屋で休んでいる間に先行されたことが分かったが、慎太郎祭の要員である彼は、『咽喉』と呼ばれる中間地点に簡易トイレを設営し、これから小屋の奥にもトイレをつくるのだと言う。
針ノ木の小屋に到達した仲間達は早くも昼食中で、自分も一画に坐して弁当を食べ、持ち上がった野菜サラダを賞味してもらうべく廻す。
針ノ木小屋/蓮華岳に向けて!
40分の昼食休憩の後,蓮華岳を目指して出発(11:45)。 続く