遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

メジロ

2014-04-26 22:16:51 | あまってら農園

 メジロ/


 百花繚乱 日がな一日 メジロかな




 水仙2種


 水仙花 おのおの何を 想いしや




 チューリップ&ムスカリ


 主なき 花壇に今年も 咲いたるや




 梅&桃


 桜桃梅 まとめて一献 メジロ殿




 黄色い花~タンポポ&菜の花


 乱れ咲く 蜂なき春の 花哀し




 チャンメロ/ルッコラ


 チャンメロを 畑の邪魔と 目のかたき

 るっこらに 花を咲かせる 無精者





 メジロせわしく 草をとる手は 捗らず




 桃源に 草枕して 骨休め







 ふるさとは はるか西方 桃源里 

ドッコイ育ってた!

2014-04-23 22:02:01 | あまってら農園

 育っていたキヌサヤ・グリーンピースの苗


 ハウスが潰れて大きく出遅れた今年の農園。倒れたビニール壁の下で、キヌサヤエンドウとグリーンピースの苗が青々と育ていた。しかもしっかりした丈夫な苗で、早く手をくれッ!” と蔓をのばしている。

 


 ビニールを捲ると/壁の下に青々とした苗!


 ビニールを捲ると、側壁の下に青々とした芽苗が見える。すぐにも移植しなくては~と思ったが、ハウス再建の見通しはないので、移植せずこの場でそのまま育てることにして・・




 パイプを撤去/ひん曲がったパイプは修復不能


 先ずはハウスを解体・・。ひん曲がったパイプを取り除く。明日は支柱を立てよう!




 陽光をしっかり浴びたキヌサヤ/ニンニクもまずまず
 

 こちらは第1農園のキヌサヤエンドウ。こちらは存分に陽を浴びていかにも丈夫そう。昨秋,発芽が遅かったニンニクや定着が悪かったタマネギももそこそこに育っていた。


130円のフェリー~ドキュメントしまなみ海道~尾道渡船からの出発

2014-04-19 16:54:36 | 山のあしおと小学校

 向島似渡り、ここからしまなみ海道スタート/尾道駅着21日17:53


 尾道からすぐ目の前の向島に行くには便利で格安の渡船フェリーがある。乗船料は大人100円,子ども50円,乗用車30円,自転車・原付バイク10円。130円で車ごと渡れる
 尾道市街側乗り場は、尾道駅前と尾道市役所付近に集まっているが、向島の乗り場はそれぞれの地区にばらけており、向島のそれぞれの乗り場周辺には多数の通学・通勤客の自転車や原チャリが停められている。





 朝ドラ『鉄板』にも登場の/尾道渡船乗り場


 人々は路面電車に乗るような感覚で渡船に乗船しており、尾道渡船は地元の人達の大切で便利な交通手段になっているようだ。
 しまなみ海道を歩く旅は、その尾道渡船からスタートした。




 3月21日,大町発5:32~乗り込むのはSorとAoi/松本発6:32~Tom,Tub,Azu,Mynの4人が乗車


 3月21日(祝) 
 10年目を迎えた今年の各駅停車瀬戸の旅は、数年前から温めていたしまなみ海道歩きに挑戦,四国から海路,柳井港を経て平郡島入りすると言う大胆なコース変更を行った。
 長野からの各駅停車旅は、近年の青春18切符の人気上昇に加えて、21日~23日の3連休に重なるため、かつてなく混雑がひどく、座るには吸われたが、どの列車もほぼ満員に近かった。




 今年は中学生のTomが加わって心強い


 参加する子ども達は、小学3男1,4男1,4女2,5男1,中2男1の6名。これに今治から後発の小4男,小2女の兄妹が加わる。
 先発の6名は21日の早朝大町発5:32・松本発6:32の電車で発って9つの電車を乗り継ぎ、17:53に尾道着。駅から20分ほど歩いて尾道市内のゲストハウスにチェックイン。




 尾道の宿舎はゲストハウス~フジホステル/狭い通路を挟んで2段ベッドが並ぶ



 地獄の出納帳合わせ/合うまでは寝られないよ!


 ゲストハウスは通路の幅を隔てただけの間隔で2段ベッドが並びこう言う旅には売ってつえの格安の宿。途中のコンビニで買った弁当でもので夕食を済ませると、地獄の出納長合わせが待っている。はじめの所持金と遣ったお金を帳簿に記入し、帳簿上の残高と実際の残高が合わない限りOKを出さない。これをキチンとやっておかないと、不明金の一切が自分にかかって来ることになりかねないので、合うまでは寝られないノダ。




 厨房あり~この次はもっとうまく利用しよう!



 ゲストハウスにて/朝の街をゆく


 3月22日(土)
 6時前に起床。身支度して子ども達を6時前に起し、朝食を後廻しにして荷物を玄関脇のの台の上に置くように指示。ゲストハウスはよくよく見ると炊事施設があり、持ち込みで料理もつくれるようになっていた。
 6:45に宿の前で集合写真を撮り出発。前夜の道を逆に歩いてコンビニまで戻り、朝食と弁当を買わせて向島に渡るフェリーの発着場に移動し、そこの防波堤に腰を下ろして朝食(7:05~)。




 乗り場の周辺で朝食&探索

 
 渡船は随時行ったり来たりしているので急ぐ必要もなく、アッと言う間に食べ終わった子ども達はさっそく海岸線まで降り、あちこちを探索し始める。信州の子ども達は海が好きナノダ。




 乗船/乗用車は運転手込130円



 乗客は立ったまま/これが尾道水道


ゆっくり遊ばせてから渡船に乗る。船賃は100円(50円),車は運転手込で130円と言う安さがと気軽さがいい。この渡船は朝ドラの『鉄板』にも登場したもので、発着場は何ヶ所かあって尾道市民にとっては無くてはならない便利で大事な足になっているようだ。
 尾道水道は幅約200m。わずか4分で向島に着いた。



 尾道水道は幅200m/4分で着いた



 上陸/打ち合わせしてまもなく出発



 しまなみ海道・1日目
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-413029.html
 しまなみ海道・2日目
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-413107.html



 朝の尾道水道~海が眩しく/伴走のY女史


やっとひと息

2014-04-09 15:34:24 | たび・出会い

 多々羅大橋の落日/因島大橋を渡る


 3月21日~27日のしまなみ海道&平郡島をめぐる1週間の瀬戸の旅の後、大町に戻って広島からと帯同してきた長男とその息子を案内して黒沢尾根を歩き、29日にその2人と一緒に広島へ。
 翌30日から4月2日まで平郡島を再訪してかねてから頼まれていた漁船の舳にもやい綱を結びつける閂(カンヌキ)を取りつける作業。
 終って2日~4日,大町に帰る途中紀伊半島を廻り、昨年,熊野市から串本まで歩いた海道歩きの続きで、串本から潮岬をぐるりと廻る海岸線歩き。



 海岸が好き/お疲れもよう


 4日深夜大町に戻って5日に来訪者を八方尾根に案内し、翌6日には大町労山の会山行で角田山へ・・,と、2週間あまり息つく間もなく走り続けてやっと一区切りついた。
 記録の整理等、のんびりしたいところだが潰れたハウスの片づけが待っており、休んではいられない。

 18切符が1回分残っているので、それも有効に使わなくてはッ!
 


 来島海峡を前に8人が勢ぞろい/最後の橋は4km



 潮岬灯台/大島・樫野岬ノ海と波


 利用した18切符は
 信濃大町~尾道  広島~信濃大町  信濃大町~柳井港  柳井港~紀伊田辺  串本~大町
 5回分 小計11500円 



 〇〇エンゴサク/タツナミソウ



 速玉神社のヤマザクラ/〇〇グミ



 これ以外の交通費は
 鉄道・バス
 JRの波止浜~三津間830円  JR柳井港~錦川清流線新岩国間870円  新幹線新岩国~広島間1570円  JR紀伊田辺~串本間1140円  岩国~新岩国間バス460円 
 小計4870円

 船舶  
 三津浜~柳井港間フェリー3000円  柳井港~平郡島間フェリー往復3000円×2  尾道~向島間渡船100円
 小計9100円
 
 総計25470円  ※マイカー移動,ゴンドラ・リフトを除く



 






角田山~新潟・花の名山

2014-04-07 13:17:24 | 山行

 ミスミソウ/角田山にて



 カタクリ/ストレッチ


 2014年4月6日(日) 大町労山の4月会山行は昨年と同じ角田山。参加者11名は3台の車に分乗して糸魚川廻りで角田岬登山口へ。前年は灯台コース-浦浜コースだったので、今回は桜尾根-灯台コースとする。
 角田山には公式に7つのコースがあるが、実際には8つのコースがあって、その8番目が知る人ぞ知る桜尾根コースなのだが、コース全体が私有地で、地主さんがかなり厳しい管理をしながら一般登山者にコースを開放して下さっているので、登山道一帯が極めて良好な環境に保たれていると言える。桜尾根コースは、花の角田山の中でも特に花の豊富なコースなのである。



 ミスミソウ色々



 カタクリ乳群落/アズマイチゲ


 9:40発。国道を横切って桜尾根コース登山口へ。ミスミソウやカタクリで知られた角田山は、3月末から4月頭の土日が人気のピークで、大勢の登山客で賑わっており、前を行く大きな集団との間を詰めないようにゆっくり登る。
 角田岬に着くまでの道中,何度も激しい雨に見舞われ、重苦しい雲の下,一時は雨具での登山を覚悟したが、登り始めの頃は晴れ間も見え、30分も歩くと熱くなって着込んだものを脱ぎ身軽になる。

 はじめは急登であるが、5分ほど歩くと早くもミスミソウが現れる。思い思いに好きなだけ花を堪能して欲しいので、後から来るパーティーにはどんどん道を譲ってゆっくり登ってもらうことにする。
 若い人から高齢者まで11人もの集団をまとめてゆっくり登ってもらうそのペースをつくるのはミスターK。仲間内から『ヒマラヤンペース』と呼ばれるそのペースは、厳冬期のラッセルの時の方が早いくらいであるが、この人が引っ張ると後続者は全然疲れを感じることなく、花や樹や鳥を楽しみながら登れ、『遅い!』と言う声が出ることがないから不思議である。








 〇〇エンゴサク/佐渡の山もs白く‥

 
 3月29日に登った新潟の登山仲間のmalmalさんによると、ミスミソウは先週が最盛期でカタクリは若干早すぎたので今週が見頃だろうのこと。その情報通り、ミスミソウはやや盛りを過ぎていたが、代わりにカタクリの大群落がドンピシャのタイミングで、昨年見た雪の中で寒そうに縮こまっていたのとはまったく違うその群の大きさに驚かされる。またその大群落が山頂のすぐ下まで続いているのも予想を覆すものだった。登っても登ってもカタクリ,どこまでもカタクリなのである。
 ミスターKのヒマラヤンペースは後続の大小のパーティーをやり過ごし、絶妙のタイミングで休憩を入れながら存分に花の名山を楽しませてくれた。




 4コース分岐点/ショウジョウバカマのアルビノ



 山頂の一画で昼食/ワカサギのから揚げ


 11:30に灯台,浦浜,五ヶ峠の3コースを合わせて木道を歩くこと4分で標高481.7mの山頂標識着。その頃から冷たい風が吹き始める。
 山頂は広々としており、大勢のハイカーで賑わっていてもなおゆったり座われる場所が随所にあり、銅像のある一画に陣取って思い思いに昼食を摂る。その間に気温が下がり、北からの風が強くなって来たので、集合写真もそこそこに12:25下山開始。




 灯台コース分岐/こちらにもカタクリ



 切られたヤマナシがあった処/ヤブツバキが現れる


 4コースの分岐点を左に進んで更に灯台コースを右折すると後は1本道となる。ここから夕方の会議に出席するため先を急ぐjun1さんを追いかけて本体から離れ先行する。灯台コースにもカタクリの群落があり、それはかつてヤマナシの大木があった見晴らしのいいポイントの辺りまで続いていた。




 150mのピーク/鞍部から振り返る



 ヤブツバキ/沖には佐渡


 その間に大集団を1つ追い越し、目の前の150mのピークに下る途中で更に大きな集団に道を譲ってもらって前に出ると、前方にいる筈のjun1さんが何故か後ろにいた。大集団に阻まれて前に出られなかったらしい。
 何者かによって切られてしまったと言うそのヤマナシの大木のあった辺りからは代わってヤブツバキが現れ、それは灯台のすぐ上の最後のピーク付近まで続く。




 眼下の白波/角田岬灯台



 海岸線波模様/


 鞍部まで下って150mの小ピークに登り返すと、そこから灯台のある丘までは擬木の階段の連続となり、左右の眼下の岩場に押し寄せては砕ける波頭を見下ろし、或いは北東に延びる海岸線の波模様を眺めながら下って13:25灯台着。遥か沖合の佐渡の写真を撮って13:29波打ち際に降る。




 



 アブラチャン/マンサク


 運転を代わって13:40発。途中,米山SAで休憩し糸魚川廻りで大町へ。小谷まで帰ると一面の雪景色で自宅周辺にも薄く積もっていた。17:11帰宅。


 3月21日以来,しまなみ海道~平郡島の旅,黒沢尾根,平郡島再訪,船大工仕事(閂の取りつけ),紀伊半島・潮岬海岸線歩き,八方尾根偵察,角田山~と、2週間あまり息つく間もなく走り続けてやっと一区切りついたが、潰れたハウスの片づけが待っており、休んではいられない。